ツチトリモチ食べるな!絶滅植物の花言葉らんまんあらすじ | ぼぶたろう流儀

ツチトリモチ食べるな!絶滅植物の花言葉らんまんあらすじ

牧野記念庭園内の牧野富太郎のパネル大泉学園
牧野記念庭園内の牧野富太郎のパネル
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NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」第24週タイトルになっている「ツチトリモチ」について調べました。

ツチトリモチは、ツチトリモチ科ツチトリモチ属の葉緑素を持たない多年生寄生植物で、学名はBalanophora japonica makinoです。

別名は山寺坊主(ヤマデラボウズ)です。ツチトリモチは絶滅危惧種です。だから食べるなよ・・と。


日本固有種で、本州(紀伊半島)から四国、九州、南西諸島(種子島〜口永良部島)までの山地の森林内に生息しています。


開花時期は、10月~11月に単独で肥大した狭卵形またはやや卵形の花序を頂部につけます。

ツチトリモチの花言葉は「希望」「不屈の精神」です。


今回は、ツチトリモチについて、花言葉や由来や、NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」第24週の週タイトルにもなりましたので、そのあらすじとして概要を紹介します。

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ツチトリモチの概要と特徴

ツチトリモチ
学名:Balanophora japonica makino
和名:ツチトリモチ 土鳥黐
その他の名前:山寺坊主(ヤマデラボウズ)
科名 / 属名:ベンケイソウ科 / マンネングサ属

ツチトリモチ(学名: Balanophora japonica makino)は、ビャクダン目ツチトリモチ科ツチトリモチ属に属する多年生寄生植物で日本の固有種です。以下は、ツチトリモチの概要と特徴です。

外見:ツチトリモチは花序が密着しており、イチゴの実のような外見を持ち、花茎は丸く直立しています。

生息地:ツチトリモチは、本州(三重県、和歌山県)、四国、九州、沖縄など、日本全国に分布している

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ツチトリモチの分類

ツチトリモチは、ビャクダン目ツチトリモチ科ツチトリモチ属(学名:Balanophora japonica makino)に属する多年生寄生植物です。

ツチトリモチの花言葉は?

ツチトリモチの花言葉はありません。絶滅危惧種だからしかたないですね。

勝手に花言葉をつけることが許されるなら、「希望」「不屈の精神」とつけたいですね。

理由は、葉緑素を持たず、他の植物に寄生して生活する植物ですが、その小さな体で、生きるために必要な栄養を宿主から吸収し、美しい花を咲かせるからです。

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日本の植物分類学者の父:牧野富太郎博士とは?

ツチトリモチは土佐で牧野富太郎博士が発見しました。

このように牧野博士は、当時日本に生息する植物を徹底的に研究し、多くの新種の植物を発見しました。

また、その研究成果をまとめた『新日本植物図鑑』は、日本の植物学に大きな貢献をした書籍として知られています。

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牧野富太郎博士については【槙野万太郎のモデル牧野富太郎博士の父母や妻や子供と経歴は?】をご覧ください。

また、東京で牧野富太郎博士の自宅を「我が植物園」と称して植物を植えましたが、その跡地に練馬区立牧野記念庭園があります。

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練馬区立牧野記念庭園については
朝ドラ「らんまん」牧野富太郎博士の終焉の地!練馬区の牧野記念庭園
をご覧ください。

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らんまん第24週ツチトリモチのあらすじ・概要を振り返る

日本全国の植物を載せた図鑑がまもなく完成しようとしていた。しかし、未だに版元は見つからない。万太郎(神木隆之介)は、図鑑は本当に必要とされるのかと自信をなくしていた。そんな万太郎を虎鉄(濱田龍臣)は、きっと何百年も残り続けるものになると励ますのだった。一方、寿恵子(浜辺美波)の店には、相島(森岡龍)と小林一三(海宝直人)がやってきて…

Yahoo!テレビ番組表より引用
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図鑑の原稿を書く万太郎。虎鉄がお茶をもってやってくる。

万太郎が、夜勤じゃないかと声を掛けたが、依頼主の印刷の原稿が間違えて休みになったというが、万太郎の様子がおかしいと気づいた虎鉄声をかけると、

万太郎は虎鉄に背中を向けるよう声を掛け、肩をもんであげる。もったないといいやめてくださいという虎鉄は、もうすぐ日本中のフローラが完成するという。

万太郎は、ちょっと怖いといい、寿恵子や虎鉄らに支えられた図鑑が完成するが応えられるか、愛されるだろうかと心配する。

虎鉄は100年、200年と残るから大丈夫というが、万太郎は、「八犬伝」のように日本中の人たちが愛され草花とその傍らに図鑑を手にするのだろうかと疑問をもち、完成するだけでは自己満足で、大勢の人に愛されいなければという万太郎。

寿恵子は万太郎を信じて懸命に走ってくれるが、この図鑑は応えられるか自信をなくす万太郎。

一方、渋谷の待合茶屋の山桃に相島がやってきて、小林を紹介する。

新橋や赤坂にはできない内緒できるという小林、内緒のまえにおくつろぎとして、渋谷の茶畑で摘み神泉の湧水でいれた松濤茶とお菓子のボーロを出す寿恵子。

ポルトガルのボーロに日本茶葉が練りこまれてていることいびっくりする小林。

寿恵子が食事の希望を聞くと、相島は漬け焼き鯛山椒が香る鯛を、小林はボーロをみて思い出したと言って、鯵をごま油で焼いてなますにした阿蘭陀なますがほしいという。

裏方へ行く寿恵子、フミが手伝にきてくれてってくれてたすかるといい、巳佐登が大丈夫かというと新橋の女将からの命令だという。

フミは巳佐登では大人しくしていた相島が大化けすると思うというと、行儀よくおフミねえさんという寿恵子。

寿恵子は、弘法湯の下男の迅助に宮益坂の「椿屋」さんに鯛の仕出しをお願いする。迅助はお駄賃がもらえてありがたいという。

その場にいた荒谷にも寿恵子は阿蘭陀なますを作るようお願いをする。

暫くして、鯛と阿蘭陀なますを差し出し、渋谷であつらえた膳だと寿恵子はいう。

小林は、うまいといい渋谷があか抜けない田舎だったと思えたがこんな味わいがするといい、土地が秘めた価値を見つけ引き出すのは外から来た来る人間の方が良いという。

小林は銀行に勤めているが、郊外に家を建てて暮らしの場を先作って人を集め、後から鉄道を敷く構想を話す。

相島は小林の話をきくと熱くなるといい実現してほしいという。

小林は、相島には省庁につとめてもつまらないといい、互いに鉄道の雄となるのはどうかと言い、渋谷には相島が降り立てばよいという。

小林と渋谷が山桃を去る。

荒谷の料理が「こんなにおいしい阿蘭陀なます初めて食べた」と伝える寿恵子。

荒谷は、あっそ・・といい、一度ひと様に包丁をつきつけたといい、ひと様に料理がだせないというと、暴れた客からお店を守り、神楽坂で板前をしていたのでしょといい鰻が焼けるか聞く寿恵子。

荒谷はもう作らないぞというと、突然、お客かいとカネが起きだす。

荒谷はカネにこなくていいからという。

寿恵子は、カネがおきて鰻が焼けるか聞くと焼けるといい、天ぷらもうまいという。

長屋では万太郎は、改めて図鑑を作った原点を見つめ直す。

以前に、万太郎の絵をみて、寿恵子からこんなにかわいい花があるとは知らなかったと言ったことや、

万太郎自身が、日本中の草花を明らかにして名付け親になって絵と文にするといったこと思い出す。

寿恵子(浜辺美波)が待合茶屋を、竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が屋台を始め5年。農科大学に通い、酵母菌の研究をしている藤丸(前原瑞樹)は、成果を竹雄と綾に発表する。一方、万太郎(神木隆之介)の元には、新種かどうか検定してほしいと標本が届く。送り主は南方熊楠。ただならぬ情熱に、虎鉄(濱田龍臣)は苦手意識をもつが、万太郎はいつか会ってみたいと喜ぶのだった。

Yahoo!テレビ番組表より引用
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竹雄と綾が屋台を始めて5年が経ちました。

波多野がそばを食べにやって来ていて、教授になると時間がとられるという。

竹雄は食事だけはとるようにと気遣いをする。綾が大学の近くにそば屋があればというと、波多野があるといい、でも土佐でないと満足できなくなったという。

そんな中、万太郎と藤丸もやってくる。藤丸は波多野の研究室に居候しながら酒の研究をしており、教授会で誰か俺の文句言っている人がいたか波多野のに聞く。

波多野はいないといい、いても黙らせるといい、藤丸は頑張っているし、波多野自体も効率があがるという。

そばを食べ終わって立ち去る波多野、野宮から手紙がきて滋賀の第一中学校で講師をしているがあちこちから「一緒に研究しませんか」と声を掛けられていることを伝える。

万太郎は野宮が誰かと組むかというと、波多野は誰と組んでも研究に関わって嬉しいという。


波多野が去った後、藤丸が酒の話をし始める。

藤丸は農科大学に居候させてもらい、酒の中の菌を突き止めるために研究をしており、フランスの学者がアルコール発酵が酵母菌によるものだと発表し、ビールを作るためにはビール酵母という酵母菌が働くことを突き止めたと説明する。

日本酒にはビール酵母がいるように日本酒にも清酒酵母がいるのか、その結論は日本の学者が突き止め、清酒酵母が実在すると説明し、農科大学にも醸造の教授が誕生したという。

藤丸は正式な学生ではないが、その教授に教えを請いますといい、醸造の研究がこれからも進むという。

それを聞いた綾、胸がいっぱいだといい、峰乃月を作ったのはこの清酒酵母なのねと言う。

万太郎は、酒は蔵の神さんが造るといわれたが、蔵の隅々に清酒酵母が住んでいたからだろうという。

藤丸はその清酒酵母をちゃんと培養して腐造や火落ちを起こす菌を予め取り除けばいい酒が造れるという。

万太郎は、この先根拠のない迷信は消え失せるといい、おなごが蔵に立ち入ったらいけないということは誰にも言わないという。

清酒酵母を手にした綾、過去の峰屋での酒造りのことを思い出し涙を出してしまう。綾の手を握る竹雄。

万太郎は藤丸にお礼をいう。竹雄と綾もありがとうございますと藤丸に言う。

農科大学へ行く藤丸。万太郎はみんな進んで行くなぁという。

長屋では千歳が千鶴に選択物を入れるように言う、そして虎鉄が帰ってきて同時に万太郎宛の荷物がきたので受け取る。

千鶴が手に持っている植物について聞く。

虎鉄は、万太郎がもってきたと千鶴と同じ名前の「オニヅルラン」を教える。千歳がやってきて、途中で放り出したと千鶴に言う。

千鶴は虎鉄に姉ちゃんの花はと聞くと、千鶴は花はいらないという。虎鉄が花が嫌いかと聞くと、千歳は標本だらけだからそれだけで沢山という。

夜、長屋に万太郎が帰ってくる。万太郎宛に荷物が来ており、紀州熊野の那智山から初めて送ってくれた方で表書きに「新種在中」と書かれていたという。

万太郎が、荷物を開けると、南方熊楠と書かれており、初めての方だと言う。封を開けると文書がほどばしっているという。

外国の周遊から14年、サンフランシスコからキューバ、またニューヨーク最後はロンドンで大英博物館で学び、日本に戻ってきたと記されている。

明治26年には「ネイチャー」に最初の論文「極東の星座」が掲載されたとあることから、植物学者ではないとう虎鉄。

この標本は自分で学名を付けたいから確かめてくれてと書かれており、実際の標本を開けてみると、新種ではないという、カナビキソウだという万太郎。

万太郎は新種でないものは新種でないと正しく返さないといけないという。

虎鉄は、自分で学名を付けたいからみろと書いてあることにとんでもない御仁だという。

万太郎は大学の外にもこもまでの人が現れたということだという。

虎鉄は、標本を送ってくれる人は全国に何十といるが、南方熊楠の態度には苦手意識をもつという。

万太郎は嬉しいといい、植物に熱がある人がここに現れ、熊野の闇夜に強烈に光る恒星みたいだといい、この熱から目はそらせず会ってみたいという。

でも標本は訂正して送り返さないといけないという。

虎鉄が持っていた南方のハチクに驚く万太郎。

熊楠から送られてきた標本の中には、120年に一度しか咲かないと言われているハチクの花の標本があった。翌年、日露戦争が勃発。渋谷は、電車の開通で交通の要所として発展を遂げ、寿恵子(浜辺美波)の店は、ますますにぎわうようになる。ある日、植物学教室にも熊楠から手紙が届く。万太郎(神木隆之介)が、熊楠から手紙をもらったことがあると徳永(田中哲司)に伝えると…

Yahoo!テレビ番組表より引用
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十徳長屋の広場で仰向けになり、南方熊楠の論文を手に「極東の星座」を見ている万太郎。

寿恵子が帰ってきて、珍しいと万太郎にいう。

闇夜に恒星が輝くというと、恒星と言う言葉にピンこない寿恵子に、万太郎が、自分で熱や光をだして輝いている星だと説明し、植物に自ら熱を発してくれる人が増えたら図鑑も役立ててもらえるという。

寿恵子は渋谷も良く星が見えると言い、この間も満天の星だったと伝え、図鑑を早くださなけばと思うようになったといい、値打ちは後から生まれてくるから、アルミニウムの印刷機を買ったらすぐ印刷するから原稿を仕上げてと万太郎に言う。

万太郎は熊野から珍しいものを送ってくださったと言い、開花したハチクの標本を寿恵子に見せる。

寿恵子は竹に花が咲くのかというと、万太郎はハチクは大陸原産の植物だが、日本に伝わってきてから面白いことが書かれているといい、ハチクは、120年周期で開花するし、理由も仕組みも分かっていないが開花した後山中の竹林が一斉に枯れ果て、新たに竹林が再生されると説明する。

寿恵子は120年見慣れた風景が変わるのは怖いといい、吉兆なのか、凶兆なのかという。さらに万太郎は、人の世に異変が起こる時竹の花が咲くと説明する。

寿恵子はハチクの標本の日付をみて、先月だといい、花が咲いたんですねという。

翌年2月日露戦争がおこり、朝鮮半島と南満州の支配を巡っての争いは日本優位の条件で講和が結ばれました。

争いごとを通して日本中で最も変容した町は渋谷で、渋谷から代々木一帯には陸軍の大練兵場が造られ兵士が渋谷に集いました。

そして、玉川電気鉄道の開通、東京鉄道の乗り入れなど渋谷は交通の要所となりました。

練兵場では日本人による初の動力飛行が成功し全国に渋谷の名前が知れ渡りました。

渋谷の花火を待合茶屋「山桃」の前でみるフミと寿恵子。木の切り株をみつめる寿恵子。

相島が寿恵子のところへいき渋谷で鱧(ハモ)の天ぷらが出されるとは思わず美味しかったという。そして、別件で相談があると丸ごと貸し切りにできる日が無いか伺う。

お打ち合わせですかという寿恵子。相島は、神戸に永守という家があり、旧幕府時代は瓦商だったが御一新で兵庫一帯の土地を買占め莫大な財を成して、その方に出資を願いたいと手紙を出したら代理人と話してほしいと返ってきたと伝えると、寿恵子は叔母さんの新橋の巳佐登でなくて?と聞く。

相島は「山桃」が一番良いんだといい、寿恵子女将を信頼しているしこの店の木わざわざ土佐から取り寄せたものだろうという。そして代理人は元は代議士を務めていた方で、土佐の方だといい早川という人だという。頼んだよという相島にお任せくださいという寿恵子。

ある日の夕方、長屋で下ごしらえをする千歳と千鶴。万太郎が帰ってきて、千歳が今日の分の手紙を机に置いたという。

その手紙には野宮からの手紙があった。

野宮の手紙には京都市の郊外のある市立中学で講師を務めており、近頃、「南方熊楠さん」から手紙を頂き、松葉蘭(まつばらん)の発生順序について共同で研究しようと誘われ、野宮にとってもこれが最後の研究になるかもしれないと応じることにしたと書かれていた。

そして、熊楠さんは最近怒り狂っていて、子供の頃に過ごした糸田の神社が、いくつかの神社を一つにまとめ神社の数を減らす合祀されたとのこと。糸田の神社の森は全滅し、樹木一本もなく、井戸水も濁り飲むことができないそうですこ書かれている。

神社の合祀令は国の大号令で、大学では反対の声も上げられないでしょうが、勝手ながら万太郎の顔が思い浮かび、全てが喪われる前に野宮のかってな願いを託しますと書かれていた。

後日、東大の植物学教室で汗だくになりながら標本をつくる万太郎、学生に声を掛けられると夜明けから墨田川沿いを歩いてきて、ヨシも腰の高さ位に伸びていたという。

植物採集良いですねという学生に一緒に行くかという万太郎、学生は実習の際にお供しますというと、良い実習場所を考えておくという。

植物学教室宛の手紙を受け取る万太郎、徳永教授の部屋へ手紙を持っていく。

細田と徳永が満洲の植物調査の件について話していた。

万太郎が手紙を渡すとまたかという徳永教授。

万太郎は、南方熊楠さんご熱心な方ですよねという。

徳永教授が万太郎も受け取っているのか聞かれ、万太郎は植物検定を依頼されているという。

それだけかという徳永教授、この南方という御仁は国が進めている神社合祀令を「神狩り」だと断じており、植物学教室の教授として深入りするんじゃないと万太郎に命ずる

徳永(田中哲司)から、国が推し進める神社合祀令に反対している熊楠に深入りするなとくぎを刺された万太郎(神木隆之介)。しかし、野宮(亀田佳明)から神社の森の悲惨な現状を伝える手紙が届き、居ても立っても居られなくなる。 一方、寿恵子の店には逸馬(宮野真守)がやってくる。逸馬は、万太郎に資産家の青年・永守徹(中川大志)を紹介する。

Yahoo!テレビ番組表より引用
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南方は植物保護の観点から植物学教室に反対運動に加われという徳永教授。

万太郎は合祀の際に、神社の森まで伐採されるという事でしょうかと聞くと、徳永教授は国が進めているのは社の合祀だけで、森の話はしてなく、南方は外国を見てきたらしいが正式の留学でなく学位もなく目立ちたいんだとうという。

徳永教授は今は満州だと言い、大陸の植物調査の予算をまもりたいだろう?といい、決して関わるんじゃないぞと万太郎に釘をさす。

万太郎は、次の植物採集地熊野に行って良いか聞くと、徳永教授は国から金を頂いて研究しているんだというと、万太郎は植物学教室は日本の植物学の砦だというと、これ以上言うなと徳永教授は万太郎の口を止める。

そして、徳永教授は大学本部に教員の妻が渋谷で水商売をしているのはいかがなものかと問い合わせがあったと万太郎に伝える。

万太郎は、待合茶屋だといい、いけないことかと聞くと、徳永教授は部屋貸しの商売だろと言い中で何をされてるかわかったもんじゃないという。

万太郎は、本部に伺うといと、徳永教授はもう目立つなと万太郎に強く言い、徳永教授もこれ以上はかばえないという。

大学から長屋に帰ってきた万太郎。ため息ばかりつく。野宮の手紙「全てが喪われる前に君に 勝手な願いを託します」という手紙を見つめ、荷物をまとめようとする。

そんな折、百喜が長屋に帰ってきて、役所に理科の先生方がいらしてお父さんに教科書を書いてもらいたいって、千歳と千鶴にいう。

東京帝国大学のお墨付きがほしいと百喜はいう。その声を聞いた万太郎。徳永教授の「深入りするんじゃない」という言葉が頭をよぎる。

助手なのに講演会に呼ばれたりして目立ちすぎているという千歳の声にさらに徳永教授の「だからもう目立つな」という声が万太郎の頭の中で響く。

渋谷の山桃に相島が早川を迎える。寿恵子がようこそお越しくださいましたと早川にいう。店の木である山桃をみる早川はとても懐かしいと、東京で会えるとはといい実をひとつとって食べる。

山桃に出された皿鉢料理をみてめでたいという早川。最初にこの皿を出されたら男も女もみんなで飲むという。早川が料理のことを聞くと寿恵子は、義姉夫婦が作ってくれたといい昔は土佐で酒蔵をしていたが、今は東京で土佐料理の屋台をしているという。

早川は誉れ高い土佐の酒蔵も国のせいで潰れたという。そして、永守家の現当主は意義のある事業に投資したいと考えていることを相島に伝え、事業の計画書もいただき、あとは当主からの一つ質問を預かっているという。

相島がなんなりとというと、早川はあなたが人生で一つだけ選ぶものは何か?という。相島は答えに悩む。

ごちそうさんといって、山桃を去る早川。寿恵子は、人の数だけ答えがあるような面白いお尋ねでございましたという。

早川は相島さんの「町つくり」の答えもご立派だという。

寿恵子は、私の夫だったら迷わず「植物」と答えるといういうと、早川は植物とは変わっているなといい世の中は雑草といって見向きもしないのにというと、寿恵子は「この世に 雑草という草は ない、どんな植物にも名前があり、人がその名を知らないだけだ」と早川に伝える。

早川は義理の姉夫婦は土佐だといったねといい、ご夫君の名前を寿恵子に聞く。

山桃から長屋に帰ってきた寿恵子。その後ろに男が入ってきて「何じゃこの部屋は!」という。

えっという万太郎。早川は「槙野」というと、万太郎は「逸馬さん?」という、早川は「わしじゃ」という。

万太郎は逸馬さん!といい、再会に大喜びする二人。

元気にしていたかという早川に、万太郎も逸馬さんこそといい泣く。

早川は万太郎の図譜をみてシーボルトよりずっと上等だという。そして、万太郎は改めて、早川にお礼をいう。

というのも、早川と万太郎が警察に捕まり、早川が万太郎が仲間ではないと言ったことで万太郎が開放されたからだ。

なので、万太郎は早川が守ってくれなかったら、今の自分はないと伝える。

早川はあのときから隣に万太郎がいたら、愉快で笑えたと風に乗る2匹の竜のように思ったことがあったと万太郎に伝える。

だけど、これでよかったという早川、誰もが己のまま生きていける世の中を夢見たけどまた争いの世になってしまい、自由とは己の利を奪い合うことではない、奪われた側は痛みを忘れないという早川。

早川の言葉に野宮の「子供の頃に過ごした神社が合祀され、全てが喪われる前に君に 勝手な願いを託します」の想いと徳永教授の「深入りするっじゃない」という言葉が頭をよぎる万太郎。

早川は、万太郎こそが自分だけの道を見つけて自由の極みだという。

万太郎は、今は分からないといい、小学校も出ていない自分が大学に雇ってもらって大学の身分があるのでどこ行っても信用してもらえ、心が騒ぐという。

早川は身分は大事かときき、万太郎を信用し、その目だけで十分だという。

万太郎が「根っこ同士つながり合って生き延びる力を蓄える」と演説したことを思い出す二人。

後日、山桃に永守家当主の永守徹を紹介する早川。植物学者としてあいさつする万太郎。

ご窮状は早川先生から伺ったという永守。植物標本10万点の保管と図鑑発刊の為の出版費用を永守家がご支援申し上げたいと万太郎に言う。

驚く、万太郎と寿恵子。ありがたいお申し出といいそわそわする万太郎。

逸馬(宮野真守)が連れてきた資産家の永守(中川大志)は、万太郎(神木隆之介)の図鑑の出版や標本の保存に投資をしたいと申し出る。そして、季節は夏から秋へ―。竹雄(志尊淳)、綾(佐久間由衣)、藤丸(前原瑞樹)は酒蔵を買い取り沼津へと移ることに。万太郎もある決意を固める。

Yahoo!テレビ番組表より引用
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伯父の遺志をついだという永守徹、養子として伯父に引き取られ当主として莫大な資産を受け継ぎしたという。

永守は、伯父がこの国が世界い引けをとらない文明国を願い尽力し、伯父の遺志と継ぐ責任があり、図鑑に必要なら出版社を標本に必要なら博物館を建てましょうといい、西洋には博物館や美術館があり秀でた美術品を資産家たちが保護し国外の流出を防いでおり、標本の散逸を防ぎたいという。

あまりにも大きな話だという寿恵子。

永守は、人の命は限りがあるからといい、憂いの無いうちに伯父の遺志を形にしたく陸軍へ行くことなるから、しかるべき金額を陸軍に納めたら一年志願兵として兵役が短く済み将校になる道もあるが、そのようなことにお金を使うより、伯父が喜ぶことに使いたいという。

早川は庭いじりが好きだった方で、丹精こめて育てた庭を季節ごとに草花を楽しんでおられたという。

永守も花咲く庭で誰もが楽しむそんな世が望みだから、先生のご支援は私にとって生きた証となりお受けいただけなかと万太郎にいう。

万太郎は、まことにありがたいお話であるが、生きた証はおっしゃらないでといい、兵隊に行かれるのであれば待ち、永守の申し出に勇気づけられ、永守が戻るまで万太郎は図鑑の準備を進め、標本も散逸しないよう守り抜きますという。

早川は先を照らす約束があってええのといって喜ぶ。

後日の朝、万太郎一家と虎鉄が朝食をとろうとするが、万太郎が中々こない。

旅の計画に夢中になったという万太郎。熊野へいって南方熊楠に会いあちこちの森の調査をする計画を立てていたという。

熊野へ採集旅行へ行く万太郎。

万太郎が熊野から帰ってきた頃、竹雄、綾、藤丸が旅立つことになりました。

藤丸は波多野に寂しいかと聞くと、波多野はそばがなくなるのが寂しくどうやって生きていったらよいのだろうという。

竹雄は沼津は近いからいつでも食べに来てくださいという。

竹雄と綾は沼津の酒蔵を買い取り、藤丸と共に移住することに決めました。

波多野と藤丸が二人きりになると、藤丸はお別れだなといい、波多野がやったみたいに自分で考えて試し続けるという。

波多野が手作りのウサギの巾着を藤丸に渡す。語学の天才で農科大学の教授様なのに下手だなという藤丸、友情を確かめ合う波多野と藤丸

綾が悔いが残らない様もう一度始めると言うと、万太郎は綾に達者でのうといい、指切りげんまんをする。その指に手を合わせる竹雄と寿恵子。お互いに体に気を付けて頑張らないと竹雄という。

寿恵子は綾のお酒を飲んで酔っ払うのを楽しみにしているという。万太郎は下戸を治したいという。

お酒をこぼし、峰屋のてぬぐいを渡す万太郎。

長屋の標本を眺める竹雄。ここまでよく歩いてきたなという。足跡がまた増えたという万太郎。

ツチトリモチを竹雄は見たことが無いといい、和歌山の神社の森でみつけたという。年が明けたら森が伐採され、ツチトリモチは木に寄生しているので木を切ったら枯れてしまうという。ツチトリモチは森の小さな守り神だという。

木が倒され、陽が差し込みこの子らは消えていく。神社の森の植物は一つ残らず描き留めて大学に提出するという。

竹雄は国の旗振りの神社の合祀令なのに平気かといい勝手に大学に押しかけ通わせてくださいと言って、今度は自分で出ていきますっていうのかと、東大相手に我がままが過ぎると、いつまでたっても子供っぽいが金色の道を貫くため、小さい神さんが消えゆく様子を見過ごすより手を差し伸べる万太郎が良いという。

峰屋の若旦那は駄目若だったが、いつでも強さはと優しさは本気ですごいから愛したという竹雄。

ここにあるすべてが証だという竹雄。



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まとめ

今回は、牧野富太郎博士が発見したツチトリモチについて、その由来と意味に迫ってきました。

らんまん第24週の週タイトル「ツチトリモチ」のあらすじ・概要も併せてお知らせしました。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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