
日本大学の理事長に林真理子氏が就任しました。日大は不適合とみなされている今、今後どのように信頼回復をさせるのかが注目されます。
2022年7月1日(金)日本大学(以下、日大)の理事長として林真理子氏が就任され記者会見が行われました。
冒頭、学生・生徒・保護者への謝罪から始まりました。
林真理子理事長の会見では、今までの日大の悪いイメージを払拭させるため、透明化・活性化に注力し、理事会においては、議事内容の公開や重要事項が決定した際は文科省への報告をしっかりするとのことです。
また、従来、日大の理事会は男性のみとのことでしたが、林真理子氏が出席した理事会においては、新任理事22名中、女性が9名と多かったとのことです。
親田中派がいなくなった日大の今後の動きに注目ですね。なお、学費の値上げは無いとのこです。
とりあえず、学費があがらないことはホットしますね。
林真理子理事長の日大の方針
林真理子理事長体制の日大の方針は以下の3点になります。
調査委員会の設置
今までの不祥事について、第三者員会とは別に、セカンドオピニオンの観点で、改めて、調査委員会を設け、併せて、弁護士・公認会計士をチームを組んで設置するとのことです。
田中英寿前理事長が大学の公用車を使って自宅に薬を届けさせたこともあった件も含めて、改めて調査するとのこと。
新しい日本大学キャンペーン:新しい日大N・N
学生をファーストに学校運営するため、教職員、卒業生、有識者の方と委員会を設置する。
その名前は「新しい日大N・N」これはコピーライターとして、林真理子理事長が考えたネーミングです。
N・NはNew・Nichidaiの略語です。まだ正式ではないとのこと。
どういう日大にしたいか、受験生・在校生・卒業生にとっても社会に受け入れられるようにしたいとのこと。
チームを作ってみんなでやる。まずは、核となる学生を中心に運営を行い、そこから他の学生も呼び込ませたいとのことです。
ALL日大によるサポートの要請
林真理子理事長から、ズバリ、知恵とお金を要請されました。
日大の校歌にもある「日に日に新たに 文化の華~」にもあるとおり、文化に注力するとのことです。
その一つとして、駿河台にある音楽ホール「Casals Hall」が2010年を最後に利用されていないので、そのホールの復活のため、お金を要請しました。
林真理子理事長も「Casals Hall」を視察し、利用はできるが、パイプオルガンなど音響設備がダメな状態のため、資金が必要とのこと。そのため、オール日大でサポート要請、および、寄付金を募りたいとのこと、卒業生によって「Casals Hall」よみがえらせたいとのこと。
会見を聞いて思ったこと
男性ばかりだった理事会に女性が入ったことは良いことではと思います。
また、女性管理職を増やす意向の旨、話されていましたが、「女性理事目標XX名」など変な目標を挙げていなかった点も良かったと思います。
でも、いままでの日大の不祥事のため、教育投資がしづらい環境であるが、いままで日大が貯めていた資金でなんとか研究費などは削減させないとのこと。やはり教育とお金はきっても切れないものですね。
これは、個人的な意見なのですが、林真理子理事長になることにより、日大は変わると思います。
なぜなら、日大の卒業生の人数は日本一だからです。
卒業生の知恵と資金を集めて、林真理子理事長のアイデアを行えば日大は変わると思います。
その具体例が駿河台にある、長年放置されていた「Casals Hall」の復活が挙げらます。
まとめ
日大の理事長に就任された林真理子氏のインタビューをそのまま記事にしました。
林真理子理事長の会見の中で、学生の方には嫌な思いをさせたことを謝罪したとともに、学生の意見を取り入れて、日大に入ってよかったという気持ちにさせたいとのことです。
日大が再生することを心から願っております。
なお、一部間違いがございましたら、大変申し訳ございません。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。