NHKの2023年後期連続テレビ小説:朝ドラ「ブギウギ」の今後のあらすじを私ぼぶたろうの吹き出しを交えながら紹介します。
【連続テレビ小説】朝ドラ「ブギウギ」について、週タイトルは、
- 第10週「大空の弟」
です。
【連続テレビ小説】朝ドラ「ブギウギ」の公開された今後のあらすじについて詳しく紹介します。
【連続テレビ小説】朝ドラ「ブギウギ」のガイドはこちらから↓↓
【連続テレビ小説】ブギウギとは?
歌を楽しもうと趣里さんが歌う主題歌ハッピー☆ブギは↓↓
【連続テレビ小説】ブギウギ 第10週「大空の弟」
福来スズ子のモデルになった笠置シヅ子のドラマ「ブギウギ」。
公開されたあらすじを紹介します。
スズ子(趣里)は自身の楽団を旗揚げする。しかし、ジャズは敵性音楽だと言われ公演の機会は全く無かった。一方、りつ子(菊地凛子)も何度も警察に呼ばれ、自由に歌える場所は減っていた。ある日、スズ子と梅吉(柳葉敏郎)のもとに六郎(黒崎煌代)が戦死したとの知らせが入る。スズ子は動揺し、歌をうまく歌えなくなってしまった。そんな状況を見た善一(草彅剛)は、スズ子とりつ子の合同音楽会を開こうと提案する。
Yahoo!テレビより引用
【連続テレビ小説】ブギウギ 第10週「大空の弟」(46)ネタバレあらすじ
梅丸楽劇団が解散し、スズ子(趣里)は自らの楽団である「福来スズ子とその楽団」を結成した。マネージャーは五木ひろき(村上新悟)、トランペットは一井(陰山泰)、ピアノは二村(えなりかずき)。少人数だが、腕は確かな面々だ。さらに、以前に弟子にしてほしいと訪ねてきた小林小夜(富田望生)も付き人として加わることになる。しかし、スズ子の歌うジャズは敵性音楽だと言われ、公演の依頼は全く来ないでいた。
dimoraより引用
1941年(昭和16年)の春、茨田りつ子の楽団に触発されたスズ子は
「福来スズ子とその楽団」を結成した。
一井の家に「福来スズ子とその楽団」の看板を立てるスズ子。
しばらくするとメンバーがやってきた。メンバーは、
- バンドマスターでトランペットプレイヤーの一井
- 若手ピアニストの二村
- ベテランギタリストの三谷
- ドラムは巨漢の四条
であり、マネージャーは辛島部長から紹介された自称:腕利きの五木である。
公演のブッキングから経理まで五木ひろきが行う。
五木はスズ子とメンバーのみんなに「福来スズ子が帰ってきた」とチラシ配りをお願いする。
メンバーの分のチラシをすべて集め、配布に行くスズ子、扉をあけたら小林小夜が。。
扉をそっと閉じするスズ子。
スズ子のそばにいさせてくれと土下座をする小夜。
急に言われても・・というスズ子にいいんじゃないという五木、身の回りの世話をする人間がいた方がいいでも給料は出せないけどという。
金なんか要らねえ!付き人でも雑用でも何でもする!という小夜は、そばにいさせてくんちぇ!とお願いをする。
スズ子の下宿に再び居候する小夜、久しぶりのごはんをガツガツ食べる。
小夜が何をしたら良いのかスズ子に聞くと、楽団はまだ始まったばっかりで何もきまっていないのではよう楽団を軌道に乗せてワテの歌をたくさんの人に聴かしたいねんという。
福来スズ子はスイングの女王やぞという梅吉。
1941年(昭和16年)の12月になっても福来スズ子とその楽団に公演の機会は訪れませんでした。
警察署で取り調べを受ける茨田りつ子、楽譜を押収され、愛国精神にのっとった歌を歌えと言われ、でなければ楽譜を焼き捨てるというと、
「何でそんなことされねばまい!命より大事な楽譜だ!すぐ返せ!」というりつ子。
警察も国のためだと一歩も引かず、別れのブルース」に「雨のブルース」、ブルースというのは銃後の国民の士気を落とす!二度と歌うなという。
取調室をでると羽鳥善一がおり、映画の主題歌を書き下ろしたんだけど時局にふさわしくないとご指導があってね、直した歌詞を見せに来たら君のどなり声が聞こえたという。
りつ子は締めつけはきつくなる一方ですよというと、茨田りつ子も弱音を吐くかという善一。
「腹が立つと言ってるんです。弱音じゃありません。」というりつ子にそれでこそ、茨田りつ子だという善一。
りつ子はスズ子の楽団を気にし、青森ことばの頑固者のという意味の「じょっぱり」ですよという。
「じょっぱり」いいねという善一。
上手くことが進まないスズ子は、「ラッパと娘」を歌いだす。
下宿では梅吉と小夜が六郎の亀について、六郎と梅吉とで餌を与えた時の顔が違うという。
そんな最中、チズが役場から人が来たと声を掛ける。
役場の人が手紙を梅吉に渡す。
封を開けた梅吉。
「六郎が・・命をおとした・・」
福来スズ子と楽団のキャストについてはこちらをご覧ください。
【連続テレビ小説】ブギウギ 第10週「大空の弟」(47)ネタバレあらすじ
役場の職員が梅吉(柳葉敏郎)のもとを訪れて届けた知らせには、六郎(黒崎煌代)が戦死したと記載されていた。しばらくして、家に戻ったスズ子(趣里)もその知らせを読み、六郎が戦死したことを知る。しかし、突然の出来事に、スズ子と梅吉は現実を全く受け入れられずに一晩を過ごす。翌朝、チズ(ふせえり)が心配したり、小夜(富田望生)がスズ子はしばらく休むだろうと団員に伝えたりするなか、スズ子は楽団の事務所へ向かう。
dimoraより引用
「ラッパと娘」を歌い終わった後、下宿につくスズ子、部屋の外になぜか暗い顔で小夜が経っていた。
状況がわからないスズ子、梅吉から六郎が亡くなったという通知がきたことを伝える。
梅吉は間違っている、日本は勝ってんねやろ、なぜ命おとすねんという。
梅吉もスズ子も六郎の現実を受け止めることができず、ただただ呆然としていた。
小夜も梅吉から間違いやろと言われるが答えに詰まる。
翌朝、寝坊するスズ子、小夜は出かけて行った。
チズがお腹空いているだろと、吾郎がスズ子のためにおにぎりを作ってくれた。
小夜は楽団のみんなに六郎が亡くなったことを報告する。心配をするメンバーたち。
何と声を掛けたらよいか悩んでいる小夜、そこにスズ子がやってきて、気丈にふるまう。
スズ子は「ラッパと娘」と歌おうとするが声も体も思うように動かない。
自暴自棄になるスズ子に小夜が止めに入る。
気を抜くと、六郎のことが頭に浮かんで身に入らず歌えない。
「どんな気持ちで亡くなったんだろう。。怖かったやろなぁ。寂しかったやろうなぁ。かわいそうやったな。。ぅぅ」
泣き崩れているスズ子に小夜が寄り添い、今はオレがそばにいるがら無理しなくていいがらという。
昭和16年(1941年)12月8日、
スズ子は六郎から「ワイは毎日空を見ています。同じ空の下にカメがいてる思うと元気が出ます。お父ちゃんと姉やんも元気で」と書かれた手紙を読む。
スズ子は不眠の状態が続いており、心配するチズにワテばっかりあったかい布団で申し訳ないという。
一井は、「始まったぞ」と言い出し、メンバーがラジオに耳を傾け、本営陸海軍部12月8日午前6時発、表帝国陸海軍は本8日未明西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入れりという臨時ニュースが流れた。
日本は米英との戦う状況にはいっていた。
下宿で臨時ニュースを聞いていたチズと吾郎。
チズが勝てば景気もよくなるかねというと、吾郎が万歳と言い出す。つられちチズも万歳をする。
後ろできいていた小夜は梅吉を起こし、米英と戦争が始まったことを告げる。
梅吉はもううんざりだと寝てしまう。
街中では、号外が配布され、日本の勝利を信じる人々が「万歳」といっていた。
六郎を失ったスズ子にとってはその光景は異様に見えたが、周りの人たちにつられて万歳をするスズ子。
【連続テレビ小説】ブギウギ 第10週「大空の弟」(48)ネタバレあらすじ
弟が戦死してスズ子(趣里)が落ち込んでいるのではないかと心配した羽鳥善一(草なぎ剛)は、食事でもしようとスズ子を自宅に誘う。後日、スズ子が羽鳥の家を訪れると、そこには茨田りつ子(菊地凛子)も食事に招待されていた。羽鳥が二人を誘ったのには、ある理由があった…。そんななか、梅吉(柳葉敏郎)が突然、香川へ戻り、幼なじみの繊維工場を手伝うと言いだす。引き止めるスズ子だが、梅吉は聞く耳を持たずにいた。
dimoraより引用
行きつけの喫茶店でも、奇襲をほめたたえ日本の勝利を確信するお客さんたちに違和感を覚えるスズ子、羽鳥善一が一井から六郎のことを聞いたという。
スズ子は善一に忙しいところ喫茶店に来てたことにお礼をいい、葬式とお祭りがいっぺんに来たみたいですわ「姉やん姉やん」と後ついてきたカメ好きの六郎のことを話す。
善一は面白い子だねといい、来週、うちに来なさい食事でもしようという。
楽しみやわというスズ子。
下宿につくと梅吉が香川に帰ると言い出し荷物を整理していた。
幼なじみのヒデ坊が急に忙しなって人が足りから梅吉に繊維工場を手伝ってほしいとお願いをしてきたのだ。
スズ子はお父ちゃんやないとあかんの?ときくと、ワシが行きたいねんという梅吉。
六郎は生きているという梅吉に、六郎は亡くなったというスズ子、何で出ていくねんときく。
お前は東京住んで長いし歌もある、せやけどワシからしたら東京にはな〜んもない、大阪の家もない、だから、生まれ故郷しか残ってないねんという梅吉は、一からやり直したいという。
ワテがおるやろ、数に入らへんの?というスズ子に無言を貫く梅吉。
スズ子が「ホンマの娘やないからか」と言ってしまう。
「何て?」という梅吉。「何もないわ」といいその場をごまかすスズ子。
その夜、伝蔵のおでん屋の屋台で酒をお代わりしよとする梅吉に、もうねえよという伝蔵。
そしてスズ子は善一の家へ行き、茨田りつ子と羽鳥善一で食事をしていた。
善一は、大勢で食べた方がおいしいと思ってねという。カツオも美味しいという。
食事の後、楽団の方はどうだいとりつ子とスズ子に声をかける。
スズ子は、歌わせてもらえず、ワテを信じてついてきてくれた楽団のみんなに申し訳ないといい、茨田さんの言うてた意味が分かったという。
りつ子も、歌いにくいったらありゃしないという。
思うように音楽活動できない二人の話をきいて、「くそくらえだ」という善一、「そうだろう?誰も君たちから歌を取り上げるなんてできない。そんなこと許してたまるか。歌う場所がないなら、自分たちで作ればいい、音楽会を開こう面白くなりそうだろう」と提案した。
この提案により、年末に茨田りつ子と福来スズ子の合同コンサートの実施が決定したのだ。
後日、合同コンサートのチラシをみた二村が「二大歌手による銃後を鼓舞する大音楽会」かぁ、戦意高揚を押し出されちゃ文句は言えないから先生も考えましたねという。
一井は、人前で音が出せるってことがありがたいよ、やっ復活できるね福来君と声をかけるが、しょんぼりしているスズ子我に返り、ホンマによかったという。
でも、稽古が始まってもスズ子は思うように歌うことができず、苦しんでいた。
楽団から下宿に帰ってきたスズ子。梅吉が荷物をまとめきっていて、行くんやな、分かったといい、なんぼになるか知らんけど持っていったらええわと梅吉に投げつける。
梅吉はお前のものやというと、スズ子は要らんという。
もう何もないねんお母ちゃんも、六郎もおらんお父ちゃんには逃げる田舎があるか知らんけどワテにはないここで楽団食わさなあかんというスズ子。
スズ子は、歌おうおもたらに歌われへんねん。歌おう思たら六郎の顔が浮かんで歌に気持ちが入らへんねん。六郎が亡くなって、まともやないのはお父ちゃんだけやない、ワテもおんなじや。といって下宿を出て行った。
小夜は、梅吉にスズ子さんのそばにいでやってくんちぇという。
スズ子には小夜ちゃんがついてるがなという梅吉に、父ちゃんでねえと駄目なんだという小夜。
下宿からそのまま善一の家へ行くスズ子。善一に会うなり、「歌おう思たら六郎のことやらいろいろ浮かんで喉が詰まるんです。ワテにはもう歌もない」という。
善一は、そんなスズ子に「大空の弟」の楽譜を渡し、「君が話してくれた六郎君への思いを歌にしたんだ。六郎君の歌だ。これなら歌えるんじゃないか?」という。
楽譜をもらったスズ子の目から涙があふれ出た。
「ええ歌ですね。。ありがとうございます。」と善一にお礼をいうスズ子。
【連続テレビ小説】ブギウギ 第10週「大空の弟」(49)ネタバレあらすじ
羽鳥善一(草なぎ剛)が企画した合同コンサートは、ブルースの女王・茨田りつ子(菊地凛子)とスウィングの女王・福来スズ子(趣里)の共演が評判を呼び、客席は満員。梅吉(柳葉敏郎)もカメを連れて客席にいた。いよいよ開演、りつ子のこん身のスピーチ、そして「雨のブルース」が響き渡る。迎えたスズ子の出番。六郎(黒崎煌代)を思うスズ子のために羽鳥が描き下ろした「大空の弟」をたずさえ、スズ子はステージへと歩みを進める。
dimoraより引用
福来スズ子とその楽団で、メンバーと話すスズ子は、善一からもらった1曲目は「大空の弟」でいきたいという。
そこに五木がやってきて合同コンサートのチケットが完売だと報告してきた。
合同コンサート当日、ブルースの女王とスイングの女王の共演は話題を呼び、客席は満員状態。
客席には梅吉と亀とチズと吾郎もいた。
りつ子が来場のお客さまにお礼を伝え、さらに、善一に合同コンサートの感謝をいう。
りつ子は、歌手は歌と共に生きております。この世がどうあろうと絶望に打ちひしがれようと歌うことは生きること。何があろうとそのことに変わりはありませんといい「雨のブルース」を歌いだす。
りつ子が歌い終わると、二村のピアノの伴奏にあわせてスズ子は歌いだした。
かねてより我らを苦しめた 憎い顔した敵軍ども ひごろ鍛えたこの腕で
ブギウギ第10週「大空の弟」(49)より引用
重い小銃抱え込み がぁんと突撃しています 〇〇隊にて 六郎より
ラジオや新聞にもしや六郎の部隊の名が書いてないかと
どこにどうしているのやら いつも ○○○部隊 ○○方面 ○○隊
○○○ばかりなり ○○○ではわからない
姉さんも弱い体のお父さんといつもあなたのお話しばかり
ご親切なとなりぐみのみなさま方のあつい情けに守られて
何一つ 不自由な事もなく暮らしています
これもひとえに弟の おかげと思い 姉さんは 遠い戦地を忍ぶごと
あつい感謝に泣けている
歌詞の「六郎」という部分にジンと来る梅吉。舞台袖で見守る小夜。
歌い終わったスズ子はそのまましゃがんでしまい、悲しみにまけてしまい泣いてしまう。
善一が福来君しっかりしなさいという。
我に返ったスズ子が頭をあげるとそこに、六郎が魂となって笑っていた。
魂になった六郎は、うなずき、消えてしまった。
スズ子は、再び立ち上がり、暗い雰囲気を打ち壊すように「ラッパと娘」を歌いだした。
「ええぞスズ子」と亀を持ち上げながらさけぶ梅吉。
善一も笑顔でいた。
スズ子は歌い切り、お客さまたちはスタンディングオベーションで大きな拍手を送っていた。
スズ子も笑顔になっていた。
「大空の弟」は当時の歌唱音源や映像が残っていません。そのため、幻の曲と言われていました。 現存するのは楽譜だけでした。
ドラマでスズ子が歌った歌詞は作曲した服部良一さんの孫の服部隆之さんがリメイクし、できるだけ楽譜に忠実に再現を試みました。
「雨のブルース」収録↓↓
【連続テレビ小説】ブギウギ 第10週「大空の弟」(50)ネタバレあらすじ
羽鳥善一(草なぎ剛)が企画した茨田りつ子(菊地凛子)と福来スズ子(趣里)の合同コンサートは、りつ子の「別れのブルース」も披露され、大盛況のうちに幕を閉じる。コンサートの帰り道、スズ子は、梅吉(柳葉敏郎)がいつもの伝蔵(坂田聡)のおでん屋台で飲んでいるのを見かける。六郎(黒崎煌代)が戦死してから香川へ帰りたいと行っていた梅吉。スズ子は、屋台に立ち寄り梅吉のとなりに座って、親子水入らずで話をする。
dimoraより引用
合同コンサートが大盛況のうちに終わった後、下宿に向かう小夜とスズ子。
伝蔵のおでん屋の屋台で梅吉がいるのを見る二人。
スズ子が一緒に食べようと誘うが、小夜は気を使い先に下宿にかえるという。
おでん屋の席に座ったスズ子、伝蔵が大根しかないというと、大根と大根と大根と注文する。
そして、スズ子は梅吉に「おおきに」という。
梅吉は六郎の歌、あれええな、涙止まらんやった。お前の歌聴いてたら正直なってまうという梅吉は、六郎は亡くなったんやなと現実を受け止めた。
そして、梅吉は香川に帰ることを決めたとスズ子に言った。
梅吉は「お前とおったらいつまでもあまえてしまう。情けないお父ちゃんのままや」という。
スズ子は「それでええよ」と言ってみたが、梅吉は、あかんねん、お前の歌聴いていろいろ思い出したんや、はな湯や六郎だけでのうてツヤまで出てきよったと言い「しっかりしい!情けない!」とツヤの真似しどやされたという梅吉。
梅吉は、今度こそ頑張りたいんや、お前が歌てくれたらワシはもう寂しないという。
梅吉は「スズ子。。おおきに。ワシはお前が娘でほんまによかった」とスズ子の手を握ると、
スズ子は「ワテもや。お父ちゃんがお父ちゃんでホンマに良かった」と言って握り返した。
「おう」という梅吉はスズ子を抱きしめる。
梅吉とスズ子の様子を見ていた伝蔵ももらい泣きをしていた。
昭和16年の年の瀬、下宿を離れる梅吉にスズ子は「元気でな」というと「何やそんだけかい」梅吉。
スズ子は、「しんどなったら戻ってきてええから。困ったことがあったら手紙よこすんやで。具合悪なったら無理せんと お医者さんに。。」に言うと、「分かってる。心配すな。」という梅吉。
小夜やチズや吾郎とスズ子に見送られ、梅吉は香川へ帰っていった。
昭和17年(1942年)2月 コロンコロンレコードでは、情報局から 「米英音楽の追放」だ「ジャズ音楽の演奏禁止」ということで大量のレコードの在庫を抱えるようになっていた。
その様子をみた茨田りつ子が東京では歌えないねという。
スズ子たちは娯楽に対する取り締まりが厳しい東京を離れて、ワテらの音楽を聴きたいいう人がいるならどこへでも行きましょと、秋田を皮切りに地方巡業に回ることを決めた。
東京を離れることを報告に羽鳥善一の自宅へ行くスズ子。
スズ子の歌いたいという情熱にたくましくなったねという善一。
善一はスズ子に餞別の曲として「アイレ可愛や」という曲を作り上げ、楽譜を渡した。
この曲は、警察にマークされないようにアイレという南洋の村娘を主人公にした曲であった。
善一は「福来君、歌い続けるんだ」というと、「はい!ありがとうございます。」というスズ子。
この「アイレ可愛や」は福来スズ子の新たな代表曲となるのです。
「アイレ可愛や」収録↓↓
【連続テレビ小説】朝ドラ「ブギウギ」ほかの週のあらすじは?
当サイトでは朝ドラ「ブギウギ」のあらすじを紹介しています。
【ブギウギ今後のあらすじを吹き出しで紹介!ネタバレ一覧!】
をご覧ください。
朝ドラ「ブギウギ」の「大空の弟」とは?
「大空の弟」の楽曲は、真珠湾攻撃と同じ昭和16年に作られたと言われ、レコードなどの音源が存在しないため、いわば幻の歌と見なされています。
この歌の誕生には、笠置シヅ子と服部良一が置かれた戦争の時代が関与していました。
2019年、東京都内の倉庫で発見された封筒には、『大空の弟』と書かれた楽譜が入っていました。
これまで音源がなく、まるで幻の曲とされてきました。
昭和初期、笠置シヅ子は東京の帝国劇場の舞台で歌っており、当時彼女のために曲を次々と作曲していたのは作曲家の服部良一でした。
その和製ポップスはジャズの要素を取り入れ、大ヒットとなりました。
しかし、日本は次第に戦争の泥沼へと進んでいきました。
派手な衣装で歌い踊るシヅ子のステージは、時局柄ふさわしくないと見なされ始めました。そんな戦争の時代に誕生したのが『大空の弟』でした。
タイトルにもある「弟」はシヅ子の弟であり、陸軍に徴兵され従軍していた亀井八郎のことです。
昭和16年12月6日、八郎は南方で戦死しました。歌を自由に楽しむこともできず、最愛の家族も失ったシヅ子。
そんな時、服部良一が制作したこの曲では、歌詞に注目していただきたいのですが、「こちらマルマルマルブタイ」。
当時、戦地から家族へ宛てた手紙は、敵に情報を知られないようにと、居場所や部隊名が伏せられていました。それがそのまま歌詞になったのです。
これは戦争の時代ならではの歌であり、今回、この歌に新たな命を吹き込んだのが、服部良一の孫である隆之さんでした。
時代を超えた歌への思いについて聞いてきました。
大空の弟のリメイクした服部隆之氏
今回、ブギウギの舞台で大空の弟のリメイクを手がけることになりました。
実際にどのようなテンポで演奏したかの指示が一切なく、与えられたのは譜面とピアノの伴奏だけでした。
ただし、残された譜面だけでは不透明な部分が多く、祖父である良一の譜面を基に、隆之さんがリメイクした曲が誕生しました。
祖父のメロディにしては異例とも言えるのですが、洋風のウエスタンスタイルに、ボレロやタンゴのような足の動きや軍歌的な雰囲気を抜かれています。
戦争の雰囲気が次第に強まっていく中、それに敏感に反応せざるを得ない状況です。
自分がそう意図していなくても、演奏が進むにつれて戦時下の雰囲気が色濃くなり、その影響を感じざるを得ません。
朝ドラ「ブギウギ」花田鈴子役:趣里
大阪の銭湯の看板娘として花田鈴子は育ちます。
幼い頃から歌ったり踊ったりするのが好きが講じて、道頓堀にある梅丸少女歌劇団(USK)に入団します。
花田鈴子は、芸名をツヤのアイデアである”笑う門には福来る”からとり、「福来」から「福来スズ子」とします。
歌の才能が出てきた福来スズ子は歌手という道を進んでいき、のちに戦後のスターとなります。
福来スズ子のモデルは笠置シヅ子です。
福来スズ子については
>>>福来スズ子のモデル笠置シヅ子の父母や夫や子供と経歴は?
をご覧ください。
朝ドラ「ブギウギ」相関図とキャストは?
上のインスタは相関図です。キャストについては【ブギウギキャスト一覧相関図!】をごらんください。
ドラマの内容そのままに、セリフ満載の完全ノベライズ化「ブギウギ」
朝ドラ「ブギウギ」物語は?
大正時代の末期、大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘、花田鈴子は、歌って踊ることが大好きな明るく純真な女の子です。小学校を卒業した際、鈴子は、「歌と踊りで人々を笑顔にしたい」という思いを抱き、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団しました。一生懸命に稽古に励んだ鈴子は、急速に成長し、抜群の歌唱力で才能を開花させていきます。
昭和13年、鈴子は上京します。そこで、人気のある作曲家と出会い、鈴子の運命が大きく変わります。鈴子は作曲家の指導を受けることによって、「スウィングの女王」として知られる人気歌手になっていきます。
しかし、戦争が勃発すると、鈴子の状況は一変します。鈴子の歌っていた曲が「敵性音楽」と見なされ、彼女の舞台での歌や踊りは厳しく制限されてしまいます。さらに、鈴子の弟は徴兵され、ちょうどその頃、鈴子の母も病気で亡くなってしまいます。
悲劇が重なり、悩む鈴子の前に、とある青年が登場します。ふたりは恋に落ちて、やがて結婚を誓い合います。しかし、青年の家族は強く反対し、結婚は中々、実現しませんでした。そののち戦争が終わり、鈴子は青年の子を授かります。しかし、青年は病に倒れてしまいます。会うことができず、結婚も果たせぬまま、別れることとなりました。数日後、鈴子はひとりで娘を出産します。
鈴子は娘を育てながら一人で舞台で歌い続けます。そんな中、生まれたのが「東京ブギウギ」という曲です。明るく飾らずに、全身で歌うことが鈴子の真骨頂でした。戦後の傷ついた日本に、彼女の歌声が響き渡ります。鈴子の歌声に合わせて笑顔で歌い踊る人々が全国に広がっていきました。鈴子は「ブギの女王」と称され、日本の大スター歌手への階段を駆け上がっていきます。
ブギウギ今後のあらすじについて吹き出し紹介まとめ
NHKの2023年後期連続テレビ小説:ブギウギについて今後のあらすじを吹き出し紹介しました。
福来スズ子のモデル笠置シズ子については
>>>福来スズ子のモデル笠置シヅ子の父母や夫や子供と経歴は?
をご覧ください。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。