朝ドラ「虎に翼」主人公：猪爪寅子の明律大学の同級生である「桜川涼子」のモデル
日本初の女性弁護士の一人である中田正子さんについて紹介します。
2024年前期連続テレビ小説 朝ドラ「虎に翼」
主人公：猪爪寅子の明律大学の同級生である「桜川涼子」
雑誌に扱われるほどの人気で、英語も話せ、
付き人の女性を同伴して明律大学に通う華族のお嬢様です。
そんな、朝ドラ虎に翼「桜川涼子」のモデルは中田正子さんです。
今回は、
- 朝ドラ虎に翼「桜川涼子」のモデルは
日本初の女性弁護士の一人である中田正子さん - 「桜川涼子」役の桜井ユキさん
について詳しく紹介します。
虎に翼のドラマガイドをチェックする
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ポチップ朝ドラ「虎に翼」桜川涼子モデル！は日本初女性弁護士の一人：中田正子さん！
中田正子さんは、1940年に日本で初めて女性弁護士となった人物です。
その当時、男性中心だった日本の法曹界に大きな道を切り開いたパイオニアとして、
その功績は高く評価されています。
中田正子さんwikiプロフィール
中田正子さん
・1910（明治43）年12月に現在の東京都文京区に生まれた
・府立第二高等女学校→女子経済専門学校→日本大学選科生で学ぶ
・1934（昭和９）年に明治大学専門部女子部３年次に編入
・1938（昭和13）年に高等文官司法科試験(現在の司法試験に相当)に合格
・1945（昭和20）年に夫のふるさとである鳥取県へ移住
・1950（昭和25）年に鳥取市内に中田正子法律事務所を開業
女性初として、鳥取県弁護士会会長、日本弁護士連合会理事を務める。
勲四等瑞宝章を受章。
波乱万丈な生い立ち
中田正子は、1910年に東京で生まれました。
幼い頃から男女平等に疑問を持ち、女性が社会で活躍できるようになりたいという強い思いを抱いていました。
しかし、当時は女性が大学進学を目指すことすら困難な時代でした。
差別と偏見に立ち向かう
中田正子は、周囲の反対を押し切って大学進学を目指し、猛勉強を重ねました。
そして、当時としては非常に珍しい女性専門学校である女子経済専門学校（現・新渡戸文化短期大学）に進学します。
このとき、新渡戸稲造氏からの指導を受けて、法律の道に進むきっかけとなりました。
その後、日本大学法学部選科生として法律を学び、司法試験に挑戦します。
司法試験合格と弁護士への道
中田正子さんは、1937(昭和12年)年、
現在の司法試験に相当する高等文官司法科試験を受験し、
論述試験に女性として初めて合格しますが、口述試験で不合格となりました。
3度目の挑戦で司法試験に合格し、晴れて弁護士となります。
後に、本当かどうかは不明ですが、娘から弁護士にどうしてなったのか聞かれた際、
「失恋したから男性をやっつけてやろうとか、はっきりした動機はなく、
学問的興味で試験を受けたら合格してしまった。」と言ったようです。
結婚を期に夫のふるさとに疎開弁護士活動を始める
中田正子さんは1939(昭和14年)年、東亜研究所に勤務する中田吉雄と結婚します。
翌年、中田正子さんは弁護士試補試験に合格し正式な弁護士となりました。
婦人雑誌の紙面上で、法律相談を行い一つ一つ丁寧に回答をしました。
5年間東京で、弁護士の活動をした後、夫の結核療養のため、
1945(昭和20年)年、夫のふるさとである鳥取県若桜町に移住し、
鳥取で弁護士としての活動を開始します。
また、夫が参議院議員になった際は、そのサポートをしました。
女性の人権と社会進出に貢献
中田正子は、弁護士として女性の人権擁護に尽力しました。
特に、離婚や男女雇用機会均等など、女性の社会進出に関わる問題に積極的に取り組みました。
また、日本弁護士連合会理事や鳥取県弁護士会長などを歴任し、法曹界全体の改革にも貢献しました。
中田正子さんは、女性の社会進出に関して、
妻の苦労なんていうのはね、男性には長年妻をやってないと分からないですよね。
とインタビューで答え、女性から共感を得ましたました。
離婚訴訟の先駆け
中田正子さんは、当時としては画期的だった離婚訴訟を数多く手掛けました。
当時は、女性が離婚することは非常に困難であり、多くの女性が苦しい状況にありました。
中田正子は、女性たちの声を代弁し、法的な支援を行うことで、女性の社会的地位向上に貢献しました。
男女雇用機会均等法制定への貢献
中田正子は、男女雇用機会均等法制定に向けて積極的に活動しました。
男女雇用における差別をなくし、女性の社会進出を促進するために尽力しました。
中田正子の努力によって、1985年に男女雇用機会均等法が制定されました。
パイオニアとして残した足跡
中田正子さんは、2002(平成14年)年10月15日に心不全で鳥取市内の病院で91歳で亡くなりました。
しかし、彼女が切り開いた道は、多くの女性たちに希望を与えました。
中田正子の功績は、法曹界だけでなく、日本の社会全体に大きな影響を与えました。
中田正子さんをモデルにした映画『新女性問答』
画像引用元：楽天
中田正子さんをモデルとして、1939年の映画『新女性問答』として映画化もされました。
法曹界を目指す女性たちの苦悩と青春を描きました。
主人公の桑野通子の弁論をチェックする
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朝ドラ「虎に翼」桜川涼子役の桜井ユキさんについて
桜井ユキさんは、大分県生まれ、福岡県久留米市出身の女優です。
1987年2月10日生まれで、スターダストプロモーション制作3部に所属しています。
桜井ユキさんは24歳でデビューし、その後、演技派女優として注目を集めました。
2019年にはNHKのドラマ「だから私は推しました」で主演を務め、
第46回「放送文化基金賞」演技賞を受賞しました。
プライベートでは、2022年1月22日に俳優の黒羽麻璃央さんと結婚しました。
桜井ユキさんの趣味や特技は？
画像引用元：楽天
桜井ユキさんの趣味は読書と一人旅です。
特技はサクソフォーンとピアノの演奏、日本舞踊、そしてアクションが挙げられます。
特技のアクションは、実際の演技にも活かされており、
ドラマでアクションシーンを桜井さんご本人が演じることもあります。
桜井さんの細身でありつつ、体幹が強く見えるのは、
日本舞踊のお稽古やアクションのトレーニングの賜物だと考えます。
ポチップ朝ドラ「虎に翼」物語は？
昭和4年(1929年)、日本初の女性専門の法律学校が設立されました。
そこには、当時の社会に馴染めず、不安や抑圧を感じる女性たちが集まりました。
その中には、物語の主人公である猪爪寅子(いつのめ ともこ)も含まれています。
彼女たちは、他人から「魔女部」と呼ばれるような場で法律を学び、
自分たちの道を切り拓く決意を持ちました。
昭和13年(1938年)、その学校から日本初の女性弁護士が誕生しました。
寅子もその一人であり、彼女たちは全国的に注目される存在となりました。
しかし、彼女たちが弁護士として社会に出ると、日本は戦争への道を進んでいました。
彼女たちは法律の知識で羽ばたく翼を得たのに、その活躍の場が急速に奪われていきました。
昭和20年(1945年)、焼け野原の中で立ち尽くす寅子は全てを失っていました。
生きてゆくために、ただ一つ頼りになるのは、学んだ法律だけでした。
彼女は裁判官になることを決意し、
戦争で失った親や苦境に立たされた女性や子どもたちのために、
家庭裁判所の設立に尽力しました。
そして、寅子はついに裁判官になりました。
彼女とその仲間たちは、政治や経済では解決できない、
困難に立ち向かう人々の世界を理解し、
その苦境から救うために情熱を持って取り組みました。
ポチップ朝ドラ「虎に翼」のあらすじは？
当サイトでは「虎に翼」のあらすじを紹介しています。
＞＞＞朝ドラ「虎に翼」あらすじ一覧
をご覧ください。
朝ドラ「虎に翼」キャストと相関図は？
🐯 #トラつば相関図 🪽
— 朝ドラ「虎に翼」公式（4/1放送開始） (@asadora_nhk) March 20, 2024
『虎に翼』全体相関図を公開！#朝ドラ #トラつば#４月１日スタート pic.twitter.com/RiOx9hiOjy
朝ドラ「虎に翼」の相関図です。
キャストは
＞＞＞朝ドラ「虎に翼」キャスト・相関図一覧
をご覧ください。
ポチップ虎に翼桜川涼子モデル！中田正子日本初の女性弁護士を紹介!まとめ
中田正子さんは、女性初の弁護士の一人として、男性中心だった法曹界に大きな道を切り開きました。
女性の人権擁護と社会進出に尽力し、日本の社会に大きな変化をもたらしました。
また、朝ドラ「虎に翼」桜川涼子役の桜井ユキさんも紹介しました。
朝ドラ「虎に翼」の主人公の猪爪寅子について
NHKの2024年前期連続テレビ小説：朝ドラ「虎に翼」
主役の猪爪寅子については
＞＞＞猪爪寅子のモデル三淵嘉子の父母や夫や子供と経歴!虎に翼
をご覧ください。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
