大災害などによって、電気・ガス・水道といったライフラインが止まった場合に備え、1週間分の命をつなげるための食料をストックする必要があると言われています。
かといって、その食料を保管するとなると保管場所が必要ですよね。
そこで、保管場所を確保しなくても、通常の生活において常温保存が可能で調理しなくてもすぐに食べられる食品を少し多めに購入し消費しては補充する「ローリングストック」による日常備蓄で災害に備える方法をお知らせします。
災害時だけでなく、食事をつくったり出前をとるのも面倒な場合でも食べることができますので重宝します。
食料以外の非常時の備えについては、「マツコの知らない世界 絶対備えてほしい防災SPの三種の神器は何?」を参照ください。
・非常食を保管するための場所を確保しづらい方
・非常食の為に出費を避けたい方
常温で保存できる食品は?
常温保存が可能で調理しなくてもすぐに食べられる食品の一例として以下が挙げられます。
- ツナ缶
- レトルトカレー
- レトルトおでん
- リンゴ、バナナなどの果物
- ロングライフ牛乳
- お菓子
- 袋麺
袋麺は基本調理しますが、そのまま袋麺の乾麺をうことができます。
もちろん、美味しくはないですが、超空腹時のときなどは、味など全然気にせず食べることができます。
これらの食品を普段の食生活にいれることがまず第一歩です。
具体的な食品は?
普段の生活の中で、実際にどの食品を取り入れるのかは先ほど書いた通りですが、必要ないかもしれませんが、具体例を今度は挙げてみます。
ツナ缶
ツナ缶は長期保存はできるのはもちろんのこと、その油を用いてランプの代わりにすることも可能です。
レトルトカレー
カレーは辛党という方も、レトルトカレーは甘口の方が良いです。
非常時は水が使えないケースを考えると辛い食べ物は避けたい所です。
なので、甘口をおすすめします。
レトルトおでん
レトルトおでんは大根がはいっていますので、少しだけですが野菜がとれます。
ただ、注意してほしいのはおつゆですね。塩分があるので塩分の取りすぎにはご注意を。
ロングライフ牛乳
ロングライフ牛乳でおすすめはチチヤスです。
個別パックになっているので、必要な分だけ消費できる点がメリットです。
お菓子
お菓子としては、カロリーメイトがお勧めです。
栄養補助食品なので、非常時に栄養面の観点からサポートしてくれます。
袋麺
非常時において、袋麺はスープの素は使わずそのまま、麺をかじります。
お腹が空いていないときは、はっきりいって美味しくないですが、超空腹時になれば、味なんか気にせず、バリバリ食べることができます。※私は経験者です
ローリングストックなので先入先出法で消費・補充する
今回紹介した食品は古くなった食品から順に消費していきます。
そして忘れてはならないのが「買い足す」ことです。
「買い足すこと」を忘れるとストックがなくなりますからね。
このローリングストックを行うことで
- 保管場所を削減できる
- 普段の生活の中で食する食品なので無駄な出費を避けられる
というメリットがあります。
まとめ
今回は、ローリングストックによって非常時の食品を確保する方法について記載しました。
「災害は忘れた頃にやってくる」
これを肝に銘じて日々の生活の中で食品を消費し補充するやり方を実践していただけると幸いです。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。