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ジョウロウホトトギスの花言葉や由来は?牧野富太郎が命名

牧野記念庭園内の牧野富太郎のパネル大泉学園
牧野記念庭園内の牧野富太郎のパネル
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NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」第3週タイトルになっている「ジョウロウホトトギス」について調べました。

ジョウロウホトトギスは、ユリ科ホトトギス属の植物で、学名はricyrtis macranthaです。牧野富太郎博士が発見、命名しました。

四国地方高知県(土佐)を中心に山地の渓谷の湿った岩場や崖に自生する多年草植物です。

ジョウロウホトトギスの「ジョウロウ(上臈)」とは、牧野富太郎博士が「貴婦人」という意味でつかいました。

高貴な感じもするジョウロウホトトギスの黄色い花は、9~10月に下に向けて花を咲かせます。

今回は、ジョウロウホトトギスについて、花言葉や由来や、NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」第3週の週タイトルにもなりましたので、そのあらすじとして概要を紹介します。

レアな野生花、ジョウロウホトトギスの概要と特徴

■ジョウロウホトトギス
学名:Tricyrtis macrantha
和名:ジョウロウホトトギス
その他の名前:トサジョウロウホトトギス
科名 / 属名:ユリ科 / ホトトギス属

ジョウロウホトトギスは、多年草で、ユリ科ホトトギス属に属する美しい野生花です。花期は9月から10月頃です。

釣り鐘形で明るい黄色で長さ5cmほどの花を、葉の脇に1~2輪程度、咲かせます。質は厚くてロウを塗ったような光沢があります。

花の内側に赤紫色の斑点が多数あります。

葉は幅広くて光沢は少なく、毛が生えていています。茎は長さ40~100cm、弓なりに伸びて垂れ下がるので、茎が垂れてもよいような場所に植えたり置いたりします。

寒さはそれ程弱くは有りませんが、高温を嫌います。

牧野富太郎の著書「新分類 牧野日本植物図鑑」では、ジョウロウホトトギスについて「まるで夜空に浮かぶ星のような美しさを持つ花である。」と表現しています。

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ジョウロウホトトギスの分類と生息地

ジョウロウホトトギスは、ユリ科のホトトギス属に分類されます。

ジョウロウホトトギスは、四国地方の太平洋側の地域に特産する種類で、山地の渓谷の湿った岩場や崖に自生する多年草植物です。

ジョウロウホトトギスの花言葉と由来

ジョウロウホトトギスの花言葉は

「あなたの声が聞きたくて」

です。

また、ジョウロウホトトギスの「ジョウロウ(上臈)」とは、牧野富太郎博士が「宮中に仕える貴婦人」という意味でつかいました。

ジョウロウホトトギスの学名「Tricyrtis macrantha」です。Tricyrtisは「3つの距」を意味しています。

和名は「ジョウロウホトトギス」で、牧野富太郎博士が見つけたためか、別名「トサジョウロウホトトギス」と呼ばれています。

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日本の植物分類学者の父:牧野富太郎博士とは?

牧野博士は、当時日本に生息する植物を徹底的に研究し、多くの新種の植物を発見しました。

また、その研究成果をまとめた『新日本植物図鑑』は、日本の植物学に大きな貢献をした書籍として知られています。

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牧野富太郎博士については【槙野万太郎のモデル牧野富太郎博士の父母や妻や子供と経歴は?】をご覧ください。

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ジョウロウホトトギスは練馬区立牧野記念庭園で観ることができます

ジョウロウホトトギスは東京都にある練馬区立牧野記念庭園で観ることができます。

初秋頃が見頃を迎えます。牧野記念庭園については

朝ドラ「らんまん」牧野富太郎博士の終焉の地!練馬区の牧野記念庭園

をごらんください。

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西武池袋線大泉学園駅から徒歩圏内にある牧野記念庭園、アクセスについては
牧野記念庭園のアクセスは?車椅子でも行きやすいルート!
をごらんください

らんまん第3週ジョウロウホトトギスのあらすじ・概要を振り返る

18歳になった万太郎(神木隆之介)は、植物採集のさなか、見たことのない美しい花・ジョウロウホトトギスと出会う。

姉の綾(佐久間由衣)は縁談より酒造りに興味があり、蔵人の幸吉(笠松将)に造り方を教えてもらうことに。

奉公人の竹雄(志尊淳)は立派な働き手として万太郎を支えながら、綾に密かな思いを寄せていた。ある日、峰屋の酒を東京で開かれる博覧会に出品しないか、との話が舞い込む。

yahoo!テレビ.Gガイドより引用

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明治13年(1880)秋 峰屋で酒造りが始まり、蔵人を迎える日。万太郎はジョウロウホトトギスに夢中で神事を忘れてしまう。

神事の途中で、万太郎がやってきたことに綾は迷惑を掛けたらいけない、真心を尽くさないといけない。親方と蔵人に挨拶しろやと注意する。

その直後、蔵人の幸吉がやってきて、蔵人のことを思ってくれたことを感謝し麹と米がどうしたら酒になるのか綾に説明できるという。その様子を陰で見つめる竹雄は嫉妬する。

峰屋に来た役人から提案があった来年春の内国勧業博覧会の出展を辞退することについて、タキが万太郎と綾に了解を得ようとするが、万太郎は断ったらいけないと言う。というのも、かねてから、小学校の壁にあった博物図を制作した文部省博物局の里中先生、野田先生といった心の友に会いたかったからである。


東京行きが決まった万太郎(神木隆之介)は、憧れの植物学者に会えると舞いあがる。

一方、綾(佐久間由衣)はせっかくの縁談を破談にし、タキ(松坂慶子)をがっかりさせてしまう。

酒造りへの情熱を捨てられない綾は、蔵人の幸吉(笠松将)にある相談を持ちかける。

春になり、万太郎は竹雄(志尊淳)を伴い、いよいよ東京へと旅立つ。

yahoo!テレビ.Gガイドより引用
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縁談の最中でも家業のことで頭がいっぱいの綾は、その席でお酒を飲んでしまう。
それが契機で破断になりタキは激怒。

冬、綾が幸吉から麹について教えてもらい、その流れで新しい辛口の酒を造ってほしいと幸吉に頼む。

峰屋の峰乃月の完成式、綾は博覧会で博覧会でもわすれない味にしたいと新しく仕込んだ辛口の酒を用意する。それを知ったタキは峰乃月はまずいのか激怒。新しい酒は幻に。

完成式後、幸吉から綾へ気持ちを理解していと言い、過去に蔵に行った際に、暗闇のなかで落とした「かんざし」を渡す。

「綾様が今も酒造りが好きでよかった」という幸吉の言葉に綾はときめく。


後日、万太郎と竹雄は、東京への新たな出会いの旅に出る。



汽車や蒸気船を乗り継ぎ、ようやく東京へ着いた万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)。

二人が訪れた上野の博覧会会場には、見たことのない華やかな世界が広がっていた。

万太郎は峰屋の当主として酒の品評会に参加するが、下戸なのに無理して酒を飲んだため酔っ払ってしまう。

会場の外に飛び出した万太郎は、ある女性と出会う。

それはのちに人生の伴侶となる寿恵子(浜辺美波)だった。

yahoo!テレビ.Gガイドより引用
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万太郎と竹雄は佐川から高知まで歩き浦戸の港から神戸に渡りました。
神戸からは汽車で京都へ、京都からは歩いて琵琶湖、鈴鹿峠を越えて四日市へ
そこから再び蒸気船に乗り横浜へ。横浜からは汽車でそしてついに東京にやってきました。

新橋駅に着いた万太郎と竹雄、異国のような東京にびっくり😲する

明治14年上野公園で開かれた第2回内国勧業博覧会は出品数33万点
4ヶ月の会期中に82万以上人が来場し大盛況となりました。

酒屋の試飲会場で酒屋同士の親睦会が行われて、池田屋・丸川屋・松屋からのお酒の勧めと断り切れず、飲んでしまう下戸の万太郎見事に酔っぱらってしまう。酔った流れでカエルになった万太郎は木に登ってしまう。

木に登った万太郎を白梅堂の寿恵子が木から降りるよう言う。

酔っぱらった万太郎、寿恵子をみるなり、理屈じゃなく一目みただけ、心が震え、あんなにかわいいひとがこの世にいるのかと思った矢先、木から転落する。


池田屋・丸川屋・松屋が急にいなくなった万太郎を探して、やっと万太郎をみつける。
というのも、内部卿が御視察にいらっしゃるとのこと。今回出展の蔵元の中で一番か若いご当主なので内部卿から話があるということで、万太郎をさがしていました。

(寿恵子に会いたい万太郎の気持ちなどわからない、池田屋・丸川屋・松屋に神輿のように連れられる万太郎・・)


万太郎(神木隆之介)は、ついに旅の最大の目的である博物館を訪れる。

子どもの頃から憧れていた植物学者の野田基善(田辺誠一)と里中芳生(いとうせいこう)に出会い、「日本の植物にはまだ学名がつけられていないものや発見されていないものがたくさんある」と知った万太郎は、大きな刺激を受ける。

竹雄(志尊淳)は生き生きとした万太郎の姿を見て、万太郎の心が峰屋から離れていくことに不安は感じるのだった。

yahoo!テレビ.Gガイドより引用
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東京の旅にきた最大の目的である博物館の研究室にやってくる万太郎と竹雄


失礼します。といって博物館の研究室に一人、入っていく万太郎

心の友である野田基善から「植物を見つける、識別し分類する。新種ならそれに名前を付ける」植物分類学があり日本では標本の数が少ないと万太郎に説明する。

万太郎が、小学校の時に写本した博物図をみせると、野田が博物局にきてはじめて手掛けた仕事だ言いそれでここまで来た万太郎に感動をする。

その後、里中芳生が紐のようなサボテンをもってきて和名を「ヒモサボテン」とする。万太郎はあっけにとられるが、和名はあくまであだ名みたいなものだと知る。

研究室から帰ってきた万太郎に対し、竹雄は草の事は遊びだと怒り出す。


東京で憧れの植物学者たちと出会い、植物の研究にますます心を惹かれる万太郎。

そんな万太郎に、竹雄(志尊淳)は不安な心のうちをぶつけ、二人は口論になってしまう。

東京滞在の最後の夜、万太郎は博覧会会場で出会った和菓子屋の娘・寿恵子(浜辺美波)のことが忘れられず、もう一度会いたいと願うが・・・

yahoo!テレビ.Gガイドより引用
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万太郎と竹雄、東京滞在最後の日となりました。

土佐のみんなにお土産を買う万太郎、竹雄が綾のために「くし」を品定めしていると・・万太郎がお姉ちゃんに合いそうだなと言う。

そして、万太郎が顕微鏡を見つけると植物学をやるためには必要だと竹雄にお願いし、渋々了承する。でも改めて、遊びは、峰屋の当主をつとめてこそからこそできる。草のことなど無理。
万太郎が峰屋を放り出したら、若はわしらを捨てるのですか?と竹雄が万太郎に問いかける。

東京最後の夕食は牛鍋、食べている途中に展覧会の酒を話題にする客の声から「名前は知らんが土佐の酒がうまい」と聞く。それを聞いた万太郎と竹雄、「峰屋」であることを教えてあげる。


夕食後、もう一度、寿恵子に会いたくて白梅堂に行く万太郎。東京に帰ることを寿恵子に伝える。カエルだけに。

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実際の牧野富太郎博士が万国勧業博覧会で購入した顕微鏡です。

博覧会で購入したドイツ製の顕微鏡
ドイツ製の顕微鏡明治14(1881)年初上京の時に購入したもの


ドイツ製の顕微鏡
「牧野富太郎先生が初めて上京せし折万国勧業博覧会にて買求めた顕微鏡で非常にめずらしいものである」

らんまん第3週ジョウロウホトトギス!ネタバレ注意まとめ動画

ジョウロウホトトギスの週のまとめ動画です。だいたい2分でわかります。

らんまんのジョウロウホトトギスはレプリカ(造花)です

らんまんのジョウロウホトトギスはレプリカです。

レプリカについては、「らんまんレプリカ・造花草はどこの誰が作った?」をご覧ください。

🌸らんまんを本でみるならドラマガイドで↑↑

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ドラマの裏側も・・・らんまん観察日記

ジョウロウホトトギスの週に関連するドラマの裏側やメイキングやオフショットの様子をみましょう。

志尊さんが上半身裸になって、水を掛けるシーン、神木さんと仲良く撮影していました。

モニターチェックも欠かせませんね。

万太郎の「わが友」である野田先生と里中先生のイラスト・・

ちょっと違うような・・イラストの方が愛嬌があるというか・・まぁいいか・・

実際のドラマも野田先生は髪がボサボサだし、逆に里中先生は髪の毛整いすぎだし・・

綾役の佐久間さん曰く、志尊さんは、秒で帰るとか。

実は着替える場所が一つしかない為、みんな一斉に着替えられないのでみんなに干渉しないように一番先に行って、先にはける、そんな感じで、撮影が終わると、現場から着替える場所まで走って、みんながつくころには志尊さんの着替えが終わっているとか。

竹雄役の志尊さんは、土佐ことばで「東京の凄さは佐川の者には伝わらんろうけんど」が口クセになったとか。

牛鍋のうまいは本当に食べており、心から美味しかったとのことです。

神木さんも志尊さんも顔をあげて、小休止のあと「ん~まい」と言ったのも演技だけでなく、本当に美味しかったんでしょうね。

まとめ

らんまんの週タイトルの「ジョウロウホトトギス」の花言葉や特徴について調べてみました。

らんまん第3週の週タイトル「ジョウロウホトトギス」のあらすじ・概要も併せてお知らせしました。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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