
小学生の「さん付け」指導について、ぼぶたろうの考えを述べたいと思います。
ぼぶたろうは、相手を尊重し自発的に発する「さん付け」に賛成です。
小学校で「さん付け」指導広がる(読売新聞)
「あだ名」「呼び捨て」は禁止、小学校で「さん付け」指導が広がる(読売新聞) が2022/5/28記事に掲載されました。
記事の概要は
- 「さん付け」を校則に明記
- 「さん付け」は時代の流れの一方、円滑なコミュニケーションとりづらい
- 社会人1,400人に対して36.7%が「嫌な思いをしたことがある」
- 小学校の校則であだ名禁止について「賛成」18.5%、「反対」27.4%、「どちらでもない」54.1%
- 「さん付け」をすることは幼少期から相手を尊重する大切さを教えてほしい
という内容です。
「さん付け」の記事について、ぼぶたろうが思う事

ぼぶたろうは基本、「さん付け」には、基本賛成です。
読売新聞の記事にもある通り、相手を尊重して「さん付け」することは私も大切だと思います。
ただそれを校則にするのはいかがなものかとは思います。
校則にすることで、強制化することになり「相手を尊重してさん付けする」という意味合いが薄れるのではないかと思います。
せいぜい、小学校の行動指針に「相手を尊重する」ことを明記して終わりでよいかと思います。
行動指針の「相手を尊重する」に対してどう行動するのかの事例として「さん付け」を付記にしておくのがぼぶたろうの考えです。
相手に敬意を「さん付け」は自発的に発するのが理想だとぼぶたろうが考えています。
ぼぶたろうの小学生時代(昭和末期)
ぼぶたろうが小学生時代、昭和の末期でしたが、今思い返してみると当時「さん付け」なんかしたら、何か変な物でも食べたのか?といった感じで違和感があったと思います。ほとんどあだ名で呼ばれていました。
もちろん、私の知らない影で、嫌なあだ名をつけられていたことがあり、それを止めてほしいということを言いづらい場面もあったのも正直ありました。
ただ、結局この昭和の時代は先生と生徒の信頼関係はとても強かったを記憶しています。
というより、5,6年生のときの担任のS先生が運よくとても良い先生だったからその印象が強かったのかもしれません。
S先生からぼぶたろうに「さん付け」されると逆にキモと思うぐらいですから。
ちなみに、ぼぶたろうの苗字の一部に「ちゃん」付けして呼ばれていました。全然嫌な気にはならなかったです。
S先生はぼぶたろうが5年生のときに他の学校から赴任された先生でした。
赴任するなりぼぶたろうの小学校の改善を行ったりしました。
例えば、中休みや昼休み、グランドは学年関係なく低学年から高学年が、クラスごとにサッカーをやっていたので、サッカーコートの中は混雑してケガをすることもありました。
それに対して、S先生は曜日・休み単位で利用できる学年を指定し、分散させることで混雑やケガの回避をしていました。
また、S先生は、いじめ問題にも真剣に対応し、相手を軽蔑する行動をする児童については、徹底的に指導、それでも逆らう児童については強引にでもしつこく説いた先生でした。
S先生の熱血漢は35年以上経った今でも鮮明に残っています。
ただ、この熱血漢、具体的には書けませんが、令和の時代ですとクレームになるかもしれません。でもぼぶたろうの母はその熱血漢に賛同し、何かあったら指導をお願いしますと言っていた感じです。
いずれにせよ、ぼぶたろうがいた昭和末期の小学校の「さん付け」、特に男子児童に対してはとても違和感があった感じでした。
令和の時代にはそんな先生がいないのでとても残念です。
昭和末期のノリで会社で「さん付け」しないと痛い目に合うかも・・
現代の令和の時代になって、私と同じ昭和末期に小学生時代の世代を過ごした同僚がいるのですが、後輩に対して「君付け」しているんです・・・・これ、ぼぶたろうとしては止めた方がよいと思いつつ、同僚の年齢が年上なので、黙っています。(年齢を重ねれば重ねるほど、相手の行動を変えることは難しいですから。。)
というのも、ぼぶたろう、現在働いている会社は中途採用で入ったのですが、後輩の中には新卒採用で入社した方もいます。
結局、何が言いたいかというと、昇進機会は、能力有無関係なく、中途採用より新卒採用の方がチャンスがあります。理由は会社は新卒採用の方が重宝されているからです。研修制度から全く違うのです。
事実、ぼぶたろうが入社した後で、新卒採用で入社された方の中には、すでに管理職になっている方もいます。(ぼぶたろうは一般職の低空飛行ww)
なので、入社ホヤホヤの新卒採用の方と働くことになっても、将来のことを考えて絶対に「さん付け」することをぼぶたろうはお勧めします。
将来その新卒採用の方が上司になった際、たとえば「君付け」してたら気まずいですよ・・・
ちなみに、ぼぶたろう、上の方(部長)に対しても「〇〇部長」とは言わず「さんづけ」しています。
これは、万一その方が降格になって課長となった際、「〇〇課長」っていえないですよね。。
まとめ
今回は小学校の「さん付け」指導について、ぼぶたろうの考えを述べました。
- 相手を尊重して自発的に発する「さん付け」にぼぶたろうも賛成
- 昭和末期の小学校はあだ名で呼びあっていた
- 会社で昭和のノリで「君付け」や「肩書付け」すると将来痛い目にあうかも
令和の小学校の先生たちは、昭和時代と異なり、多様性の対応やICT化への順応など大変だとは思います。
それゆえ、昭和の時代と比べ、時間的余裕もないことから、ガイドラインにしたがって「さん付け」してまーすと、相手を尊重せず、形骸化になることを危惧しています。
先生側に立って考えると、時間と児童への対応は一律背反なので中々難しいとは思います。なので、残念ながら、ぼぶたろうがお世話になったS先生のような熱血漢のある先生はいらっしゃらないでしょね。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。