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大泉学園で見たカタクリの花言葉や期間は?清水山憩いの森での体験談

大泉学園
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桜に飽きた都民

都内の桜はきれいだけど、春の到来を感じて、人が混まない場所は無いかしら

といったご意見に答えます。

ぼぶたろう

東京23区で唯一、カタクリの群生地である清水山憩いの森をお勧めします。アクセスしづらい場所にあり、晴天の日に、開園直後の午前9時頃に行けば人混みを避けることができます!

清水山憩いの森のカタクリは、人の手で植えられたものでなく、自生した天然ものです。

このカタクリをみて春の到来を感じていただければ幸いです。

【この記事の対象者】
・3月中旬から4月上旬に練馬区大泉町地区に足を運べる方
・東京23区で唯一自生しているカタクリの群生地を見たい方
・カタクリの花をみて春の到来を感じたい方

カタクリの群生地である清水山憩いの森について

フェンスで囲まれたカタクリ保護区域、開花シーズンの一部時間帯のみフェンスが開きます

ぼぶたろうが生まれた昭和49年、練馬区民からカタクリが群生しているとの情報を受けて、翌年、区がそれを確認し、昭和51年に「清水山憩いの森」として整備されました。

ここのカタクリは練馬区の登録天然記念物です。

上の写真の様にカタクリが群生地が斜面になっており、この斜面の中に約10万株のカタクリが自生しています。

ざっと見た感じですが、サッカーのコート半分ぐらいの広さで斜面になっている状態です。

逆を言うと、カタクリの花が咲いていない時期は、この森の半分以上がフェンスに覆われている部分に占められています。カタクリの群生地の開放期間外はフェンスに閉ざされその中には入れません。

カタクリの群生地を保護するためにそのような措置をしてます。

そのため、開放期間外の時期は、ちょっとしか自然を感じることができない狭い森になります。

なお、フェンスの外にも、一部だけカタクリが自生しています。

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カタクリが観察できる時期は?

カタクリの群生(2022年3月28日撮影)

「清水山憩いの森」のカタクリは例年3月中旬から4月中旬にかけて、カタクリの群生地を開放します。

令和5年の場合、3月10日(金)から4月17日(月)まで、時間は午前9時から午後5時の間に一般公開されます。但し状況により、スケジュールが変更になる場合があります。

なお、実際にカタクリの花を観察しに行く際は、天候が晴れたタイミングで行くと良いです。

カタクリの花は、天候の良い晴れの日に花を開き、寒くなると花を閉じてしまうからです。

今回訪問した別の日の早朝、曇りの日に行ったのですが、カタクリの花は全て閉じていました。

カタクリの花を見に行くなら天候の運を味方につけないといけないです。

観察前は、天気予報を念入りにチェックしましょう。

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清水山憩いの森のカタクリの群生地に行ってみた

令和4年3月28日(月)午前9時の混雑状況

清水山憩いの森の案内図と白子川にかかる桜

ぼぶたろうは、3月28日(月)開園直後の午前9時に訪問しました。

清水山憩いの森に沿うように白子川が流れていて、丁度、桜も咲いていました。入口の時点で春を感じました。

ちなみに、別の記事で、撮影のプロも選ぶ白子川と桜が映える場所を紹介しています。

森の中に入ると、清掃するスタッフさん5人ほど、ボランティアスタッフ3人ほどいらっしゃいました。

スタッフの皆さまは、カタクリの群生地の外にいらっしゃったので、実際にカタクリを観察しに来た人は私を含め5人ほどで人が少ない状況でした。密な状態にならない所が良かったです。

丁度その時間帯の天候は晴れでしたので、カタクリの花が開いていました。

「清水山憩いの森」のカタクリの群生地には、3人ほど近所の方でしょうか、雑談をしておりカタクリの花を殆ど見ておらず、実際にカタクリをみていたのは、私と実年の男性の計2人でした。

人が密にならない状況でしたので、この時期に訪れてよかったです。

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カタクリの花

カタクリの花(2022年3月28日撮影)

時期的にはカタクリの花が咲き始めだったので、カタクリの花が一面に咲いている状況ではありませんでしたが、所々群れを成して咲いている箇所がありました。

カタクリ自体小さい故、見つけるのが難しかったです。さらに群生している所を探すのにも一苦労しました。

カタクリを観察するには今回はちょびっとだけ早すぎたのかもしれません。

なお、ただ単純に花を見るだけなら服装に気を付ける必要はありませんが、カタクリの花を撮影されたい方は、汚れても大丈夫な服装を着ることをお勧めいたします。

カタクリの花は下を向いて咲きます。上の写真の様に、花びらだけでなく、おしべ・めしべといった柱頭・花柱・やくを含めて撮影されたい方は、どうしても地面に体をつけるようにして、下から覗くように撮影しなければならないためです。

カタクリの花の向きもランダムになっているので、撮影に丁度良いカタクリの花を見つけるのも大変です。もちろん、カタクリの群生地に入ってはいけません。

自撮り棒で撮る方法もあるかと思いますが、万一、カメラを落としてしまった場合、カタクリの群生地を壊すことになるのでやめた方がよいでしょう。

あくまで、カタクリの群生地内で整備された狭い通路から撮影をしましょう。

ぼぶたろうも夢中になって撮影していました。不自然な姿勢で撮影したため、首と腰を痛めてしまいました。撮影時には夢中にならないよう十分ご注意ください。

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東京の名湧水57選

東京の名湧水57選

カタクリの群生地の中には、東京の名湧水57選の一つがあります。カタクリの群生地の開放期間外はフェンスに覆われて直接湧水をみることができませんが、カタクリの群生地の開放期間中は、直接その湧水をみることができます。

湧水から5メートル位離れたところに、湧水の沢を渡るための、1メートルほどの長さの橋があります。

その橋に上半身を近づけて、腕を伸ばせば、なんとか湧水から流れた沢の水に触ることができます。ただし、腕が短い方には難しいかもしれません。

橋自体は、フェンスの外にあるので、湧水には、いつでも触れることができます。

湧水を触ってみたら、冷たかったです。でも・・・その写真をみていただくとわかるように、湧水を飲もうという気にはなれませんでした。多分、この水を飲用したらお腹を壊すと思ったので今回はパスしました。

なお、この湧水は公園内を流れ、そのまま公園沿いの白子川に排出されます。

せっかくの冷たい湧水なのに100メートルもしないうちに川の水に吸収されてしまうのは、モッタイナイような気もします。

まさに泉が湧く大泉ならではの風景ですね。そういえば、この場所の名前は「清水」となっていますが、湧水があるからそう名付けられたんでしょうね。

ただここの湧水、水量が減っており枯渇する可能性があるとのことです。

確かに、森の周りは住宅地なので、雨水が地面に浸透しなかったりするので、地下水の量が減っているんでしょうね。

写真で見てもお分かりのように、湧水というより水たまりの様に見えますよね。

実際に湧水を見ても、水の中の土が吹き上がる様子がなく、本当に湧いているのか?といった感じでした。

大泉学園周辺には、かつて湧水が複数あったのですが、宅地化が進んだためか、枯渇してしまった湧水があります。

ここの湧水も枯渇して、その結果、東京の名湧水56選にならないでほしいと切に思っております。

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清水山憩いの森へのアクセス

大泉学園から行くのであれば、自転車がオススメです。自転車をお持ちでない方は、練馬区シェアサイクルなどを活用しましょう。

清水山憩いの森に近づくにつれて、丘の近くを通るので道がアップダウンします。気合をいれてペダルをこぎましょう。

歩きに自信がある方は時間が掛かりますが歩いても行けます。

アクセスルートは以下の通りです。

どうしても公共交通機関で行きたい場合は、練馬区みどりバスを利用する方法があります。大泉学園駅から近い、「南大泉」、または、「西大泉三丁目」バス停から乗車し、「清水山の森」バス停下車 徒歩3分になります。(悲しいことに大泉学園駅から出ているバスがないのです。。)

■清水山憩いの森
住所:東京都練馬区大泉町一丁目6番
トイレ:なし(カタクリの群生地の開放期間含む)
→どうしてもトイレに行きたい場合は、近くのファミリーマート練馬大泉町店にお願いして利用させてもらいましょう。

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カタクリの花言葉は怖い・・

カタクリの花言葉は、「初恋」、「嫉妬」、「寂しさに耐え抜く」、「消極的」です。

カタクリの花は桜と同様に春になるまで、冬の間、じっと我慢した上で花を咲かせます。

花を咲かせても、下を向いて咲く姿から、恥ずかしくて「初恋」の人に顔を向けられない姿になぞられました。それから発展して、花びらの尖った形から「嫉妬」する炎になり、さらにそれを我慢する様から、「寂しさに耐え抜く」と名付けられました。

そのような行動をとることが「消極的」となりました。

カタクリの花言葉はせっかく春の到来とともに、頑張って咲いたのに不運な花言葉です。

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まとめ

今回は、東京23区で唯一カタクリの群生地である清水山憩いの森を紹介しました。

カタクリの群生地の開放期間内の晴れた天候の日に、桜の派手さとは違い、冬を乗り切った天然のカタクリの花をみて、春の到来を感じてみてはいかがでしょうか。

ぼぶたろうが訪問した時には、桜の開花のタイミングと同時期でしたので混雑は皆無でした。

人混みになる密は全くありませんでした。

また、カタクリの花を撮影される方は、服装と撮影時の姿勢に気を付けてくださいね。

カタクリの花言葉は、ぼぶたろうが今までの行動を体現していました(汗)。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。