NHKの2023年後期連続テレビ小説:朝ドラ「ブギウギ」福来スズ子にあこがれる水城アユミが登場します。
朝ドラ「ブギウギ」水城(みずき)アユミは、主人公 福来スズ子の大ファンであり、若手スター歌手です。
年末のオールスター男女歌合戦で、「ラッパと娘」VS 「ヘイヘイブギー」の新旧対決をします。
SNSでも
- 「ラスボス登場か」
- 「次世代が来るのか」
- 「一悶着ありそうな感じかな?」
と話題です。
水城アユミは大和礼子とUSKのピアノ伴奏者の股野義夫の間に産まれた娘です。
史実の「ブギを歌うな」騒動を彷彿させるできごとがあることから、「美空ひばり」モチーフとしたモデルではないかと思います。
史実では、美空ひばりは笠置シズ子のモノマネと言われていましたが、のちに、美空ひばりの方がメジャーとなります。
それゆえ、美空ひばりと笠置シズ子の関係が不仲説だったのではと言われています。
今回は、NHKの2023年後期連続テレビ小説:朝ドラ「ブギウギ」水城アユミのモデルの一人である「美空ひばり」と「笠置シズ子」の関係が不仲説について紹介します。
併せて、水城アユミと、水城アユミを演ずる吉柳咲良さんを紹介します。
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美空ひばりと笠置シズ子の関係について
画像引用元:楽天
まずは美空ひばりについて紹介します。
美空ひばりのプロフィール紹介
美空ひばり(本名:加藤和枝)は、1937年5月29日に神奈川県横浜市で生まれました。
1989年に52歳で亡くなりました。
9歳でデビューし、その天才的な歌唱力で「歌謡界の女王」と称されました。
彼女の生涯にわたるレコーディング数は1500曲以上で、オリジナル楽曲は517曲にのぼります。
美空ひばりは昭和の歌謡界を代表する歌手であり、没後には国民栄誉賞を受賞しました。
この美空ひばりと笠置シズ子の関係についてみていきます。
美空ひばり「ベビー笠置」と笠置シズ子の出会い
1948年10月、笠置シズ子は横浜国際劇場で「セコハン娘」のコピーで有名になった加藤和枝、のちの、美空ひばりに出会います。
当時、美空ひばりは「ベビー笠置」、「豆笠置」と呼ばれていました。
美空ひばりは笠置シズ子を尊敬しており、親切にしてくれたと語っています。
笠置シズ子34歳、美空ひばり11歳の時でした。
美空ひばりと笠置シズ子の不仲説について・アメリカ公演でのブギ阻止
美空ひばりが売れるようになると、不仲説が出てきます。
デビュー時に「自分のブギを歌うな」と笠置シズ子がいった事が発端になっています。
- 美空ひばりと出会って3か月後の1949年1月「ラブ・パレード」で笠置シズ子の新曲「ヘイヘイブギー」を歌うことをひばりが要求したが許可しなかった。
→代わりに「東京ブギウギ」の許可をだした。というのも「ヘイヘイブギー」を歌わせることでひばりを「モノマネ」扱いにしたくないという意向だったようです。 - 1950年春「服部良一先生の全作品を歌っても演奏をしてはいけない」という通達が日本著作権協会から美空ひばり側に通達がいきます。
→ちょうど、そのころ美空ひばりは渡米してブギを歌おうとしていましたが、服部良一・笠置シズ子側が服部ブギを本人が歌う前より先にアメリカで歌われては困るという措置でした。
美空ひばりと笠置シズ子の和解とその後
二人は後に和解をしました。
1951年2月NHKラジオ「歌の明星」にて「東京キッド」と「東京ブギウギ」を一緒に歌いました。
でも、心情的には完全に和解しきれていなかったと言われています。
服部良一が作曲してくれた場合、笠置シズ子は都度、挨拶していました。
美空ひばりのために、服部良一が「銀ブラ娘」作曲した際、挨拶がなかったと言われています。
音楽会では、作曲してもらった方に挨拶することが慣例でした。
朝ドラ ブギウギ 年末恒例「オールスター男女歌合戦」福来スズ子VS水城アユミ
年末恒例の紅白歌合戦とオールスター感謝祭を足して2で割った
丸の内テレビジョンの「オールスター男女歌合戦」のトリとして
オファーされたスズ子。
そこに話題の新人歌手水城アユミが登場します。
水城アユミは大和礼子とUSKのピアノ伴奏者の股野義夫の間に産まれた娘です。
父の股野がマネージャーをしています。
水城アユミはスズ子を尊敬しており、「ラッパと娘」を歌いたいと言います。
スズ子は、世間に比較されることを恐れますが、最終的には善一にも相談し、最終的に許可します。
そこは史実とは異なり太っ腹のスズ子です。
- 水城アユミ「ラッパと娘」
- 福来スズ子「ヘイヘイブギー」
の対決が「オールスター男女歌合戦」で行われることになりました。
水城(みずき)アユミ役!吉柳咲良さんについて
吉柳咲良さんは、栃木県出身の19歳です。
幼稚園の頃から女優になることを夢見ており、ダンスを習うなどして芸能界を目指していました。
2016年に第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRL 2016」でグランプリを受賞し、芸能界デビューを果たしました。
同年、ミュージカル「ピーターパン」で初舞台・初主演を務め、その演技力と歌唱力で注目を集めました。
その後、テレビドラマ「まんぷく」「あなたには帰る家がある」「おちょやん」や、映画「かがみの孤城」などに出演し、着実にキャリアを積んでいます。
吉柳咲良さんのプロフィール
ついに!朝ドラ ブギウギに明日から登場しますよ〜!
— 吉柳咲良 (@kiryusakura422) March 17, 2024
きゃーーーー!緊張する楽しみ!!
水城アユミを皆様どうか、あたたかく見守ってください♡♡
#ブギウギ pic.twitter.com/miCcrpDYH2
- 生年月日:2004年4月22日
- 本名:柳田 咲良(やなぎた さくら)
- 出身地:栃木県
- 身長:154cm
- 血液型:B型
- 所属事務所:ホリプロ
吉柳咲良さんの芸能界デビューまでの経緯
- 2016年、第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRL 2016」でグランプリを受賞
- 2017年、ミュージカル「ピーターパン」で初舞台・初主演
吉柳咲良さんの主な出演作品
- テレビドラマ
- 連続テレビ小説「まんぷく」(2018年)
- ドラマ10「あなたには帰る家がある」(2019年)
- 連続テレビ小説「おちょやん」(2021年)
- 連続テレビ小説「ブギウギ」(2023年)
- 映画
- 映画「かがみの孤城」(2022年)
- 映画「星降る夜に」(2023年)
朝ドラ「ブギウギ」福来スズ子(花田鈴子)役:趣里
大阪の銭湯の看板娘として花田鈴子は育ちます。
幼い頃から歌ったり踊ったりするのが好きが講じて、道頓堀にある梅丸少女歌劇団(USK)に入団します。
歌の才能が出てきた花田鈴子は、母親のアイデアで福来スズ子という芸名にして、歌手という道を進んでいき、のちに戦後のスターとなります。
福来スズ子のモデルは笠置シヅ子です。
笠置シヅ子については
>>>福来スズ子のモデル笠置シヅ子の父母や夫や子供と経歴は?
をご覧ください。
朝ドラ「ブギウギ」物語は?
大正時代の末期、大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘、花田鈴子は、歌って踊ることが大好きな明るく純真な女の子です。小学校を卒業した際、鈴子は、「歌と踊りで人々を笑顔にしたい」という思いを抱き、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団しました。一生懸命に稽古に励んだ鈴子は、急速に成長し、抜群の歌唱力で才能を開花させていきます。
昭和13年、鈴子は上京します。そこで、人気のある作曲家と出会い、鈴子の運命が大きく変わります。鈴子は作曲家の指導を受けることによって、「スウィングの女王」として知られる人気歌手になっていきます。
しかし、戦争が勃発すると、鈴子の状況は一変します。鈴子の歌っていた曲が「敵性音楽」と見なされ、彼女の舞台での歌や踊りは厳しく制限されてしまいます。さらに、鈴子の弟は徴兵され、ちょうどその頃、鈴子の母も病気で亡くなってしまいます。
悲劇が重なり、悩む鈴子の前に、とある青年が登場します。ふたりは恋に落ちて、やがて結婚を誓い合います。しかし、青年の家族は強く反対し、結婚は中々、実現しませんでした。そののち戦争が終わり、鈴子は青年の子を授かります。しかし、青年は病に倒れてしまいます。会うことができず、結婚も果たせぬまま、別れることとなりました。数日後、鈴子はひとりで娘を出産します。
鈴子は娘を育てながら一人で舞台で歌い続けます。そんな中、生まれたのが「東京ブギウギ」という曲です。明るく飾らずに、全身で歌うことが鈴子の真骨頂でした。戦後の傷ついた日本に、彼女の歌声が響き渡ります。鈴子の歌声に合わせて笑顔で歌い踊る人々が全国に広がっていきました。鈴子は「ブギの女王」と称され、日本の大スター歌手への階段を駆け上がっていきます。
朝ドラ「ブギウギ」のキャストと相関図は?
朝ドラ「ブギウギ」の相関図は上のインスタをご覧ください。
また、キャストについては、
【ブギウギキャスト一覧相関図!モデルの笠置シヅ子を紹介!】
をご覧ください。
朝ドラ「ブギウギ」の吹き出しあらすじネタバレ紹介
当サイトでは、朝ドラ「ブギウギ」の吹き出しであらすじをネタバレ紹介しています。
【ブギウギ今後のあらすじを吹き出しで紹介!ネタバレ一覧!】
をご覧ください。
水城アユミモデル美空ひばりと笠置シズ子の関係は不仲説?まとめ
NHKの2023年後期連続テレビ小説:朝ドラ「ブギウギ」水城アユミモデル美空ひばりと笠置シズ子の関係は不仲説と女優の吉柳咲良さんについて紹介しました。
福来スズ子のモデルになった笠置シヅ子については
>>>福来スズ子のモデル笠置シヅ子の父母や夫や子供と経歴は?
をご覧ください。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。