就職・転職試験や昇進や昇格試験に導入されるようになった日経テスト。私も2022年10月23日に日経テストを受験しました。その体験談を書きます。
日経テスト(日経経済知力テスト)を受けることになりましたが、業務で忙しかったため充分な勉強時間の確保ができませんでした。
業務のある日は可能な限り1時間、休みの日は3~4時間ほど勉強しました。
正確には、勉強というより机には向かわずゴロ寝しながら問題集や用語集を見て勉強しました。
結果、667点獲得をすることができました。
この記事はその体験談についてまとめました。
・日経テストでビジネスリーダーとしての資質を有する600点台を目指している方
・日経テストのために勉強に中々時間を割くことができない方
・試験を受けるまで3ヶ月猶予のある方
上記の通り、2週間など短期間で達成する方法は本記事には記載せず、あくまで、隙間時間を用いた正攻法による勉強方法について記載します。
・全国一斉試験、企業・団体試験、テストセンター試験の3方式で受験可能
・試験時間:80分
・問題数:100問
・回答形式:選択肢回答(記述なし)
・問題構成
●基礎知識[Basic]
●実践知識[Knowledge]
●視野の広さ[Sensitive]
●知識を知恵にする力[Induction]
●知恵を活用する力[Deduction]
・出題ジャンル
●経営環境[Environment]
●企業戦略[Corporate Strategy]
●会計・財務[Finance]
●法務・人事[Law]
●マーケティング・販売[Marketing]
●生産・テクノロジー[Technology]
体験談:公式テキスト&問題集だけでは太刀打ちできず過去問もない!facebookは復習アプリとして一問一答代わりに使用しよう
公式テキスト&問題集を完璧にマスターしたたけでは、600点台を獲得することはできないです。
■公式テキスト&問題集
■日経キーワード(2024-2025年)
実際に試験を受けて、公式テキスト&問題集と同じ問題は少ししか出題されませんでした。
当初、公式テキスト&問題集が過去問代わりになるかなと思ったのですが、誤算でした。
過去問はないと思った方が良いと思います。
日経キーワードで補完したことが功を奏したと思います。
テストの設問・選択肢・ご自身の解答内容など、テストに関わるすべての情報を、
第三者に開示する行為(開示したと疑われるような行為を含む)を禁止します。これに違反した場合は、失格するだけでなく、損害賠償の対象になることがあります。
例:「●●の問題は難しかった」など出題内容を類推させうる書き込みは禁止します。
との禁止事項があるので、出題内容を類推させるようなことは書けませんのでこれぐらいまでしかお伝えすることができません・・・
なので、残りの殆どの問題は、
- 公式テキスト&問題集の説明文
- 日経キーワード
- テレビのニュース番組
でインプットした情報をすべてフル活用しました。
なお、日経新聞は全く読みませんでした。
ちなみに、日経TESTfacebookページ は、公式テキスト&問題集の問題をそのまま出しているだけなので、せいぜい移動中に一問一答のように復習で使用しました。
※この日経新聞を読む/読まないが700点の壁だったのではないかなと思います。
日経テスト600点以上を獲得できた勉強方法とは?
600点以上を獲得できた勉強方法について、受験まで3ヶ月あり、平日に1時間、休日に3~4時間の時間を確保することが前提条件です。
大雑把に
- 1か月目:日経TEST 公式テキスト&問題集でひたすらインプット
- 2か月目:平日:日経キーワード、休日:日経TEST 公式テキスト&問題 + 日経キーワード
- 3か月目:平日:日経キーワード、休日:日経TEST 公式テキスト&問題 + 日経キーワード
隙間で日経BIZ-Qを解く
このような感じで勉強しました。
あとオマケ程度で、平日の朝はNHKニュースおはよう日本の「おはBiz」のコーナーをみました。
また、中国の動向にはチェックした方が良いですね。
・中国(福建)-日本経済貿易協力交流会の開催:7月31日に東京都港区で開催され、中国福建省からの代表団と日本の企業代表者が参加し、経済交流の構築と拡大を図りました。
・中国の若年失業率の高止まりと消費停滞:江蘇省揚州市の電子部品工場でのレイオフに反対するデモや、陝西省漢中市の鉄工所での給料遅配に抗議するストライキが報じられました。
※2024年8月2日記載
公式テキスト&問題集を読んでいただければわかると思いますが、アメリカと中国に関する情報が多く占めます。
資源に関するロシア、そしてちょこちょこっと、ルワンダ、フィリピン、インドネシア、ベトナムなどの情報を抑えましょう
受験日までに目指した達成レベルは?
受験日までにどのレベルまで身に着けたかというと
- 日経TEST 公式テキスト&問題集にある100問は全て回答でき、かつ、説明もできる状態
- 日経キーワードは、用語をみたら概要が想像できるレベル(全体の8割程度、「基礎用語ミニ辞典」から先は全て捨てました。読んでいません。)
- 日経BIZ-Qは全問正解できるようにする(数がすくないです)
数値的には、日経TEST 公式テキスト&問題集は5周位、日経キーワードは3周位読みました。
この状態で試験当日を迎えました。
試験当日は知らない問題ばかりでビビりました
さて、試験当日、一問目から・・・知らない問題が・・・焦りました。
でも試験は選択式なので1/4の確率で正解すると思って、自分を落ち着かせて、
日経TEST 公式テキスト&問題集や日経キーワードにでてこなかった問題は
①消去法で明らかに違う選択肢を外して、選択肢を減らし、理由付けがあるものを回答
②①で理由付けできないものはカンで選ぶ
で解きました。
試験終了!スコアからわかったこと
受験終了後、すぐに結果がでてきました。
評価軸では、「基礎知識」と「知恵を活用する力」が弱いかなと
まぁ勉強時間が確保できない状況下であったからやむを得ないでしょうね。
(勉強しないでブログ書いてただろという突っ込みは無しで・・・)
そして出題ジャンルの観点では、「会計・財務」と「法務・人事」がダメダメ
自信があったのにな・・・それと、本業で全く関係のない「マーケティング・販売」のパーセンタイルランクが97とは・・・
販売なんかやりたくないのですが・・・でも、ブログで記事を書く際に調べ事とかするからそれが役にたったんでしょうね。
受験するなら5月がオススメだけど、試験日と書籍に合わせてた試験が選べるテストセンターがおすすめで教材も安いです!
私は10月に日経TESTを受験したのですが、これから受験を考えており、時間が許されるなら、
5月に受験することをオススメします。
理由は3月に日経TEST 公式テキスト&問題集が発売されるからです。
時間が経てば経つほど世界の情勢は変わっていきます。
例えば、日経TEST 公式テキスト&問題集(2022-2023)には、1ドル115円程度で書かれていますが、ぼぶたろうが受験した際は、1ドル150円と円が売られ、超円安になっていました。そして2023年になってからは130円を割る円高と・・・時期によって乱高下しますね・・・4月時点では130円台です。
そして、米金利上昇による米ドル高が原因で、7月140円台半ばへ円安に逆戻り・・
2024年7月になって、1ドル160円越えの円安になりましたね・・
そして1か月後・・1ドル148円台に・・8/2はブラックマンデー?
このような感じでテキスト販売から時間が経つと世界の情勢がドンドン変わっていくので、その分知識の穴埋めをしなければならないです。
なので、日経テストを受けるなら3月の最新版販売直後にすぐ勉強して、5月に受験するのがオススメです。
5月まで待ってられないよ!という方に朗報です!
2022年12月19日からテストセンター試験で、テストの問題の種類を選べるようになりました。
- 2023年6月の問題
- 2023年9月の問題
- 2023年10月の全国一斉の問題
日経TEST 公式テキスト&問題集と2023年の日経キーワードであれば、2023年6月の問題がオススメですね。(2023-2024年の公式テキスト、日経キーワードともにちょっと安いです。)
■公式テキスト&問題集(2023-2024年)
■日経キーワード(2023-2024年)
日経テスト問題集のみは不十分!隙間で600点以上とる勉強方法は?まとめ
2022年10月23日に私が受けた日経テストについて、勉強方法を中心に600点以上とれた体験談を書きました。
これから日経テストを受験する方のお役に立てれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。