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絶滅危惧種の海鳥エトピリカ大阪海遊館で誕生|寿命・特徴・分布は?

エトピリカ雑記
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ぼぶたろう
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大阪市港区の水族館:海遊館で絶滅危惧種:エトピリカのヒナが1羽誕生しました。このエトピリカについて調べてみました。

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大阪市港区の水族館「海遊館」でエトピリカ1羽生まれる

大阪府大阪市港区の水族館「海遊館」で2022年8月12日、エトピリカのヒナが誕生しました。ヒナの体重は54.7グラムとのこと。もともと2022年7月2日に卵を見つけました。

親鳥からエサをもらっていて、水槽内の巣穴で親鳥と過ごしています。

10月ごろには親鳥から離れ、2,3年かけて成長になる見込みだそうです。

ジブリ映画のとなりのトトロにでてくる「まっくろくろすけ」のようで可愛いですね。

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エトピリカの寿命はどれぐらいなのか?繁殖期は?

飛んでいるエトピリカ
飛んでいるエトピリカ

エトピリカの寿命はおおよそ20年になります。中には30年以上も生きた個体もいます。

天敵にやられないように、断崖などに巣を作って卵を産みます。繁殖期は4月~8月です。

一回の産卵で1つの卵を産み、オスとメスが交互に卵を暖めます。45日ほどでヒナが孵ります。

今回生まれたヒナの卵は7月2日に見つかって、8月12日に生まれたので納得ですね。

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エトピリカの特徴は?絶滅危惧種で国内希少野生動植物種に指定

エトピリカの捕食
エトピリカの捕食

エトピリカとはアイヌ語で「美しいくちばし」という意味です。

エトピリカの特徴といったらまずは「くちばし」ではないでしょうか。

太くて鋭いくちばしをもっています。

上の写真の通り、そのくちばしを用いて沢山の獲物を取ってしまうのです。

さらに、繁殖期になると、オスもメスもこのくちばしの根元の方に「サヤ」ができます。

春になるとくちばしを覆うサヤが角質化し、ふくれてきます。

最初は柔らかく、傷つくと出血し、傷が大きく残ってしまいます。

最終的には固くなった爪に変化します。そして、繁殖期が終わると、くちばしから外れて抜け落ちます。

エトピリカは、1993年に国内希少野生動植物種に指定され、捕獲・採取・譲渡が禁止されています。

また、環境省のレッドリストで絶滅危惧IA類 (CR)に分類されます。

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エトピリカの分布は?どこにいるの?

エトピリカ
エトピリカ

エトピリカは日本国内では、北海道東沖の北海道根室市のユルリ島とモユルリ島だけに生息しています。

主に、北太平洋亜寒帯海域に分布し、全世界でのトピリカの生息数は350万羽以上と推定されています。

具体的には、アラスカやシベリアの北極海沿岸、ベーリング海の島々、アリューシャン列島で生息しています。

自然のエトピリカを見るのには大変だと思うので、今回ヒナが誕生した、大阪府大阪市港区の水族館「海遊館」をはじめ、東京都の「葛西臨海水族園」、茨城県の「大洗水族館」、福島県の「アクアマリンふくしま」、千葉県の「鴨川シーワールド」に行った方が手っ取り早いですね。

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まとめ

大阪府大阪市港区の水族館「海遊館」で2022年8月12日、エトピリカのヒナが誕生したことと、エトピリカの特徴についてお知らせしました。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

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