NHKの2023年後期連続テレビ小説:朝ドラ「ブギウギ」で出演する梅丸少女歌劇団(USK)の音楽部長で歌劇団の現場責任者でもある林嶽男のモデル「松本四郎」について紹介します。
NHKの2023年後期連続テレビ小説:朝ドラ「ブギウギ」で出演する梅丸少女歌劇団(USK)の音楽部長で歌劇団の現場責任者でもある林嶽男部長のモデル「松本四郎」について紹介します。
史実として、1927年(昭和2年)福来スズ子(花田鈴子)のモデルになった笠置シズ子(亀井静子)は、小学校卒業を期に宝塚歌劇団を受験しますが、身体検査で身長が足りず不合格となります。
失望して大阪に帰る途中おばはんから「道頓堀で宝塚みたいなのやってまっせ」という情報を得て、道頓堀の松竹歌劇部の事務所に駆け込み、入部の思いを伝えます。その場にいたのが、松竹歌劇部の音楽部長である松本四郎でした。
朝ドラ:ブギウギでは、福来スズ子の芸名をもらう前の花田鈴子が、花咲少女歌劇団に不合格になった後、梅丸少女歌劇団(USK)への入団を許可した音楽部長、林嶽男(林部長)として登場します。
今回は、松本四郎と笠置シズ子の史実について詳しく紹介します。
主題歌ハッピー☆ブギは↓↓
松竹歌劇部音楽部長の松本四郎先生に気に入られた笠置シズ子
笠置シズ子(亀井静子)は、幼少期から風呂屋の脱衣所を舞台に、歌を踊りをしたことが近所の評判になり、1927年(昭和2年)、宝塚少女歌劇団に受験をします。
しかし、最終の身体検査で身長が規定に満たず不合格になり、落胆した静子は阪急電車で大阪に戻り、家路につく途中、近所のおばはんから、「道頓堀で宝塚みたいなのやってまっせ」と教えてくれます。
静子はすぐ、道頓堀の松竹歌劇部の事務所に駆け込んで、
「わては宝塚でハネられたのが残念だんね。こうなったら意地でも道頓堀で一人前になってなんぼ身長が低くとうても、芸に変わりはないところを見せてやろうと思いまんね。どんなことも辛抱しますさかい、先生どうかお願いします」と訴えます。
この声を聞いていたのが音楽部長の松本四郎で「ようしゃべるおなごやな。そないにしゃべれるのやったら、身体もそうわるいことないやろ。よっしゃ、明日から来てみなはれと」言います。
シズ子が「ほんまでっか?」と聞くと、「しゃないがな。そないいうてやらんと、あんた、いつまでもいんやろがな」と松本四郎は答えました。
そのやりとりがあり、笠置シズ子(亀井静子)が松竹での芸の道をスタートすることができました。
笠置シズ子のブギウギ伝説は↓↓
松本四郎のモデルになった林嶽男(林部長)を演じる「橋本じゅん」
花田鈴子が所属する道頓堀にある梅丸少女歌劇団(USK)の音楽部長であり、現場責任者。
スズ子が梅丸少女歌劇団に入団する機会を与えた人物。マムシの生き血を飲むのが好き。
一見強面であるが、本当は、優しく面倒見がよい団員たちの父である。
鈴子の梅丸少女歌劇団の第一回単独公演が決まったことを告げにやってきます。
朝ドラ「ブギウギ」林嶽男と花田鈴子の出会い
花咲少女歌劇団に不合格になった鈴子、梅吉が梅丸少女歌劇団USKの試験があることを知り鈴子が受験しに行ったあと、なんと!梅吉がチラシの日付を読み間違えていたのだ。
梅丸少女歌劇団養成所についた鈴子が「終わったって何ですの!?ワテ花咲落とされたんが、悔しゅうてしゃあないんです!子供が必死になってお願いしているんです!歌と踊りだけでもみてください」と梅丸の事務員に食い下がるとそこにツヤがやってきて、一緒に頭を下げる。
そこの梅丸の林部長がやってきて「ようしゃべる親子やな、しゃーないからうたわせてみぃや」という。
鈴子とツヤはお礼をいって、ツヤは父ちゃんは母ちゃんのことは何も考えずに自分のために歌うんや、一番好きな歌を自分が思うように思いっきりうたってみと言われた鈴子、掌に人を書いて飲みこんだ後、「恋はやさし野辺の花よ」を歌い始める。
いつのまにか、鈴子は踊りながら歌っていた。
林部長は鈴子をじっとみて「入れたれや。どうせすぐ何人かやめるやろ。上にはわしが言うというとくわ」という。
鈴子やはれて、梅丸少女歌劇団(USK)に合格した。
朝ドラ「ブギウギ」花田鈴子役:趣里
大阪の銭湯の看板娘として花田鈴子は育ちます。
幼い頃から歌ったり踊ったりするのが好きが講じて、道頓堀にある梅丸少女歌劇団(USK)に入団します。
歌の才能が出てきた花田鈴子は歌手という道を進んでいき、のちに戦後のスターとなります。
花田鈴子のモデルは笠置シヅ子です。
笠置シヅ子については
>>>花田鈴子のモデル笠置シヅ子の父母や夫や子供と経歴は?
をご覧ください。
朝ドラ「ブギウギ」物語は?
大正時代の末期、大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘、花田鈴子は、歌って踊ることが大好きな明るく純真な女の子です。小学校を卒業した際、鈴子は、「歌と踊りで人々を笑顔にしたい」という思いを抱き、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団しました。一生懸命に稽古に励んだ鈴子は、急速に成長し、抜群の歌唱力で才能を開花させていきます。
昭和13年、鈴子は上京します。そこで、人気のある作曲家と出会い、鈴子の運命が大きく変わります。鈴子は作曲家の指導を受けることによって、「スウィングの女王」として知られる人気歌手になっていきます。
しかし、戦争が勃発すると、鈴子の状況は一変します。鈴子の歌っていた曲が「敵性音楽」と見なされ、彼女の舞台での歌や踊りは厳しく制限されてしまいます。さらに、鈴子の弟は徴兵され、ちょうどその頃、鈴子の母も病気で亡くなってしまいます。
悲劇が重なり、悩む鈴子の前に、とある青年が登場します。ふたりは恋に落ちて、やがて結婚を誓い合います。しかし、青年の家族は強く反対し、結婚は中々、実現しませんでした。そののち戦争が終わり、鈴子は青年の子を授かります。しかし、青年は病に倒れてしまいます。会うことができず、結婚も果たせぬまま、別れることとなりました。数日後、鈴子はひとりで娘を出産します。
鈴子は娘を育てながら一人で舞台で歌い続けます。そんな中、生まれたのが「東京ブギウギ」という曲です。明るく飾らずに、全身で歌うことが鈴子の真骨頂でした。戦後の傷ついた日本に、彼女の歌声が響き渡ります。鈴子の歌声に合わせて笑顔で歌い踊る人々が全国に広がっていきました。鈴子は「ブギの女王」と称され、日本の大スター歌手への階段を駆け上がっていきます。
朝ドラ「ブギウギ」の吹き出しあらすじネタバレ紹介
当サイトでは、朝ドラ「ブギウギ」の吹き出しであらすじをネタバレ紹介しています。
【ブギウギ今後のあらすじを吹き出しで紹介!ネタバレ一覧!】
をご覧ください。
林嶽男モデル松本四郎どんな人?花田鈴子を採用した音楽部長まとめ
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