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ドクダミの花言葉や由来は?身近な植物らんまんのあらすじ

牧野記念庭園内の牧野富太郎のパネル大泉学園
牧野記念庭園内の牧野富太郎のパネル
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ぼぶたろう
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NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」第6週タイトルになっている「ドクダミ」について調べました。

ドクダミは、ドクダミ科 ドクダミ属の植物で、学名はHouttuynia cordataです。別名は十薬(じゅうやく)です。

日本の北海道南部から九州になどに自生する多年草で、日陰や湿地を好みます。


開花時期は、5 月~8月で茎先に十字型の白い花を咲かせます。

ドクダミの花言葉「野生」「自己犠牲」「白い追憶」です。

ドクダミは、ゲンノショウコ、センブリと並んで日本の3大民間薬草と呼ばれています。

今回は、ドクダミについて、花言葉や由来や、NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」第6週の週タイトルにもなりましたので、そのあらすじとして概要を紹介します。

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ドクダミの概要と特徴

ドクダミ
学名:Houttuynia cordata
和名:ドクダミ 蕺草
その他の名前:十薬(じゅうやく)
科名 / 属名:ドクダミ科 / ドクダミ属

ドクダミ(学名: Houttuynia cordata)は、ドクダミ科ドクダミ属に属する多年草で、東アジアを中心に広く分布しています。以下は、ドクダミの概要と特徴です。

外見:茎は地上を這い、長さは1m以上になることもあります。葉は心臓形で、鮮やかな緑色をしています。花は夏に咲き、小さくて白い花弁を持ちます。

生息地:川岸や湿地、森林などに生息し、水辺に多く見られます。日本では全国的に見られ、特に山形県などでは名産品として知られています。

利用:古くから薬用植物として利用されており、消炎・殺菌・利尿作用があるとされています。また、食用としても利用され、山菜として春先に食されます。香辛料としても使われ、乾燥させた葉は唐辛子に代わる「ドクダミコショウ」としても利用されます。

特徴:ドクダミは、繁殖力が非常に強く、土壌を緩める効果もあるため、環境改善植物としても注目されています。しかし、その強さから、在来種を駆逐することもあるため、生態系に悪影響を与えることもあります。また、特有の匂いがあるため、独特の風味があると評価される一方で、好き嫌いが分かれる植物とも言われています。

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ドクダミの分類と生息地

ドクダミは、コショウ目ドクダミ科ドクダミ属(学名:Houttuynia cordata)に属する多年草です。

ドクダミの生息地は、中国や東南アジアを中心に広く分布しており、湿地帯や山地などの水辺に生育しています。また、日本や朝鮮半島、台湾などでも見られます。

ドクダミは、湿度が高く、日当たりが良く、水はけが良い土地を好みます。

ドクダミの花言葉と由来

ドクダミの花言葉は、

「野生」「自己犠牲」「白い追憶」

など複数あります。

「野生」については、ドクダミが湿地帯などの自然環境に生息するため、野生のイメージがあることから付けられたと言われています。

「自己犠牲」については、ドクダミの葉の裏側には、細かい突起があり、摘んだ際には指先が赤くかゆくなることがあります。この突起には、ドクダミが自身を守るために生成したアレルゲンが含まれていると考えられており、自らが犠牲になってでも生存を守る様子が花言葉として付けられたとされています。

「白い追憶」については、ドクダミの花の色が白色であることから、「白い」という言葉が使われ、また、植物の香りには記憶を呼び起こす効果があるとされていることから、「追憶」という言葉が付けられたと考えられています。


「ドクダミ」という名前の由来には諸説ありますが、一般的には、ドクダミが有毒な植物であるという誤解から「毒だらけの草(どくだらけのくさ)」という意味で呼ばれるようになったとされています。

ただし、実際には食用や薬用として利用されることがあり、現代では「十薬(じゅうやく)」という別名でも親しまれています。

また、学名の「Houttuynia cordata」は、18世紀にオランダの博物学者であるマーティン・ホウトゥイン (Martinus Houttuyn) が命名したもので、属名の「Houttuynia」は彼の名前に由来し、種小名の「cordata」は、心臓の形をした葉を持つことから付けられたものです。

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日本の植物分類学者の父:牧野富太郎博士とは?

牧野博士は、当時日本に生息する植物を徹底的に研究し、多くの新種の植物を発見しました。

また、その研究成果をまとめた『新日本植物図鑑』は、日本の植物学に大きな貢献をした書籍として知られています。

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牧野富太郎博士については【槙野万太郎のモデル牧野富太郎博士の父母や妻や子供と経歴は?】をご覧ください。

また、東京で牧野富太郎博士の自宅を「我が植物園」と称して植物を植えましたが、その跡地に練馬区立牧野記念庭園があります。

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練馬区立牧野記念庭園については
朝ドラ「らんまん」牧野富太郎博士の終焉の地!練馬区の牧野記念庭園
をご覧ください。

らんまん第6週ドクダミのあらすじ・概要を振り返る

東京に着いた万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)は、野田基善(田辺誠一)らがいる博物館へと足を運ぶ。

野田から東京大学への紹介状をもらった万太郎は、名教館時代の学友・広瀬佑一郎(中村蒼)の元へ。

佑一郎に下宿先を紹介してもらっていたのだが、植物標本などの荷物が多すぎるから捨ててほしいと言われてしまい…

Yahoo!テレビ番組表より引用
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再び東京に着いた万太郎と竹雄

博物局に着くと竹雄も中に来いという万太郎。

もう峰屋を出た以上、竹雄は万太郎の相棒である伝える。


そして万太郎は、野田先生に一年ぶりに会い、土佐植物目録を渡し、

佐川ではもう行き詰って東京で学びたいという万太郎。

そんな万太郎の為に、野田先生は、東大の植物学研究所の紹介状を渡す。

そんな中、里中先生がまた新しいサボテンを持ってくる。

竹雄がそのサボテンを巾着みたいだと言うと

和名は「キンチャクサボテン」とあっけなく決めてしまう。


博物局を去った後、土佐の名教館で一緒に学んだ広瀬祐一郎に会う。

札幌農学校で土木工学を学び、東京に戻ってきたばかりの祐一郎。

北の大地の厳しさを体験し、名教館の蘭光先生の「自然の力は大きい」という言葉を思い出したことを万太郎に伝える。

下宿先も祐一郎が万太郎と竹雄の為に紹介するが、荷物が多く枯れた草には虫が湧くと言われ紹介を受けた下宿をあきらめる万太郎

改めて下宿先を探す為、どの方向が良いかと万太郎が聞くと、

東京大学の近くが良い。佐川と違い東京は用心しろと言う祐一郎に

また会おうと言う万太郎。

そういえば、竹雄の苗字は「井上」だったのね。

東京の町をさまよう万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)。

なかなか下宿先が見つからず途方に暮れる。さらには、神社でお参りをしている隙に、標本が入ったトランクを盗まれてしまう。

質屋へ行くと万太郎のトランクを持った女(成海璃子)が現れ…トランクだけは取り戻せたものの、肝心の標本がなくなっていた。

探し歩いた二人がたどり着いたのは、ドクダミだらけの長屋。そこにいたのは、トランクを盗んだ男(大東駿介)だった。

Yahoo!テレビ番組表より引用
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下宿先を探すが、断られ続ける万太郎と竹雄

お腹が空いた万太郎と竹雄、贅沢は今回で最後と牛鍋を食べる。

牛鍋屋で酒を飲んだ男に、佐川から持ってきた荷物に目をつけられる。

途中、神社を見つけて万太郎と竹雄が、町の神様に部屋を見つかるようお祈りするが、

その間にトランクを盗まれてしまう。。盗まれたトランクを見つけに質屋を探しにいく。

その道中、博覧会の屋台の菓子屋:白梅堂をみつける竹雄。今はそれどころじゃないと万太郎。

やっと、中尾の質屋をみつけるがトランクが出ていないと店の人と話していた直後、

クサ長屋の女の人がやってきて、万太郎のトランクを質に出そうとする。

質屋は質入れとして受け取りを拒否して、無事、トランクは戻ってきたが中身は空っぽ。

中身を探しに、質を入れようとした女が住んでいるドクダミが生えているクサ長屋につくとトランクの中の書物を燃やそうとする男が。

たどり着いた長屋の軒先で、倉木(大東駿介)が植物標本を燃やそうとしていたところを ギリギリ止めた万太郎(神木隆之介)。

金を払うから標本を返してほしいと交渉しているところに、倉木の妻・えい(成海璃子)がやってきて、倉木をとがめる。

その後、福治(池田鉄洋)ら長屋の住人たちの誘いで、夕食をご馳走になった万太郎と竹雄(志尊淳)。万太郎は、長屋に空き部屋があると聞き…

Yahoo!テレビ番組表より引用
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燃やすなと言い、大事なものだと男(倉木)にいう。万太郎。

男からは返してほしかったら、30円よこせという。

標本は命そのもので、千金の値打ちがあるという万太郎。完全であれば、100円与えるから返せと言う。

長屋から人々がでてきて、男は盗人だという竹雄。

倉木と竹雄がひともめしていると、

質屋にいた女(倉木えい)が出て来て、万太郎のトランクは、ばくちで勝ったものと言う。


直後、倉木えいには、熱を出しているケン坊(健作)という子がいることが分かった万太郎。

お金がないと医者を諦めるえいにたいし、医者呼ぶように伝え、万太郎が熱さましの薬をわたす。

検診が終わった医者をみるなり、竹雄がお金が出してあげる。


長屋のみんながお腹が空いている万太郎をもてなす。

長屋の人からは、倉木の一家は貧乏神がついていると言われる。


長屋に泊まった万太郎、翌朝、長屋のドクダミの葉においをかいでいると、

十徳長屋の差配人の江口りんに声を掛けられ、倉木の医者代を渡し、お礼を万太郎に伝える。

倉木のお金は江口で立て替えをしており、まだ、お金返していないが、部屋も空いているから追い出していないという江口に「ここに住みたい」という万太郎。

十徳長屋に住むことを決めた万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)。

差配人のりん(安藤玉恵)や住人・福治(池田鉄洋)たちの手を借りて、部屋に荷物を運び入れる。

そして、植物標本が手元に戻った万太郎は、改めて倉木夫婦(大東駿介・成海璃子)を訪ねるのだった。東京での新生活、いよいよスタート!

Yahoo!テレビ番組表より引用

ドクダミもレプリカです。らんまんのレプリカについてはこちらをご覧ください。

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万太郎は長屋にあるドクダミは生薬の名を「ジュウヤク」であり10の病に効くと江口に説明する

江口から1部屋50銭と聞くと、2部屋借りて植物や書物を持ってきても大丈夫なことを聞く万太郎。

江口からは植物や書物を持ってきても大丈夫だと了承をもらい、手付金を払う万太郎。



荷入れを長屋のみんなに手伝ってもらってお礼を言う万太郎。

昼飯を食べながら十徳長屋の住人を江口から紹介してもらう

・堀井丈之助:大学の文士
・宇佐美ゆう:小料理屋に勤務、独身
・及川福治、小春:棒手振で商売している、小春は娘
・牛久亭久兵衛師匠:噺家
・倉木一家

万太郎が、佐川の峰屋で酒屋をやっていることを自己紹介すると、江口が博覧会で峰乃月を飲んだことがあるという。

堀井から受験もせず東京大学へ行こうとする万太郎に違和感を感じる。

万太郎がお金が無いことが分かるとさっさとその場を去ろうとする十徳長屋のみんな。

万太郎が、引き留め最後にドクダミの植物を集めてもらい、乾かして酒に着けた薬になり、夏には蚊に刺されないようになり、吹き出物もなくなり、化粧水にもなることを説明する。

倉木が長屋に帰ってくると、盗まれた標本はないと万太郎が100円渡す。

倉木から金を恵んで施しかと聞かれ、違うという万太郎。

雑草に金を払うのかと言う倉木に対して、雑草という草は無く天から与えられ、持って生まれた唯一無二の名前があり生きる理由があると言う万太郎。


倉木の部屋を出た後、竹雄から万太郎に峰屋は万太郎の財布でなく、お金の無駄遣いはこれで最後にするように言われる。

(参考:明治時代の1円は現代のおおよそ2万円に相当しますということは200万円・・)

万太郎と竹雄の根津にある十徳長屋の生活が始まる。

万太郎(神木隆之介)は、東京での生活が落ち着いたことをタキ(松坂慶子)と綾(佐久間由衣)に手紙で報告。

そして、竹雄(志尊淳)と共に近所の和菓子屋・白梅堂を訪ねる。寿恵子(浜辺美波)が働く店かもしれないと、僅かな希望を抱きながら…。

しかし、そこにいたのは、職人の文太(池内万作)だった。店先でがっかりしていると、目の前に寿恵子が現れて…!一方、まつ(牧瀬里穂)の元には、妹のみえ(宮澤エマ)が訪れる。

Yahoo!テレビ番組表より引用
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万太郎からタキに手紙が届く。

佑一郎の親戚の書生部屋は狭いため断り、根津の長屋に住むことが書いてあった。


長屋のみんなに引っ越しのお礼を買うために、白梅堂へ行く。。

残念ながら寿恵子に会えず。出ているお菓子全て買った万太郎。

寿恵子に会えないだろうか・・寿恵子が通ったら教えてほしいと万太郎がタンポポに話しかけたら、寿恵子が登場。

植物に会えるのは足がないので、一期一会ということを伝える。

そして出会えたことも奇跡と言う万太郎。

万太郎は、カエルじゃなくてに人間であることを寿恵子に伝える


白梅堂を去った万太郎、寿恵子は花のようだと言うが、でもまだ万太郎が何者でもないため行かないという。

西村まつの妹、笠崎みえが良い話と言って、玉の輿があると白梅堂にやってくる。
笠崎みえと母の西村まつは、里見八犬伝に夢中になる寿恵子にあぜんとする。


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まとめ

今回は、牧野富太郎が愛したドクダミの花言葉「野生」「自己犠牲」「白い追憶」について、その由来と意味に迫ってきました。

牧野富太郎博士は、ドクダミが野生植物であることから、自然界の力を受けて強い生命力を持つことを指摘しました。

らんまん第6週の週タイトル「ドクダミ」のあらすじ・概要も併せてお知らせしました。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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