子供が中々交通ルールを守ってくれなくて何か良い方法はないのかしら?
練馬区立大泉交通公園に行ってみてはいかがでしょうか。園内に信号機があったりと遊びの中で交通ルールを学べます。それに飽きたら、ブランコや滑り台など一般の遊具もあります。
道路の幅が狭い練馬区、何とかお子様にはこの公園を利用することで、交通ルールを身に着けてほしいですよね。
私が育った埼玉県にも交通公園はあるといえばあるのですが、今まで居住した埼玉の街には存在しませんでした。
なので、交通ルールも公道で実践あるのみ状態でした。
その実践だったためか、恥ずかしながら私が小学生の頃とびだしをしてしまい、車にひかれました。
車自体そんなにスピードを出しておらず、車に跳ね飛ばされた私も無傷でした。
そういった事故に遭わないよう、交通公園というすばらし公園がある大泉学園で交通ルールを身に着けてほしく記事にいたしました。
大泉交通公園は、民間企業が運営しておりますが入園無料です。AEDもあります。
・練馬区もしくは西東京市近辺在住でお子様がいらっしゃる親の方
・子供に交通ルールを学ばせたい方
・子供に自転車に乗るための練習をさせたい方
・子供に水遊びをさせたい方(※夏季限定)
大泉交通公園のエントランスでは、パンジーの花が来場者を出迎えてくれました。
交通ルールだけでなく、「花」も鑑賞できる公園ですね。
入口に入ったら公園のキャラクター「チャーリー」が出迎えてくれます
大泉学園にある練馬区立大泉交通公園とは
公園の概要
大泉交通公園は一般の公園とはちょっと異なり、遊びを通じて交通ルールを学べる公園です。
園内には、信号機や横断歩道が設置された道路を模したコースがあり、そのコースを自転車やゴーカートで遊ぶことができます。
なお、私有の自転車を持ち込んで遊ぶことはできません。ストライダー、スケートボード、キックバイク、ジェイボードも同様です。
交通公園ということもあり、園内に信号と横断歩道があるのですが、子供に気を取られて信号無視をすると公園の職員の方から注意を受けます。園内では交通ルールが徹底されています。
また、一般の公園と同様にブランコ、スプリング遊具、滑り台、砂場、コンクリート製の蒸気機関車の遊具もあります。
遊具だけでなく、花などの整備もされています。子連れでない大人でもベンチで花を見ながら読書することもできます。
但し、犬や猫を連れて入園することはできません。また、ボール遊びもできません。
なお、開園時間が限られているので、その時間外は園内に入ることができません。
公園自体の運営も委託された業者で行っています。自転車だけでなく、砂場や植え込みの花の整備まで実施しています。
観光地にあるような顔出しパネルもあるよ
入口付近には、観光地にあるような顔出しパネルもあります。
「ぼくと写真をとってケロ」
手作り感があって良いですね。
遊ぶ前には手続きを
一般の公園と違い、手続きが必要です。といっても手指消毒の上、「のりもの申し込み券」を箱の当てはまるスペース(年代、性別、自転車・ゴーカートの利用有無毎に分かれています)にいれるだけで、数秒で終わります。
手続きをしなくてもバレないかも(汗、オイオイ)、入園者数把握のためにも公園の運営会社に協力しましょう。
ちなみに、以前は学年と名前と何の乗り物に乗るのかを書く必要がありました。新しい生活様式になってからそれを書く必要がなくなり、簡素化されました。
一刻も早く、遊びたくてたまらない、お子様には都合が良くなりました。
新しい生活様式に合わせています
ヘルメット、自転車、ゴーカード、遊具など色々な物を共有する都合上、園内の要所に、消毒液が用意されています。
上の写真の通り、手指消毒だけでなく、ヘルメット全体に吹きかける消毒液も用意されています。
みんなで共有する借用物ですから、消毒液は本当に助かります。
乗り物
自転車
公園では以下の3種類の自転車を借りて遊ぶことができます。利用対象は中学生以下です。
- 補助輪付き自転車
- 補助輪なし・ペダルなし自転車(ストライダー形式自転車)
- 補助輪なし自転車
自転車のサイズは、大まかに16インチから24インチになります。
お子様は上記の1→2→3の順で、最終的に、補助輪なし自転車に乗るための練習ができます。
なお、補助輪なし・ペダルなし自転車は、子供用自転車にペダルだけ外した自転車です。
なので、歯車についている支柱はついたままなので、最初に利用する際は、それに足がぶつからないようにする必要があります。
補助輪付き自転車から、補助輪なし自転車にグレードアップするには難しいのでその中間的な役割をする自転車です。
自転車が利用できる時間は、午後4時30分までです。
この公園のお陰で、子供用の自転車は購入していません。体が大きくなるにつれて、自転車の大きさも変える必要がありますし余計な出費をせず、非常に助かっています。
自転車が走るコースには走路延長594メートルとなっております。
自動車専用道路でなく、信号機や横断歩道が設置された自転車専用道路となっています。
横断歩道用のボタンもあり、実際に機能します。公園とはいえ、細部まで実現しています。
実際の交通ルールを模して作ったコースなので、ルールを守らないと職員さんに注意されます。
なので、信号機の表示に従いながら自転車で遊びます。赤信号なら必ず止まりましょう。
また、一方通行の部分もありますので交通標識や道路にペイントされた矢印にしたがって自転車を進めます。
もちろん、交通ルールを守るのはお子様だけでなく、大人も同様です。
信号機を見落とし、何気なく横断歩道を渡ると職員さんに注意を受けます。ぼぶたろうも何度か注意を受けました。
公園だからって油断は禁物、大人は、子供のお手本になるための行動をしましょう。
ゴーカート
足をのせたペダルを前後することで、駆動するタイプの足こぎ式ゴーカートです。
ゴーカートが走るコースには走路延長199メートルとなっております。
利用対象は小学生以下です。利用できる時間は、午後4時30分までです。
足こぎでゴーカートがバックで進んでしまったりするので、最初にお子様をのせる際は、乗り慣れるまで、一緒についてあげることをお勧めします。
さらに、ゴーカートのコースにはS字カーブがあるので、ハンドル操作のコツも必要です。ちなみに、ぼぶたろうが車の免許を取る際、S字カーブの曲がり方を思い出しながら教えました。
ゴーカートが利用できるのは小学生までです。混雑時にはコースを2周したら交代します。
そういえば、ぼぶたろうが幼少期の頃、4輪の足こぎ式ゴーカートが自宅にありました。
高度経済成長期だったため、自宅にあったのでしょうね。当時、近所に交通公園どころか、一般の公園もなかったので、自宅前の生活道路で4輪の足こぎ式ゴーカートに乗ってよく遊んでいました。
それから時が流れ、親になった自分・・・・ゴーカート買ってあげらなかった・・・すまん・・・
その他遊具
ブランコ、スプリング遊具、滑り台、砂場、コンクリート製の蒸気機関車があります。
砂場の道具は公園側で用意したものがありますので手ぶらで行っても大丈夫です。(利用後は手洗いと手指消毒をお忘れなく。)
なお、ブランコで遊ぶ際は、他の小さなお子様が突然侵入してくる場合もあります。
ぼぶたろう自身もブランコでヒヤリハットを5回ぐらい経験しました。
幼児が遊べる公園だけに本当にブランコで遊ばせる際は、他の小さなお子様がこないか必ず注視しています。
遊具にも飽きたら・・
自転車、ゴーカート、遊具、・・・これにもあきたら、他の楽しみ方があります。それは、カエル探しです。
公園内の交通標識に隠れカエルが6匹います。
全部見つけたらカードがもらえます。(自己申告制、ズルはだめよ)。
どのようなカードなのかはヒ・ミ・ツです。実際にやってみて確かめてくださいね。
区立公園で早い時期に水遊びができる
ジャブジャブ池
夏季限定にはなりますが、水遊びができます。それも、練馬区立の公園としては、早い時期にオープンします。
2023年度は、令和5年7月8日(土)~8月31日(水)を予定しています。
ジャブジャブ池は形状が、8の字になった、凹凸の形状となっておりおのおの中央から水が噴き出しています。
凸部分のてっぺんからも水が湧き出ています。
なお、利用にあたっては注意点があります。
- お子様から目を離さない(お母さま同士で話で夢中になって・・ということが無いように)
- はき物は脱いで遊ぶ
- 紙オムツで遊ばない
なお、水遊び用のパンツも公園で販売しています。
小川(流れ)
こちらも夏季限定ですが、公園の中央部には小川(流れ)があります。
人工的に上流から水を流しているだけなので、魚といった生物はいません。
あくまで、水遊び場として利用する場となります。
小川の下流付近はロープがありますので、ロープから外に出ないよう「お子様から目を離さないように」注意ねがいます。
特に足を滑らせて転んだ先が尖った岩や石だったら最悪ですからね・・・
秋のシーズンは紅葉が魅力です
交通公園のスクランブル交差点から奥のトイレ付近にかけて「いちょう」が植えられています。
いちょうの紅葉をベースに映える写真を撮ることができます。
また、公園の丘にある木々も既に落葉してしまった木や真っ赤な葉をつけた木やこれから紅葉する木など葉っぱの様々な色の木を観賞することができます。
住宅街にあるちょっとした自然ですね。ちなみに撮影したのは2022年11月28日です。
メリット・デメリット
メリット
冷水器
冷たい水がいつでも飲めます。小さなお子様にも配慮して踏み台も用意されています。
水筒を持っていかなくて済みます。またその隣には、飲料の自動販売機もあります。
お子さまにとって、遊んだ後のひと休みに冷たい水は最高ですね。
オムツ台が備わったトイレ
公園には一か所トイレがあります。レンガ造り風の洒落た感じの建物です。
赤ちゃん連れを想定してか、トイレにはオムツ台が用意されています。
車椅子対応にもなっています。
但し、園内に一か所しかなく、かつ、狭いため混雑時は行列ができる可能性があります。
ベンチと芝生広場
公園内には、木々に囲まれた中にベンチがあり、読書やスマホを見ることができます。
土休日は来場者が多いのでゆっくりできませんが、平日に行くと人混みがなく閑散していて落ち着きます。
子供に注視しなくてよいときはベンチに座って読書など、自分時間を作っています。
また、芝生広場でレジャーシートを敷いて休憩することもできます。
私が上の写真と撮った際は、時計近くの埋め込みに花が咲いていました。
あずまや
もし、突然の大雨になっても雨宿りできる「あずまや」があります。
ちょっとした休憩タイムのおやつの際に利用できますね。
但し、あずまや自体は狭いので大人数は収容できません。混雑時にはご注意を。
AEDがある
管理事務所のサービスセンターにはAEDがあります。
AEDが活躍する場面が発生しないことを願いますが、万一の事態に備わった装置があります。
公園の運営会社があるからこそ用意できるのですね。安心して公園を利用できます。
デメリット
ノーマスクのお子様がいる
残念ながら小さなお子様でしょうか。マスクをするのが嫌な様で、マスクをさせないで遊んでいる子供が時々散見されます。
公園側もマスク着用の注意喚起をしています。
砂場やコンクリート製の蒸気機関車といった遊具で遊ばせる際、どうしても他のお子様と密な状態になりがちです。
ノーマスクのお子様が近くにいた際、自分の子供がそのようなお子様から離れてほしいため、「あっちで遊ぼうか?」と声掛けして密を回避しています。
これが新しい生活様式のやり方の一つなんでしょうね。
土日祝は混雑する
土日祝日は本当にこの公園混雑します。新しい生活様式になる前は、土日祝日でも利用していました。
新しい生活様式に変わってからは、平日しか利用していないため、土日祝日の混雑状況が不明です。
恐らく、混んでいると思いますので、密回避のため、土日祝日の利用は避けた方が無難です。
大泉学園に住んでいる地の利があるからこそ、平日しかこの公園を利用していません。
蚊が発生する
これは公園のデメリットでなく、ぼぶたろうの都合によるデメリットになります。
この公園、木々が茂っている、かつ、夏季には、園内に小川も流れており、夏季以外でもその水流の一部で水たまりになることから「蚊」が発生します。
なので、ぼぶたろう自身、土日祝日だけでなく、蚊が発生する時期も避けています。
夏季には、じゃぶじゃぶ池で遊べますが、私も子供もO型なので、絶対にその時期には行きません。(ロケハンで行っただけです。)
ちなみに、O型は蚊が好む血液型です。
逆を言うと、蚊に刺されても気にならない方は夏場は上に記載した通り、じゃぶじゃぶ池や小川も楽しめます。
桜の木がない
大泉交通公園には色々な木々があるのですが、なぜか、桜の木がありません。
木々があるに、桜のシーズンに桜がないのはちょっと寂しいですね。
一応、桜の代わりにサクラソウがあります。
練馬区立大泉交通公園の運営情報
所在地:練馬区南大泉6-16-1
開園時間:午前9時から午後5時まで
入園料:無料
休園日:12月29日から1月3日まで
乗り物使用料:無料
乗り物使用時間:午前9時30分から午後4時30分まで※注
アクセス:西武池袋線保谷駅徒歩10分
ちなみに、大泉学園に住んでいるぼぶたろうは、電車は利用せず、自宅から歩いて行っています。
駐車所:なし
公式Webサイト:https://www.ooizumi-kotsu-kouen.info/
※注:毎週火曜日、木曜日の午前中は、園内全域を公園として開放するために、自転車・ゴーカートの貸し出しは行っていません。午後1時から貸し出しを開始します。
但し、練馬区立小学校の春・夏・冬休み期間、都民の日、祝祭日にあたる日は、通常通り乗り物の貸し出しを行います。
まとめ
今回は遊びながら交通ルールを学べる大泉交通公園を紹介しました。
子供には、最初は補助輪付き自転車で遊ばせて、成長したら、補助輪なし・ペダル無し自転車、または、補助輪なし自転車に乗せています。
ぼぶたろうは平日に利用していますが、乗り物が利用できる時間は、午後4時30分までです。
小学校が終わってから行くとあっという間に終了になります。なので利用時は、急いで行っています。
子供が小さかった頃は、自分自身この公園で自分時間を作れたのですが、子供自身の体が成長すると、他の小さなお子様に気を配る必要があるため、周りを注視しヒヤヒヤしながら公園を利用しています。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。