NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」第23週タイトルになっている「ヤマモモ」について調べました。
ヤマモモは、ヤマモモ科ヤマモモ属の植物で、学名はMorella rubra Lourです。別名は山桜桃、火実です。
ヤマモモは毒性はありませんが、黄色や赤色になりたてな実は酸味が強いです。
ヤマモモは、中国大陸や日本を原産とし、山地の暖地を好みます。日本では関東以南の地域や四国、九州、沖縄の低地や山地に自生しています。
開花時期は、ヤマモモの開花時期は春の3月から4月頃に葉腋に出る穂状花序に小さな花を咲かせます。
ヤマモモの花言葉「ただひとりを愛する」「一途」「教訓」です。
今回は、ヤマモモについて、毒性や花言葉や由来や、NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」第23週の週タイトルにもなりましたので、そのあらすじとして概要を紹介します。
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ヤマモモの毒性は?
ヤマモモには毒性はありません。緑色や赤色の実はまだ完熟していない状態など、完熟していない実は酸味が強いので、食べる際には注意が必要です。
ヤマモモの通販は?
画像引用:楽天市場
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ヤマモモの概要と特徴
■ヤマモモ
学名:Morella rubra
和名:ヤマモモ
その他の名前:山桜桃、火実
科名 / 属名:ヤマモモ科 / ヤマモモ属
ヤマモモ(学名: Morella rubra)は、ヤマモモ科ヤマモモ属に属する常緑高木で、日本では、本州の関東地方南部から福井県以西、四国、九州、沖縄の低地や山地に分布しています。以下は、ヤマモモの概要と特徴です。
外見:ヤマモモは常緑高木で、幹は直立し、葉は光沢があり、赤い実をつけます。実は直径1cm〜2cm程度です。ヤマモモは、3〜4月に開花し、5〜6月に赤い実をつけます。
生息地:日本では、本州の関東地方南部から福井県以西、四国、九州、沖縄の低地や山地に分布しています。日本国外では、朝鮮半島南部、中国、台湾、フィリピンに分布します。
利用:ヤマモモはジャムや果実酒などに利用することができます。また、ブドウ糖を含むため、運動時などにエネルギー補給に利用することもできます。
特徴:ヤマモモは常緑高木であり、直立した幹と光沢のある葉を持ち、赤い実をつけます。また、ヤマモモには毒性はなく、安全に食べることができます。
ヤマモモの分類と生息地
ヤマモモは、ブナ目ヤマモモ科ヤマモモ属(学名:Sedum makinoi)に属する常緑高木です。
ヤマモモは、日本の本州の一部、中国や台湾、フィリピンなどで見られます。
ヤマモモの花言葉と由来
ヤマモモの花言葉は、
「ただひとりを愛する」「一途」「教訓」
などあります。
「ただひとりを愛する」という花言葉は、ヤマモモが雌雄異株であることから、パートナーとなる木が近くにない場合でも、自分自身で実をつけるために必死になっている様子を表しています。
「一途」という花言葉も、同じく雌雄異株であることから、自分のパートナーにだけ愛を注ぐ様子を表しています。
「教訓」という花言葉は、ヤマモモの実が酸味が強く、完熟するまでに時間がかかることから、忍耐強く努力することの大切さを表しています。
日本の植物分類学者の父:牧野富太郎博士とは?
牧野博士は、当時日本に生息する植物を徹底的に研究し、多くの新種の植物を発見しました。
また、その研究成果をまとめた『新日本植物図鑑』は、日本の植物学に大きな貢献をした書籍として知られています。
牧野富太郎博士については【槙野万太郎のモデル牧野富太郎博士の父母や妻や子供と経歴は?】をご覧ください。
また、東京で牧野富太郎博士の自宅を「我が植物園」と称して植物を植えましたが、その跡地に練馬区立牧野記念庭園があります。
練馬区立牧野記念庭園については
【朝ドラ「らんまん」牧野富太郎博士の終焉の地!練馬区の牧野記念庭園】
をご覧ください。
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らんまん第23週ヤマモモのあらすじ・概要を振り返る
牛久(住田隆)が真打ちとなり、長屋を出ていく日。竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が高知を引き払い東京へやってきた。二人は屋台「土佐」を開業。竹雄は“いつか新しい酒を造る”という綾の夢を、一緒にかなえたいと考えていた。万太郎(神木隆之介)、寿恵子(浜辺美波)、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)もかけつけてにぎやかな夜になる。
Yahoo!テレビ番組表より引用
真打ちへ昇進した牛久は、長屋を出ていくことに。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) September 3, 2023
長屋最後の日。
牛久はみんなへの感謝と愛着を込め、落語を披露しました。#朝ドラらんまん#住田隆 pic.twitter.com/t4APuuRNXM
竹雄は万太郎と話し、全国から送られてくる標本に対して、一つ一つ丁寧に手紙をかいていることに驚く竹雄、全国の植物採集の会にも呼ばれるようになり手紙と一緒に原稿も書いているという万太郎。
夜、波多野と藤丸がやってくる。万太郎が、波多野と藤丸に竹雄がそばが打てるようになったといい、酒と小鉢ならだせるという綾を紹介する。
藤丸が峰屋の・・とうと、綾は峰屋の酒は中にあり、夫と2人で商いをしながらまた始めるという。
商いという言葉に、寿恵子がみえの新しい商売をやりなよということばを思い出す。
竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)の屋台では故郷の味が食べられるとあって、万太郎(神木隆之介)と虎鉄(濱田龍臣)は大喜び。箸休めに出された高知のヤマモモの甘露煮に寿恵子(浜辺美波)も感動するのだった。竹雄は、波多野(前原滉)と藤丸(前原瑞樹)に、いつか新しい酒を造るために醸造の研究をしている先生を探していると話す。話を聞いた藤丸は…
Yahoo!テレビ番組表より引用
「野宮さん…辞表を出すつもりらしい」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) September 4, 2023
第一発見者が元画工だという理由で、日本中から疑われた野宮。
そして波多野は、農科大学の教授に任命されましたが…
「結局、僕は…野宮さんを見捨てたんだ」#朝ドラらんまん#前原滉 pic.twitter.com/ye8Coi285w
波多野は醸造の教授は日本にはまだいないといい、秋から農業専門分科である農科大学の教授に就任すること決まったが、醸造の教授はまだ一人もいないという。
藤丸は変形菌の研究で卒論を作成したから、菌類の研究ができないか探したがどこもなくてという。
でも、この先必ず醸造の研究は必要になるという波多野。
土佐の店から帰る寿恵子と虎鉄。虎鉄はこれから大口の注文が入ったら手伝いに大畑印刷所で働くという、そして万太郎が、大店(おおとだな)を飛び出して植物学を目指された事、綾が後を引き受けたこと、そして竹雄が初代の助手とは知らなかったという。
竹雄は万太郎が生まれた時からいっしょだという寿恵子は、虎鉄に万太郎と一緒に日本中を歩くことは無理かなといい、沢山刷れる印刷機がないかきくとないと答える虎鉄。
万太郎と波多野が土佐の店を去る。波多野が話したいことがあると言い、野宮が辞表を出すらしいと今日の夕方に聞いたという。驚く万太郎。
野宮と波多野の発見は大発見だが、相当疑われとくに酷いのは日本国内だといい、第一発見者が元画工、認めないといわれたことを話す。
真実で今は植物学教室の助手だという万太郎。波多野が研究をしてお膳立てしてそれをたまたま覗いただけだと言われ、外国向けの論文を書いたのも波多野だから波多野一人の功績にしろと言われたことを伝える。
波多野は野宮が第一発見者として認めないのは許さないといい、僕一人なら大学だろうが、学会だろうが、あらゆる賞を辞退するといったが、農科大学の教授に任命されたという。
波多野は野宮を見捨てたという。
「君が見たいと願うものを、俺も見てみたかった。それだけだったんだよ」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) September 5, 2023
「ここまで連れてきてくれて、ありがとう」#朝ドラらんまん#前原滉 #亀田佳明 pic.twitter.com/bTCoRSdfaz
大学に辞表を提出した野宮(亀田佳明)は、東京を去る前に長屋を訪れ、生まれたばかりの千鶴を含む槙野家の肖像画を描く。寿恵子(浜辺美波)は、図鑑作りの夢をかなえるため商いを始めたいと万太郎(神木隆之介)に話す。万太郎は、新しい冒険に出る寿恵子を応援。寿恵子は、以前みえ(宮澤エマ)に勧められた地、渋谷へと向かう。
Yahoo!テレビ番組表より引用
東京を離れる数日前に、十徳長屋にやってくる野宮、石版印刷の石に書かれた画を指でなぞる。
野宮は、ウワサのタヌキ御殿に行けたことに喜び、仲間内では一番最初に生まれたばかりの千鶴に会う野宮。
園子の遺影をもつ万太郎と一家をモデルに久しぶりに人物画を描く野宮は、西洋絵画の研究会に挨拶にいって、面白い話をきいて、西洋では石版印刷でなく、アルミニウムによる印刷の話をしはじめ、
筆づかいそのままに版下を作れ、軽いからどの印刷所に持っていけ、アルミニウムを板状にして、印刷機にまいて大量印刷ができると話すと、それが欲しいという寿恵子。
後日、万太郎と虎鉄が東北へ植物採集へいく。助手3代目として頑張るという虎鉄。
りんがほし芋を渡すと、家主と晩酌するからお土産はうまいものを万太郎に頼む。
渋谷へいく寿恵子、おどろく、りん。渋谷は宮益坂と道玄坂の2つの坂道の谷底にある村で、渋谷川が流れあたりには田園や茶畑が広がっていました。
明治30年9月渋谷の道玄坂に着いた寿恵子。
寿恵子は、商いをしてみたいと伝えます。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) September 6, 2023
まっすぐに見つめられた万太郎、寿恵子の頬に付いたボタンのあざを思い出しました。
「ボタンのあざ…それに光る玉。寿恵ちゃんの心の中にあるがじゃのう」
「私にもあります?」
「うん。まぶしいぐらいじゃ」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 pic.twitter.com/VkjftrvIRZ
寿恵子が向かった行き先は、なんと…渋谷!
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) September 6, 2023
当時の渋谷は、東京市外に位置する農村地帯でした。
かろうじて町並みがあったのが、宮益坂と道玄坂で、大山街道の一部として古くから山岳信仰の旅人が行き交っていました。#朝ドラらんまん#浜辺美波 pic.twitter.com/D2yf52FIgC
寿恵子(浜辺美波)は初めて渋谷に降り立つ。農村地帯が広がり、通りは汚く、居酒屋の店主・荒谷(芹澤興人)にここに来るのはやめた方がいい、と言われてしまう。しかし、荒谷の店で買ったお握りがとてもおいしく、りん(安藤玉恵)や子どもたちにも大好評。その夜、万太郎(神木隆之介)が植物と向き合う姿を見て、寿恵子は、渋谷をもっと観察しようと心に決める。
Yahoo!テレビ番組表より引用
明治30年9月渋谷におりたった寿恵子。渋谷は、東京市街に位置する農村地帯でした。
唯一街並みがあったのが宮益坂と道玄坂で大山街道の一部として古くから山岳信仰の旅人が行きかっていました。
夕食後、万太郎の部屋に届いた荷物を運ぶ寿恵子。
万太郎がツユクサをみたことあるだとうという言葉を思い出す寿恵子、身近な植物をよく観察したら面白いといい、おしべが6本あって、長さや形が異なり、主に花粉を出すのは前に突き出している左右の2本だけだといい、よく観察したら特性がもっとよく分かり観察すればするほど面白いと回想する。
観察ということばを思い出す寿恵子。
竹雄が以前、横倉山には尾根か斜面か、林の中か開けた場所かといったことを思い出し、横倉山かと気づく寿恵子。
歩いて観察して、万太郎ならそうするといい、渋谷が私の横倉山になるまで行こうという寿恵子。
再度、渋谷へ向かった寿恵子(浜辺美波)。弘法湯で身を清めてお参りに行く人に出会ったり、茶屋で出されたボーロに感動したり、芸者たち(入山法子・実咲凜音)の話を聞いて、渋谷の町に魅了されていく。そして、弘法湯の佐藤(井上順)、荒谷(芹澤興人)らを座敷に呼んだ寿恵子は、この町で人と人をつなぐ待合茶屋を開きたいと伝える。
Yahoo!テレビ番組表より引用
「この町はきっと、唯一無二の町になります」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) September 8, 2023
寿恵子は、まっすぐ佐藤を見つめ力説しました。
すると佐藤は笑いながら、何者だ?と聞くと…
「こちらで待合茶屋を開きとう存じます」#朝ドラらんまん#浜辺美波 #井上順 #入山法子 #松澤匠#芹澤興人 #実咲凜音 pic.twitter.com/hBdlhHYFQq
万太郎を真似て渋谷が横倉山になるまで歩いて観察する寿恵子、渋谷の街の様子を事細かに帳面に書く。
寿恵子が弘法湯から出てきた人になぜ朝から入るのかときくと、霊験があると答える。
夜、相島圭一がなじみの店もよいですがと言い小林一三を渋谷に連れてくる。小林は渋谷は初めてだという。
相島は、「通」の人だけが知る新たな店はどうかと、東京でここにしかない木が植えられたお店、待合茶屋「山桃」にやってくる。
そんな小林と相島にいらっしゃいませようこそお越しくださいましたと出迎える寿恵子。
らんまんの予習復習はドラマガイドで❕
前編↓
後編↓レプリカなどの説明がありますよ
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まとめ
今回は、牧野富太郎が愛したヤマモモの花言葉「ただひとりを愛する」「一途」「教訓」について、その由来と意味に迫ってきました。
らんまん第23週の週タイトル「ヤマモモ」のあらすじ・概要も併せてお知らせしました。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。