NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」の土佐編で出てきた山椒餅についてレシピなど調べました。
山椒もちは高知県佐川町で作られる昔ながらの珍しいお餅です。
主に、夏のお盆の料理に作られました。朝ドラ「らんまん」では丸型のお餅として登場しますが、佐川町の山椒餅は、丸めず直方体の形から「砥石」と呼ばれていました。
山椒の実は、干すと皮がはじけ、その山椒の実の皮の部分を山椒餅として使います。
この山椒が山椒餅の防腐剤の代わりとなって、夏のお盆の暑いさなかでも腐りにくくなっています。
佐川町伝統料理の山椒餅は購入することができないので今回は山椒もちの作り方を紹介します。
残念ながら、佐川町の郷土料理としての山椒餅は売っていないため買うことはできません。
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佐川町郷土料理の山椒餅の作り方・レシピは?
山椒餅の作り方を紹介します
【材料】
もち米玄米(煎子)粉 :600g
黒砂糖 :250g
三温糖 :250g
山椒粉 :小さじ2
塩 小さじ:1/2
水 :3カップ【作り方】
- 鍋に塩、砂糖を入れて火にかけます。
- 砂糖が溶けたら火を止めて冷まします。
- 温度が人肌程度になったら、もち米玄米(煎子)粉、山椒粉をよく混ぜ合わせたものをこねます。
- 蒸し器に入れて15分間蒸します。
- 蒸し上がったら石臼でつき、もちこめ玄米粉の上に取り、適当にのばします。
【ちょっと一工夫】
黒いもち米の玄米粉は、まずもち米を煎り、石臼でひきますが、そのときに山椒の皮を一緒に混ぜてひいても大丈夫です。
おいしい風土こうちさんより引用
佐川町郷土料理の山椒餅は買える?売っている?
佐川町の郷土料理としての山椒餅は現在は売っておりません。なので今は買うことはできません。
というのも、2019年までは販売していたところがありました。
高知県を舞台としたNHK朝のテレビ小説「らんまん」が始まったことを契機に3年ぶりに佐川町の牧野富太郎博士の生誕祭に合わせて佐川くろがねの会が売り出したところ、長蛇の列で大盛況で売れました。
数年前の高知新聞でも山椒餅が途絶えるという記事がありました。
この新聞記事が出されたころは朝ドラの話なんてなかったので、伝統の味の消滅危機でしたが、朝ドラ効果で復活するかもしれませんね。
ネット通販でもされるようになりましたら、紹介しますね。
佐川町郷土料理の山椒餅と朝ドラ「らんまん」
佐川町の山椒餅は、直方体の形になっていますが、朝ドラ「らんまん」では、柏餅のような形で、丸型の山椒餅として登場します。
らんまんの主人公:槙野万太郎の幼少期(森優理斗さん)で、酒造りを始めるにあたり祝宴用として、「山椒餅」が登場します。
この写真からいかにもつまみ食いしそうな感じですが、実際のドラマでもつまみ食いをします。
そして、高知を出て東京へ行きたいことを槙野万太郎(神木隆之介さん)の祖母であるタキに告げる前に、口慣らしとして、差し出したのも「山椒餅」です。
朝ドラで扱われた佐川町の郷土料理である山椒餅が脚光を浴びて復活することを願っています。
朝ドラ「らんまん」のモデル牧野富太郎博士やドラマのあらすじを知りたい方は
【槙野万太郎のモデル牧野富太郎博士の父母や妻や子供と経歴は?】
をご覧ください。
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まとめ
今回は、NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」の土佐編で出てきた佐川町の郷土料理である山椒餅について、作り方を紹介いたしました。
料理下手な私としては、早く山椒餅の商品の復活を願いたいです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。