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ホウライシダ科属の育て方は?観賞植物らんまんのあらすじ

牧野記念庭園内の牧野富太郎のパネル大泉学園
牧野記念庭園内の牧野富太郎のパネル
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ぼぶたろう
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NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」第14週タイトルになっている「ホウライシダ」について調べました。

ホウライシダは、ホウライシダ科ホウライシダ属の植物で、学名はAdiantum capillus-veneris L.です。別名はカラクサホウライシダ、アジアンタムです。(ただし、コバホウライシダが「アジアンタム」として園芸用に流通しているケースもあります。)

ホウライシダは、世界中の温帯から熱帯地域に自生しており、日本でも四国、九州、南西諸島に自生しています。


ホウライシダは花を咲かせることはなく、シダ植物なので、胞子嚢をつけることで繁殖します。


今回は、ホウライシダについて、花言葉や由来や、NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」第14週の週タイトルにもなりましたので、そのあらすじとして概要を紹介します。

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ホウライシダの概要と特徴

ホウライシダ
学名:Adiantum capillus-veneris L.
和名:蓬莱羊歯(ほうらいしだ)
その他の名前:カラクサホウライシダ、アジアンタム
科名 / 属名:ホウライシダ科 / ホウライシダ属

ホウライシダ(学名: Adiantum capillus-veneris L.)は、ホウライシダ科ホウライシダ属に属する常緑多年草で、世界中の温帯から熱帯地域に自生しており、日本でも四国、九州、南西諸島。以下は、ホウライシダの概要と特徴です。

特徴:ホウライシダは、以下のような特徴を持っています。

  • 葉は、緑色で、細かい羽根状に切れ込みが入っており、軟らかい質感を持っています
  • 葉の形は、扇形や三角形など、多様な形があります。イチョウの葉の形に似たものもあります。
  • 葉柄は、黒っぽい色をしており、細長く伸びています
  • 植物全体の高さは、20cmから60cm程度で、小型のシダ植物です
  • 茎は、黒っぽい色をしており、地面から垂直に立ち上がっています
  • 胞子嚢は、葉の裏側についており、円形や卵形をしています

生息地:ホウライシダは渓流や湿地、岩場、森林の下層など、湿った場所や日当たりが良く、風通しの良い場所に生息します。

ホウライシダの名前の由来については、以下のような説があります。

  • 和名の「蓬莱羊歯(ほうらいしだ)」は、桃源郷の意味である「蓬莱」に由来するとされています
  • 学名の Adiantum は、ギリシア語で「湿っていない」を意味する adiantos を語源として名付けられたもので、葉が水をはじく性質を表しています

以上のように、ホウライシダの名前の由来については、和名の「蓬莱羊歯」が有名ですが、学名の Adiantum も興味深い由来を持っています。

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ホウライシダの育て方は?

ホウライシダの育て方については、みつかりませんでした。

なお、別名であるアジアンタムもう一方の「コバホウライシダ」については以下のポイントがあります。

  • 日当たりが良く、風通しの良い場所に置きます。
  • 直射日光に当てないようにします。
  • 乾燥に弱いため、水やりを欠かさず、土が乾いたらたっぷりと与えます。
  • 水は、軟水や雨水を使用し、水やりの際には、葉にも水をかけます。
  • 肥料は、春から秋にかけて、月に1回程度与えます。
  • 越冬温度は、最低8℃以上に保ちます

また、コバホウライシダは、室内で鉢植えや吊り鉢で育てることができます。
室内での育て方については、以下のようなポイントがあります。

  • 室内の明るい場所に置きます。直射日光に当てないようにします。
  • 室温が20℃以上の場所に置きます。
  • 乾燥に弱いため、水やりを欠かさず、土が乾いたらたっぷりと与えます。
  • 水は、軟水や雨水を使用し、水やりの際には、葉にも水をかけます。
  • 肥料は、春から秋にかけて、月に1回程度与えます

以上のように、コバホウライシダは、水やりに注意しながら、日当たりの良い場所で育てることがポイントです。また、室内での育て方についても、水やりや肥料の与え方に注意することが大切です。

もしかしたら、このやり方でホウライシダが育つかもしれませんね。

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日本の植物分類学者の父:牧野富太郎博士とは?

牧野博士は、当時日本に生息する植物を徹底的に研究し、多くの新種の植物を発見しました。

また、その研究成果をまとめた『新日本植物図鑑』は、日本の植物学に大きな貢献をした書籍として知られています。

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牧野富太郎博士については【槙野万太郎のモデル牧野富太郎博士の父母や妻や子供と経歴は?】をご覧ください。

また、東京で牧野富太郎博士の自宅を「我が植物園」と称して植物を植えましたが、その跡地に練馬区立牧野記念庭園があります。

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練馬区立牧野記念庭園については
朝ドラ「らんまん」牧野富太郎博士の終焉の地!練馬区の牧野記念庭園
をご覧ください。

らんまん第14週ホウライシダのあらすじ・概要を振り返る

万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)、いよいよ十徳長屋での新婚生活が始まる。そして、大学も新学期を迎え、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)は新4年生に。万太郎は、高知で採集してきた珍しい植物の標本を徳永(田中哲司)、大窪(今野浩喜)に見せようとするが、突然、田邊(要潤)が制止する。田邊は万太郎に、今後採集してきた植物は最初に自分に見せること、そして、その標本を持って家に来るよう命じる。

Yahoo!テレビ番組表より引用
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タキの法要が終わり東京で万太郎と寿恵子は十徳長屋での生活が始まりました。

りんが洗濯の際のザブザブという音から、十徳長屋のみんなが「向う横丁のお稲荷さん」の流行り歌を歌いだす。

万太郎が佐川に行っている間に、東大を卒業したという丈之助。

万太郎が、寿恵子のおにぎりをもって出かける。

植物学教室につく万太郎。9月で大学は新学期を迎えていました。

細田と柴は卒業し、飯島は留学準備をしていました。

新2年生の山根と澤口が植物学教室にやってくる、先輩から聞いていたマキシモビッチに認められた万太郎に会えてびっくりする。

波多野と藤丸は新4年生になって、植物学専攻に腹痛に苦しむ藤丸、万太郎の久しぶりの再会に喜ぶ。

標本が多い理由を波多野に聞くと、信州から津軽まで採取旅行に行ったと言う。

採取旅行は失敗で、花を咲いた戸隠草を狙おうと行ったが、みられず株を小石川植物園にうえたとのこと。

マキシモビッチ博士から標本が少ないといわれたことが田邊教授を変えた。

次回の学会誌に東京大学に植物を集めるようにかかれたこと伝え、

文部省からの万太郎への問い合わせもあったという波多野。
講義があるからと波多野と藤丸は出ていく。
英語の講義に苦戦する藤丸。波多野が助け船をだす。

一人残った万太郎、佐川からの新種と思われる植物の標本をもってくる。

誰にも渡したくなく、自身が名付け親になって世界に知らせたいと思う万太郎。

植物学教室に徳永助教授と大窪とがやってくる。徳永助教授から標本が待っていると貯まっているから働けという。

全国のみんなから標本が送られるから頑張るという万太郎。

田邊教授が佐川から持ってきた新種の植物を見せろという。

徳永助教授がだしてみろというが、田邊教授が講義の邪魔だと止め、最初に持ってきた植物は最初に田邊教授に見せなさいと言う。

そして、田邊教授は、万太郎の結婚を祝うから植物の標本をもって、私の家に来なさいと万太郎に言う。

向う横丁のお稲荷さんへ
一銭あげて ざっとおがんで お仙の茶屋へ
腰をかけたら 渋茶を出した
渋茶よこよこ 横目で見たらば
米の団子か 土の団子か
お団子 団子
この団子を 犬にやろうか
猫にやろうか
とうとう とんびに さらわれた

向こう横丁のお稲荷さん 歌詞の意味

結婚祝いをしたいという田邊(要潤)の提案により、万太郎(神木隆之介)は寿恵子(浜辺美波)を連れて田邊家へと向かう。食事の後、大事な話をするからと、田邊の妻・聡子(中田青渚)と寿恵子は席を外すように言われる。別室で二人きり…ぎこちない空気になるも、寿恵子は持ち前の明るさで場を和ませ、内気な聡子は、そんな寿恵子に心を開き始める。一方、田邊は、万太郎が持ってきた植物標本を見て、ある提案をする。

Yahoo!テレビ番組表より引用
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寿恵子と万太郎が田邊教授の家に行くが、誰も田邊教授の家に招かれたことがないという。

田邊教授の家にはいるなりホウライシダに目が行く万太郎。

西の方に生えて湿っている所がすきだと万太郎が言うが、服が汚れるという寿恵子。

そんな万太郎を田邊教授の女中がみつけ、中に入るように言われる。

家に入ると、田邊教授の子供が遊んでいる。女中が田邊教授の妻:聡子に子供をちゃんとみていなさいと注意される。

奥に通されて、田邊教授と万太郎と寿恵子と3人で話す。

寿恵子ときいて田邊教授は、高藤の家にお菓子をもってきた西村寿恵子さんだよねという。

高藤の舞踏練習会に寿恵子呼んだのは田邊教授だという。

高藤にあれだけ勇気をだせたは寿恵子で

高藤がどんな地位でも万太郎が、奪うものは奪うという田邊教授。

食事がおわり、お酒をもってきた田邊教授の妻:聡子が紹介される。

田邊教授は万太郎と大事な話があるからと寿恵子に聡子にダンスの心構えを教えて欲しいを席を外すように言われる。

聡子と寿恵子が別室で2人ではなす。帯が素敵だという寿恵子。旦那さまのお気に入りでという。

シダがお気に入りだと田邊教授がなぜ好きなのか聞くとわからないという聡子。

寿恵子はもう2人も子供がいるというと、聡子は子供は前の妻で昨年亡くなったとのこと。

聡子はお茶の水高等女学校を卒業して、今年の5月に来たという。

前の奥様は美しく、ピアノができ、英語をしっていて、子供達は聡子のことを「母」と呼んでくれなくてと愚痴をいう。。

聡子は寿恵子と話すと女学校のことを思い出すという。

学校にいっていないという寿恵子に友達になって欲しいと聡子はいう。寿恵子は嬉しいという。



田邊教授と万太郎が二人きりになり、万太郎が佐川からもってきた田邊教授とみる

佐川の新種をみて、田邊教授は万太郎が本物だという。どんなに綿密に計画をたてても、採集旅行にでかけても巡り会えるものと会えないものもあるという。

田邊教授は万太郎を不憫だという。そして決して万太郎が自分の手で発表することがきない。

植物学雑誌に意見が来ていると言い、植物学会員でもなければ大学の教員でもない学生でもない、万太郎が植物学会誌を創刊したのは、田邊教授が許したからという。

植物に真剣に打ち込んでいる人間が加わってもおかしくないでしょうという万太郎に、素人の倶楽部ではないという田邊教授。

万太郎が素人じゃないというと、田邊教授は、万太郎に対して、身分がなく素人だという。

万太郎は田邊教授にたいして、一体どうしたらいいのかときいたら、

大学予備門に4年間通いその後東京大学を受験するか、今すぐ留学しなさいという田邊教授。

万太郎が学歴が全てかと問うとああと答える田邊教授。

万太郎は学歴で何をはかるのか、人の一生には限りがあると言い、日本中、世界中には数えきれないほどの植物があるのに、どうして遠回りする時間があるのか?

核心はただ一つ。植物に過去に田邊教授がいったこと引用し、一生、植物に打ち込み他のことに使っている時間はないという万太郎。

岩に穴をあけるのかと言い、遠回りをするからこそ正しいものに出会えるといい、万太郎は若いな、学歴さえあればいいと田邊教授はいう。

万太郎は、他の人が新種を見つけるという。その間に他の者に新種を発表されてしまうという万太郎。

嫌だ嫌だばかりではどうしようもないだろうという。

田邊教授は、最後の提案として、

「私の物になりなさい」という。

田邊(要潤)は万太郎(神木隆之介)に、田邊専属のプラントハンターになることを提案する。田邊のために植物を探し、新種の発表は田邊がするということに納得のいかない万太郎は、その話を断る。自分の力だけでは植物の名付け親になれないのかと落ち込む万太郎に、寿恵子(浜辺美波)は一人で頑張らなくてもいいと、明るく励ますのだった。笑顔を取り戻した万太郎は、家に帰ると早速、新種を明かすための研究に打ち込む。

Yahoo!テレビ番組表より引用
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田邊教授が最後の提案で、「私のものになりなさい。」といい、田邊教授のプラントハンターとして雇おうと万太郎に言う。

イギリス王立植物園 キューガーデン世界最大の園芸商 ヴィーチ商会も優秀なプラントハンターを世界各地に派遣して珍しい植物や新種を発見させているという。

田邊教授は万太郎は生まれながらにして、植物を発見する才があり、徳永助教授や大窪よりも万太郎を認めているから提案しているという。

報奨金の話をし始めると、万太郎がちょっと待ってくださいと言い発表はどうなるのかと聞くと、私がやるとニッコリいう田邊教授。

田邊教授がマキシモビッチ博士が日本の植物を手に入れたのは手足となった長之助という百姓の助手のお陰で、学名に「チョウノスキー」と名を入れているという。

田邊教授は「マキノイ」と入れてあげようと万太郎に言う。

一方、寿恵子は聡子に教授はえらい方だから怖い方ではないか聞く。

聡子は少し納得するも、かわいいなという言葉に寿恵子は驚く。

聡子が母と買い物していたら、田邊教授が1m位の大きい枕を抱いて歩いてきて、バツが悪そうになって、必死に枕を隠し、人力車に枕だけのせて歩いていったことを話す。

聡子は田邊教授が水鳥の羽が入った外国の枕でないと眠れないと言う。寿恵子がどんな枕なのか聞くと、聡子は雲に寝ているみたいという。

聡子はその枕で寝ているという。それを聞いた寿恵子は、うきうきし、聡子に教授はお幸せですねという。

でも聡子は政府の森 有礼(ありのり)様と留学の時から懇意になっているから政府の仕事が断れないという。

そのせいで、大学の総長や教授からいろいろ妬まれて、気が休まらないという。

なので、万太郎のような人が先生のそばにいてくれたら、心強いと聡子は言う。

万太郎と寿恵子は、お礼をいい、田邊教授の家を去る。聡子は寿恵子にまたいらしてねという。


帰り道、寿恵子は聡子と過ごした時間が楽しい夜だったというが・・・落ち込んでいる万太郎が田邊教授とのことを話す。


田邊教授のプラントハンターの提案にたいして、困ると万太郎が言ったという。

万太郎は、教授の為に探すのは違う。土佐から持ってきた新種の植物は暗い洞穴を抜けた先に緑が滴るような森にひっそりと咲いていたという。

この子はわしがみつけて大好きだから誰にも渡せず、ついでに寿恵子を誰にも渡したくないというのと同じことだと、万太郎は言う。

人間と植物は違うという田邊教授に、万太郎は出会ってときめいて知りたいと思う気持ちが湧いてきて、植物も人間も与えられた場所で懸命に生きているという。

田邊教授は、万太郎が持ってきた植物は私の物にならないのかと聞くと、万太郎は「はい」と答え申し訳ございませんという。

田邊教授は、後悔するぞと言い、何も身分もない、何も保証もない小学校もでていない虫けらが何も言っても無駄だ、お前は私にすがるしかないと万太郎に言う。

万太郎は、やるという。

その出来事を寿恵子に話し、抱き着く万太郎。

寿恵ちゃん?なに万ちゃん?と互いに声をだし、万太郎は「岩に穴を開けながら進むしかない」という。

寿恵子は竹雄からの申し送りで笑っていないと力が出ないという。そして、やれるだけやってみようという。そしてやってみたら岩じゃなくてかる大きなかるやきかもしれないですよと万太郎にいう。

寿恵子に元気をもらった万太郎。寿恵子と万太郎は一刻も早く帰りたいといい、家についたあと寿恵子は枕をならべて万太郎と寝ようと考えるが、万太郎が中々来ない。

寿恵子がお休みにならないのか、と万太郎に言うと、やる気に満ち溢れていると植物にむかう万太郎。

寿恵子は顔は笑っているが、床を誘ったのに万太郎がこなかったことを柱にげんこつすることでうっぷんを晴らし、うつ伏せになり、もだえた状態で布団に入る。

後日、根岸の十徳長屋に万太郎からの封筒を手に佑一郎がやってくる。

佑一郎(中村蒼)が、万太郎(神木隆之介)を訪ねて十徳長屋へとやってくる。佑一郎から、ミシシッピ川の治水工事の技師としてアメリカに行くと報告を受けた万太郎は、蘭光(寺脇康文)と3人で仁淀川へ行ったあの日に思いを馳(は)せるのだった。万太郎は、佑一郎に田邊(要潤)とのことを相談するが、「教授だけがすべてではない」と励まされる。一方の寿恵子(浜辺美波)は、えい(成海璃子)に内職の相談をする。

Yahoo!テレビ番組表より引用
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かのと健作が広瀬佑一郎に近づき、佑一郎がお店屋さんごっこに加わりながら、万太郎がいるか聞くと、後方から万太郎がやってくる。

久しぶりの再会に互いに喜ぶ。佑一郎は万太郎が所帯をもつからといってやってきた。名教館に共に通い、東京で下宿先を探してくれたと寿恵子に佑一郎を紹介する万太郎。

紹介した下宿先が十徳長屋の寿恵子は思うが、即座に佑一郎は否定し、親戚の屋敷を紹介したが万太郎の荷物が多すぎて自分で探したことを説明する佑一郎。

佑一郎は永い別れになるかもしれないと万太郎の顔が見たかったといいアメリカに留学に行くという。

佑一郎は札幌農学校で学び、工部省で上野高崎間の鉄道を敷き、荒川を渡る鉄橋を設計したと万太郎が寿恵子に説明する。

佑一郎はミシシッピ川の治水工事を始めるとのこと。

名教館の蘭光先生が仁淀川が穏やかだが一度暴れたら土地も人も飲み込み自然の力は人より大きいといったことを思い出す。

そして、農学校のアメリカ人の先生が祐一郎を技師の一人として推薦したとのこと。

仁淀川からミシシッピ川へいくのかといい、金色の道だと万太郎は佑一郎に言う。

佑一郎もおまんも進んでいるだろうがというが、先日の田邊教授の件があり言葉に詰まる万太郎。

佑一郎が祝にもってきた鮭で石狩鍋をつつく三人。

万太郎と佑一郎が家を出たあと、寿恵子は、大学、研究、植物採取、とお金の工面を考え始める。

そこに倉木えいと、かのと健作がやってくる。佑一郎がもってきた蓬莱豆のお菓子をかのと健作にあげる。

そのあと寿恵子はえいに内職はどうしているか聞くと、針仕事は回してもらっているという。

そして口入屋の場所を教えてもらう。



万太郎は大学で、田邊教授に虫けらと言われたことなどを佑一郎に話す。それを聞いた佑一郎は恐ろしいという。

佑一郎は、北海道で冷たい土地を安い賃金雇われた人たちが鞭でうたれ、佑一郎ら若者には「先生」とよばれ正直怖くてたまらなかったという。

ただ、この人らに恥じない仕事をしないといけないと、また、学校で図面を引いたが、実際は土を掘り起こすこと一つも親方に頼らないといけないという。

佑一郎は教授が言う「虫けら」はこの国を変える底時からを持つんだという。

植物学をやろうとする人は日本には少なく日本中の植物の標本を東京大学植物学教室に集める所だから、東京大学に出入りしないとどうにもならないと万太郎は言う。

どうしたらいいだろうかという万太郎に佑一郎は博物館に聞いたらといい、教授が全てじゃないだろうと言う。

訪ねていく先があるということも自分の財産だと佑一郎は万太郎にいう。

佑一郎は12月に日本を発つといい、リオデジャネイロ号の3等客室で行く予定で、船酔いがひどくなったら万太郎の顔を思い出すという。

万太郎はどんどん思い出して笑ってくれと言い、無事に帰ってきたら今度は牛鍋屋だといって、友情を確かめ合い別れる。

夜、寿恵子は万太郎にお話しがあるというが、万太郎はいつものごとく植物に夢中になっている。

つづけて寿恵子は綾お姉さんが万太郎のために持たせてくれたお金が1,000円あるという。このお金は峰屋から万太郎へのお金だという。

このお金をどう使うか相談したいと寿恵子は万太郎に言う。万太郎がやりたいことが多くて何にどう使うかというが、相変わらず植物にめり込んでいて寿恵子の声を聞いていない万太郎。

とうとう、寿恵子が枕を万太郎にめがけて投げようとするが、とどまり、寝床にはいり、万太郎不在の布団に向かってあなたのことなのですよという。

万太郎(神木隆之介)は、新種の名付け親になる方法について相談をしようと、里中(いとうせいこう)がいる博物館へ向かう。すると、たまたま居合わせた伊藤孝光(落合モトキ)を紹介される。シーボルトの助手を務めた伊藤圭介の孫と聞き、万太郎は大盛り上がり!しかし、会話の流れで田邊が発表しようとしている“トガクシソウ”の話をすると、孝光は怒って部屋を出ていってしまう。トガクシソウを巡って波乱の予感!?

Yahoo!テレビ番組表より引用
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朝、寿恵子が起きると、万太郎が寝床におらず、机で寝ている所をみつける。



博物館へ行く万太郎。里中先生に会う。

いつか万太郎と引き合わせたいと、シーボルトの愛弟子伊藤圭介翁の孫、伊藤孝光を紹介する。

万太郎は、孝光の手を握り、伊藤先生とシーボルトと間接的にさわったこととなったと喜ぶ。

植物学をやっている孝光は、祖父に教えられたという。

万太郎は伊藤圭介が翻訳した「泰西本草名疏」を夢中で読んだという。

孝光は「泰西本草名疏」を膝に抱かれて読み聞かされたという。

万太郎が、孝光は大学が東京大学かと聞くと、孝光の態度が急変し、何であんたとこ行くんですという。

孝光は田邊教授を泥棒教授といったり、マキシモビッチが世界一のマヌケとか見下す発言をする。

里中先生は植物の検定はたやすいことじゃないことを説くが、万太郎が田邊教授のトガクシソウというと孝光は教授のトガクシソウじゃないという。

トガクシソウのことについて、不愉快だといって、孝光はケンブリッジ留学の挨拶に来ただけだと言い博物館を去る。

トガクシソウは、孝光の叔父が採取して、伊藤家が研究して既存のミヤオウソウ属に分類し、名付けてマキシモビッチにおくったが、

田邊教授の新たな標本を見てこれは既存の属に当てはまらない新属ではないかと研究をし始めた。だが、新属だといって、標本が少ない。

標本がそろい博士が新属と発表すれば、以前、伊藤家が提唱した名は改められといい、可憐な花をめぐって人が争ているという里中先生。

田邊教授はこのことを知っているのじゃないかといい気をもんでいるのではと里中先生はいう。



田邊教授の自宅で、聡子が田邊教授をまっておりシダが好きなのか聞くと、田邊教授は、シダは花は咲かない種を持たない。

花が咲く植物より前に存在しており、太古の昔、胞子で増えるシダは陸の植物の覇者で、植物の子孫で永遠だという。

それを聞いた聡子は分からないという。


万太郎は、事情を里中先生につたえ、自分で新種の発表し、学者として認めてもらえる道がないのか聞くと、万太郎の知見 版権を存分に披露する、植物学に携わる誰もが認める本を出せばよいという。

落ち込んでいた万太郎は本をつくると決意して家に帰る。



家につくなり、寿恵子が万太郎はに話があるといい夜の研究を控えて欲しいという。

竹雄からの申し送りとして万太郎をほっておくと睡眠時間を削るから、気を付けるようにいわれ、机で寝たら体が休まらないと万太郎に言う。

寿恵子はお互い元気に長生きするため寝て欲しいという。

万太郎が布団で寝ないなら井戸端で寝るという寿恵子。それはいかんというおもわず「バカ」といってしまう万太郎。

寿恵子は万太郎に夜通しつづけての研究はやめてほしいといい、明日の朝はここで寝ていてという。

万太郎は長生きしたいというが、寿恵子は昨日、一昨日とおやすみなさいといっても振り返らなかったという。

翌朝、寿恵子がおきると、布団で万太郎が寿恵子はまつ毛が長く生え際もかわいいし産毛が朝日ひ透けているという。

きづいた寿恵子は日とのことを草花のように観察しないでという。


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まとめ

今回は、牧野富太郎が愛したホウライシダの特徴と名前の由来に迫ってきました。

らんまん第14週の週タイトル「マルバマンネングサ」のあらすじ・概要も併せてお知らせしました。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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