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ノアザミの花言葉や由来は?野薊の季語とらんまんあらすじ

牧野記念庭園内の牧野富太郎のパネル大泉学園
牧野記念庭園内の牧野富太郎のパネル
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ぼぶたろう
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NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」第10週タイトルになっている「ノアザミ」について調べました。

ノアザミは、キク科 アザミ属の多年草の日本固有種の植物で、学名はCirsium japonicumです。別名は棘草(トゲグサ)です。

ノアザミは、日本の本州、四国、九州の山野、草原、道ばた、河川敷に自生していおり、日当たりが良いところでみかけます。

ノアザミの開花時期は、初夏から夏にかけて、一般的に6月から7月にかけて咲きます。

ノアザミの花言葉は、「触れないで」「独立」「素直になれない恋」「私をもっと知ってください」です。

ノアザミ(野薊)の季語は、「春の季語」とされています。


今回は、ノアザミについて、花言葉や由来や、NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」第10週の週タイトルにもなりましたので、そのあらすじとして概要を紹介します。

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ノアザミの概要と特徴

ノアザミ
学名:Cirsium japonicum
和名:ノアザミ 野薊
その他の名前:棘草(トゲグサ)
科名 / 属名:キク科 /アザミ属

ノアザミ(学名: Cirsium japonicum)は、キク科アザミ属に属する日本固有種の多年草で、本州、四国、九州を中心に野原や山などに自生しています。以下は、ノアザミの概要と特徴です。

外見:茎は直立し、高さは約1メートル程度になり、葉は羽状に中裂し、縁にはとげがあり、葉の表面にもとげがあります。花は紫色や白色をしており、総苞にはトゲがあります。

生息地:ノアザミは日本の海岸沿いから高地にいたるまで広い範囲で見かけられます。

利用:ノアザミの花や葉は、食用としても利用されます。葉は煮物や天ぷら、汁物に、花は天ぷらや和え物などに使われます。ノアザミの花は、飾りとしても利用されます。花束やアレンジメントに使われたり、ドライフラワーに加工されたりします。ノアザミの花や葉は、漢方薬にも利用されます。ノアザミには、利尿作用や解熱作用があるとされています。

特徴:ノアザミの花は、紫色や白色をしており、総苞にはトゲがあります。ノアザミとそっくりなノハラアザミがあり、外見では区別がつかないことがありますが、咲く時期が異なることと、総包の特徴で見分けることができます。ノアザミは、春に花を咲かせ、5月から8月頃に開花します。一方、ノハラアザミは、秋に花を咲かせ、8月から10月頃に開花します。

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ノアザミの分類と生息地

ノアザミは、キク目キク科アザミ属(学名:Cirsium japonicum)に属する多年草です。

ドクダミの生息地は、日本の本州、四国、九州の山野、草原、道ばた、河川敷に自生していおり、日当たりが良いところでみかけます。

ノアザミの花言葉と由来

ノアザミの花言葉は、

「触れないで」「独立」「素直になれない恋」「私をもっと知ってください」

など複数あります。

「触れないで」については、ノアザミの花がチクチクとしており、さらに葉にも細かなトゲがあることからこのような花言葉になったとされています。

「独立」、「素直になれない恋」については、ノアザミが鋭いトゲを持っているため、誰も寄せ付けずに意志を持って自立して咲いているように見える姿から付けられました

「私をもっと知ってください」については、ノアザミの花がトゲがある形状から、自分の存在を知ってほしいという意味から花言葉になりました。

「ノアザミ」という名前は、「野アザミ」の意味であり、アザミ属の植物の総称であるアザミと同じ仲間に属するため、この名前がついたとされています。

アザミの由来については、「アザム草」と呼ばれることがあったとされ、アザム草が転訛して「アザミ」となったとされています

また、学名の「Cirsium japonicum」の「Cirsium」 はギリシャ語の「cirsos(静脈腫)」からきています。「japonicum」は、「日本の」という意味です。

俳句の季語のとしてのノアザミ

ノアザミは、春の終わりごろから夏にかけて咲くことから晩春の季語として使われます。

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日本の植物分類学者の父:牧野富太郎博士とは?

牧野博士は、当時日本に生息する植物を徹底的に研究し、多くの新種の植物を発見しました。

また、その研究成果をまとめた『新日本植物図鑑』は、日本の植物学に大きな貢献をした書籍として知られています。

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牧野富太郎博士については【槙野万太郎のモデル牧野富太郎博士の父母や妻や子供と経歴は?】をご覧ください。

また、東京で牧野富太郎博士の自宅を「我が植物園」と称して植物を植えましたが、その跡地に練馬区立牧野記念庭園があります。

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練馬区立牧野記念庭園については
朝ドラ「らんまん」牧野富太郎博士の終焉の地!練馬区の牧野記念庭園
をご覧ください。

らんまん第10週ノアザミのあらすじ・概要を振り返る

植物学雑誌の創刊に向け、万太郎(神木隆之介)は大畑(奥田瑛二)が営む印刷所へと向かう。描いた絵の筆遣いをそのまま印刷できる“石版印刷”の技術を習得したい万太郎は、大畑と妻・イチ(鶴田真由)に働きながら学ばせてほしいとお願いする。授業料も支払うという万太郎に、大畑とイチは驚きながらも承諾するのだった。一方、寿恵子(浜辺美波)は、白梅堂にはしばらく来ないと言った万太郎のことが気になっていて…

Yahoo!テレビ番組表より引用
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明治時代は活版印刷として石版印刷が急速に広まりました。

万太郎が工場主の大畑義平に石版印刷を見せて欲しいと伝える。

印刷の各工程をじっくりみる万太郎。

大畑は歌川国芳の浮世絵の彫し師だった画工の岩下定春を紹介する。

大畑は図案と細かい線までくっきりした仕上がりを万太郎に見せる。

万太郎は、木版印刷ではできないことを伝え、大畑は書いた絵の筆使いまで印刷ができることを伝える。

でも、万太郎は大畑に図案を写すことに限界があり画工にお任せすることはできないと大畑に言う。

怒り出す大畑。万太郎は、職人を見下しているのではなく、依頼の内容を変えて、働かせてほしいと言う。

つづけて、万太郎は、線の太さや筆遣いの描いたままをそのままだしてもらわないと本物ではないと言う。

万太郎が自分で石版に絵を描いて、自分で印刷できるようになりたいと大畑に伝える。

義平の妻のイチが義平を落ち着かせて、石版印刷が簡単にはできないから商売が成り立つと伝える。

それを聞いた万太郎、働くと言った上見習いからやらせてほしいと言う。

住み込みで働いているとイチが言うと、万太郎は日中は大学で研究していることを伝える。

万太郎は、お金を払って夕方の6時から夜中まで通わせてほしいとお願いする。

細かいところまで正確に描いてそのまま印刷をして世界に伝えたいとさらにお願いする万太郎。

一方、白梅堂では、万太郎が来ないことを知る寿恵子。

まつは、寿恵子に万太郎との関係をきかれ、何もないといい、いきなり飛び込んできてすぐに出ていき、前ばかり見ており、かるやきを食べさせたい人だと寿恵子は答える。

そこに、高藤の音楽会にも同席したことを知った叔母のみえがやってくる。まつは、騙し討ちだとみえに言う。さらに、みえは高藤は妻が退屈な人であることに対し、寿恵子は外国にも関心があって良いと伝える。見初めになれば高藤家とのつながりが持てるというみえ。それに対し、相手は寿恵子に決めさせるというまつ。

高藤と誰かを比べる気かと言うみえ。寿恵子はその場を去る。

まつは、寿恵子が幸せになってくれればそれでいいと言う。

寿恵子は万太郎のバラの絵をみながら、音楽会で万太郎が言っていた「愛する者なくして誰が たった一人 いきられようか?」いったことを思いだす。

寿恵子は万太郎が何で来ないなんて言うのと思う。

大畑(奥田瑛二)の印刷所で見習いとして働くことになった万太郎(神木隆之介)。仕事を終え砂まみれで帰宅すると、竹雄(志尊淳)は怒り出す。峰屋の当主が見習いとしてこき使われること、自分がついていながら万太郎を守りきれないことが情けなくて、悔しくて…。一方、白梅堂では、寿恵子(浜辺美波)がまつ(牧瀬里穂)に、もしも万太郎が来たら渡してほしいと、八犬伝の本を預ける。

Yahoo!テレビ番組表より引用
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万太郎が大畑印刷所で見習いとして働くことになった。

宮本が万太郎の面倒をみることになる。

印刷技術を学びたい万太郎をよそに、宮本が雑用を押し付け砂袋を万太郎に持たせ、砂を掛けいやがらせをする。

砂を掛けられた万太郎、長屋の水場で洗っている所を竹雄に見つけられる。

万太郎は印刷所に働くことになったことを竹雄に伝える。

竹雄は砂まみれになった万太郎の肺の腑が悪いことを気遣って寝かせる。

どうしても印刷技術を習得したい万太郎を気遣って竹雄が印刷所に働く案を伝えるが無理だと答える万太郎。

植物学の為に前に進みたいと竹雄にお願いする万太郎。

竹雄は、土佐の峰屋のみんなが万太郎を気遣ったことを思い出して峰屋の当主が見習いであることが悔しいと言う。

万太郎は竹雄が心配するし、印刷所のみんなは住み込みで働いているので長屋を出ようかなと言う。

竹雄は万太郎を卑怯だと言う。外に出る万太郎、落ち着いた後研究に戻る。

竹雄は万太郎を気遣いちゃんと寝てくださいと言いつつ、いつまで万太郎と共に走れるのだろうか心配する。

朝が空け、研究したまま寝てしまった万太郎は朝食の準備ができたと伝えに来た竹雄に起こされる。

万太郎はすぐ研究室へ行こうとするが、食事を一緒にできるのは朝しかないという竹雄。

朝飯は竹雄の目の前で食べてくださいと万太郎に言う竹雄。

朝飯を食べながら、竹雄は佐川に帰ろうと思うことを万太郎に伝える。

白梅堂では、寿恵子がお迎えがくるので準備をする。

そして、寿恵子は、もし、万太郎が白梅堂にきたら、好きな本の里見八犬伝を渡すように西村まつにお願いをする。

西村まつは、万太郎は良い人だが前ばかりを向いてたちどまって振り向いて一緒に読んでくれるかねと言う。

寿恵子は、なぜ万太郎が白梅堂に来られないのか聞きたいし何をしているのか教えてほしいが足を引っ張るのも嫌という。

西村まつは寿恵子の想いを理解する。

竹雄(志尊淳)は、ちゃんと寝て、食べて、笑顔でいることを条件に、万太郎(神木隆之介)の夢を応援すること、これからは峰屋の若ではなく、万太郎と呼ぶことを宣言する。万太郎は、昼間は大学で研究し、夕方からは印刷所で働くというハードな生活を送り始める。一方の寿恵子(浜辺美波)は、舞踏練習会の発足式に向けてダンスを特訓する毎日。そんな中、高藤(伊礼彼方)から人生のパートナーとして迎えたいと伝えられ…

Yahoo!テレビ番組表より引用
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佐川に帰るといった竹雄に万太郎は、姉や峰屋があると言う。

でもこれは、万太郎が住み込みで働くといったお返しだと竹雄は言う。

竹雄の気持ちを伝えるべくやったと言う。そして、健やかに楽しく笑ったほうが速く遠くまで行けると竹雄は言う。

竹雄は、全速力として、ちゃんと寝て、ちゃんと食べて笑ってくださいと万太郎に伝える。

納得する万太郎。守ってくださいと竹雄は言い、さらに、竹雄は万太郎を当主ではなく、ただの槙野万太郎だと思う事を宣言する。

そして、いままで竹雄は万太郎を「若」と呼んでいたがこれを契機に「万太郎」と呼ぶことにした。

午後6時になり、大畑印刷所で万太郎を待つ大畑。宮本が万太郎が来ないと言った矢先、作業着を来た万太郎がやってくる。

前田が石の研ぎをはじめると、万太郎が興味を持ってその様子を見る。前田が万太郎に石は、日本の石でなく、細かい目をしたドイツのバイエルンから取り寄せた石灰石だと教える。

万太郎は、バイエルンのゾルンホーフェンから来た石灰石と知って驚く。

前田は万太郎に目が粗い砂から、徐々に細かい砂に変えながら石を削り、砂を変える度に洗い流すと伝える。

ひとつでも間違えるとやり直しになると前田は言う。盤面を削るのに一番早い宮本でも30分はかかると万太郎に言う前田。

一方、寿恵子はクララからダンスのレッスンを受ける。

クララは寿恵子に美しさは心と身体を鍛えて作られるといい、急に腕立て伏せの構えやり始めるクララ、寿恵子にもやるように言う。

その後、寿恵子が高藤に呼び出される。高藤は翌月の9月に舞踏練習会の発足式を行いたいと言い、ダンスを披露してほしいと寿恵子に伝える。

殿方と踊ったことがないと言う寿恵子に対して、高藤がパートナーを務めると言う。

さらに、高藤はほかに話があると言って、横浜に、西洋人の建築家が手掛けた庭付きの小さな美しい屋敷に住みませんかと言う。

高藤は、寿恵子の手をとり、キスをし、人生のパートナーとして迎えたいと伝える。

寿恵子は奥様がと言うと、弥江は妻でそれだけだと高藤は言う。

高藤は、舞踏練習会の発足式が終わったら返事を聞かせて欲しいと寿恵子に言う。

大畑印刷所では、岩下の絵が気になる万太郎。夜食の時間となる。

大畑が娘の佳代に万太郎を紹介する。

佳代は万太郎をみるなり「汚い」と言い、さらに「うるさいし汗くさい」と言う。


ダンスから白梅堂に帰ってきた寿恵子。里見八犬伝はまだ万太郎に渡っていない事にガッカリする。

万太郎(神木隆之介)が大畑(奥田瑛二)の印刷所に通い始めて3週間が過ぎ、季節はノアザミが咲く夏に。寿恵子(浜辺美波)は、万太郎に会えず悶々(もんもん)としていたが、意を決して大学へと向かう。植物学教室をのぞくと、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)らと楽しそう笑う万太郎の姿があり…。一方、万太郎はついに石版印刷を教えてもらうことに。

Yahoo!テレビ番組表より引用
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万太郎が大畑印刷所に通い始めて3週間が経ちました。

夏咲きのノアザミを見つけ、秋咲きのノアザミの仲間は下を向いて咲くとノアザミに話しかける万太郎。

白梅堂では、寿恵子は仰向けになってダラりとしていて、母親の西村まつが驚く。

ダンスがきつくて、身体中が痛いという寿恵子、3週間経っても誰も来ないと寿恵子が嘆く。

万太郎に高藤に抱きかかえられた姿を見られた寿恵子は、万太郎に嫌われたと思うようになった。

まつは寿恵子に勝手に考えたってしょうがないと言う。

寿恵子は最初から万太郎がいなかったと考えた方が良いのではと思う。

それに対し、まつは待つのをやめたらと言い、まつは旦那さんに尽くしたことは後悔しておらず妾冥利と寿恵子に言う。

さらに、まつは暮らしの真ん中に誰かを待つことを入れてしまうと、値打ちのない捨てられた気持ちになり旦那さんをなじりたくなると寿恵子に言う。

まつは奥の手として、男の人の為でなく、自分の機嫌は自分でとることを寿恵子に伝える。

植物学教室では、波多野が雑誌について、先輩たちから試験のことで一杯で良い返事が貰えていないことを万太郎に報告する。

そこで、万太郎と波多野と藤丸は、英語で書けば、マキシモビッチ博士に読まれるかもしれない等、雑誌作成に関わる話をしながら先輩たちの前をわざと通り過ぎる。

芝居に怒り出す先輩たち、先輩の一人、柴が満太郎に、学会誌で世界に名を広められうのか問うた所、万太郎は、思わないと叶わないと答える。

思い描くことができたあとは、実現するだけ、道が見えてるなら、歩いたら良いとつけたす万太郎。

波多野は、大久保から巻頭の言葉の了承は得ている事、万太郎が、博物館の野田先生と里中先生にも報告していることを伝える。

藤丸は先輩たちが書かなくても僕らは書くと言う。

そして、万太郎と波多野と藤丸が雑誌の目次案ができたと喜ぶ。期限の鬼と喜ぶ万太郎、その姿を見に来た寿恵子。

喜ぶ万太郎の姿をみてすぐ去っていく。白梅堂にもどってきた寿恵子は、まつに、万太郎を待つのを辞めると言う。

寿恵子は、万太郎が寿恵子に会わなくても平気だとまつに伝える。

印刷所で働く万太郎も仕事が器用にできるようなったと大畑が褒める。

岩下から石版をいつもなでるなと声を掛けられる万太郎。

印刷が終わって石版を研ぐまえのこの時しか岩下の筆跡にふれられないと万太郎が言う。

岩下も同じように師匠や兄弟子の版木をなでたと言う。

岩下は、版元も彫り師をたくさん抱え、猫は褒められたと言いい万太郎に見せてやろうかという。

万太郎(神木隆之介)は、画工の岩下(河井克夫)から石版に絵を描くことを許され、ヒルムシロを描く。出来は今一つだったが、“本物を伝えるために描きたい”という万太郎の想いを理解した大畑(奥田瑛二)はその情熱に感心する。ある日、寿恵子(浜辺美波)はダンスの練習の帰り道に、ノアザミに話しかける万太郎を見かけるが、思わず身を隠してしまう。そのまま二人はすれ違い…。二人の恋、次週大きく動き出す!

Yahoo!テレビ番組表より引用
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岩下は万太郎に石に猫の絵を描く様子を見せてやる。

描き終わると、岩下が前田に石を渡し、石版印刷は石を彫っているわけではなく、水と油が反発する性質を利用していると万太郎に話す。

岩下が書いた絵には油が混ぜており、線には油分があり、樹脂を水で溶かしたアラビアゴムを塗る。

アラビアゴムを塗ると石は水を保ちやすい性質になるが、線には油分があるから、ゴムははじかれてつかない。

一度墨をとったあと、違う油を一定に塗る。石を水でぬらし、インキをつけるとインキの油と水が反発して線にだけインキが残ると前田が石版印刷の流れを万太郎に説明する。

岩下が万太郎がお金を払ってまでも印刷技術を学びたいかと聞くと、万太郎は自分の絵をそのまま印刷して本を作りたいと答える。

万太郎の言葉に、岩下が私らが消えろと言うことだなと言う。岩下はかつて自身の手で自分たちを消していると言う。

岩下はかつて絵師の絵をありのまま錦絵とするために躍起になっており、岩下らの彫り師が主版を彫り、絵師が色を分けて、色版をつくる。

最後に摺り師がバレンで摺り上げてやっと一枚の錦絵が刷り上がっていったと話す。

印刷機が出てくるともう総がかりでやることはなく彫り師も摺り師も要らなくなり名も残されず消えるという宮下。

岩下の猫の絵が刷り上がり、絵を描く人間なら誰でも感激すると言う万太郎。

それを聞いた岩下、万太郎に描いてみるかと言う。

印刷所のみんなが見守る中、万太郎が絵を描く。

描きながら岩下に消えないと思うと言い、彫り師や摺り師がかつて腕を競うた技を誇った方々がその場から散っていたとしても、消えたわけではなく新たな場所に根づいて、芽吹くという万太郎。

それを聞いた大畑は「火事と喧嘩は江戸の華」と言い、火消しが最上だと思っていたがそのような時代は過ぎたと言う。

代わりに今もっと熱いものを見つけ、一番新しい時代の指先から皆のどぎもを抜くものを生み出していて、石版印刷はこれからもっとすごい熱い力を持つようになると言う大畑。

万太郎の描いた絵が刷れて印刷所のみんなが印刷物を見る。その絵をみた前田が葉っぱの形が「ヒルゴ」に似ていると言う。

すかさず、万太郎は前田に出身地を聞くと、前田は駿河・静岡だと答える。

万太郎の印刷物をみた大畑と岩下、本物を伝えるための手だての絵だと言う。大畑と岩下にお礼を言う万太郎はさらに学ばせてほしいと言う。

寿恵子は高藤と手を取りながらクララの手拍子のリズムでダンスの練習をする。

クララは、寿恵子のターンも良かったとほめる。

高藤は寿恵子が私の目を見るようになったと、また政府高官なども私の目を見る人は少ないと言う。

高藤は寿恵子をダンスパートナーとして対等だと言う。

寿恵子はもっとうまくなれるように頑張ると高藤に言い高藤の手に触れる。

そこに高藤の妻がやってきて、寿恵子はダンスを踊られないのかと言うと、弥江は今更・・といって去っていく。

さらに、弥江のお使いが寿恵子に勝手に話しかけるなと言う。

帰りの馬車の中で、高藤のお使いの鹿島が、寿恵子に高藤が横浜の別宅にお連れしたいと伝える。

馬車を横切る万太郎、ノアザミを見つけ、草木を食べる動物たちから身を守るためにトゲを身につけているとノアザミに話しかける。

その様子を見た寿恵子は笑顔になる。

万太郎のようなみすぼらしい連中が目につけばこの国の恥だと鹿島言ったことに対し、寿恵子はあの方はみすぼらしくありませんと即答する。

馬車に寿恵子が乗っていたことを知らない万太郎は、腹が減り、白梅堂に行きたいと思う。

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まとめ

今回は、牧野富太郎が愛したノアザミの花言葉「触れないで」「独立」「素直になれない恋」「私をもっと知ってください」について、その由来と意味に迫ってきました。

らんまん第10週の週タイトル「ノアザミ」のあらすじ・概要も併せてお知らせしました。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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