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コオロギランの花言葉は?牧野博士が横倉山で発見らんまんあらすじ

牧野記念庭園内の牧野富太郎のパネル大泉学園
牧野記念庭園内の牧野富太郎のパネル
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ぼぶたろう
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NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」第16週タイトルになっている「コオロギラン」について調べました。

コオロギランは、ラン科コオロギラン属の植物で、学名はStigmatodactylus sikokianus Maxim. ex Makinoです。

牧野富太郎博士が明治22年(1889年)に高知県横倉山で休憩の食事中に足元を見た際に発見した植物です。

日本の本州、四国、九州、伊豆諸島や中国、台湾で自生する多年草で、スギ林や常緑広葉樹林に自生しています。


開花時期は、8月~9月に花を咲かせます。

コオロギラン自体が絶滅危惧Ⅱ類(VU)になっており、流通していないためか、花言葉はありません。


今回は、コオロギランについて、名前の由来や、NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」第16週の週タイトルにもなりましたので、そのあらすじとして概要を紹介します。

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コオロギランの概要と特徴

コオロギラン
学名:Stigmatodactylus sikokianus Maxim. ex Makino
和名:コオロギラン 蟋蟀蘭
科名 / 属名:ラン科 / コオロギラン属

コオロギラン(学名: Stigmatodactylus sikokianus Maxim. ex Makino)は、ラン科コオロギラン属に属する多年草で、日本の本州、四国、九州に分布しています。以下は、コオロギランの概要と特徴です。

外見:コオロギランは小さな花を多数つけるラン科の植物であり、葉は単葉で丸く、一部はアサガオの葉っぱのような形になるものもあるという特徴があります。

生息地:コオロギランは、ほとんどの自生地がスギ林で、降り積もったスギの落ち葉の中に自生しており、紀伊半島から四国・九州にかけて点々と産地があるものの、いずれも生育数は少なく、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。

特徴:コオロギランは、地下に小さな球根があり、そこから枝をだします。 落ち葉の隙間から生えています。花期の高さは5~10cmで、草丈の大半は落ち葉の中にあるためみるこができません。コオロギランの葉は卵型であり、上部に一枚つき、長さは3~5mm程度です。また、茎の上部に2~3個の花をつけます。

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コオロギランの分類や生息地と名前の由来

コオロギランは、ラン科コオロギラン属(学名: Stigmatodactylus sikokianus Maxim. ex Makino)に属する多年草です。種小名 sikokianus は、牧野博士が四国の高知県横倉山で発見したことで付けられました。

コオロギランの生息地は、日本の本州、四国、九州です。

コオロギランの名前の由来は花弁の色と形からきており、コオロギが羽根を広げた時の姿から名付けられました。

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日本の植物分類学者の父:牧野富太郎博士とは?

コウロギランは、牧野富太郎博士が明治22年(1889年)に高知県横倉山で休憩の食事中に足元を見た際に発見した植物です。

ロシアのマキシモビッチ博士から明治22年(1889年)2月22日付でとどいた手紙には、新種であり学名をつける旨、記載されていました。しかし、マキシモビッチ博士は亡くなってしまいます。

和名のコウロギランは、牧野富太郎博士が花の形がコウロギの羽のように見えることから名付けられました。

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コウロギランに限らず、牧野富太郎博士は、当時日本に生息する植物を徹底的に研究し、多くの新種の植物を発見しました。

また、その研究成果をまとめた『新日本植物図鑑』は、日本の植物学に大きな貢献をした書籍として知られています。

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牧野富太郎博士については【槙野万太郎のモデル牧野富太郎博士の父母や妻や子供と経歴は?】をご覧ください。

また、東京で牧野富太郎博士の自宅を「我が植物園」と称して植物を植えましたが、その跡地に練馬区立牧野記念庭園があります。

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練馬区立牧野記念庭園については
朝ドラ「らんまん」牧野富太郎博士の終焉の地!練馬区の牧野記念庭園
をご覧ください。

牧野富太郎博士の植物学を深堀りしたい方は↓をどうぞ

らんまん第16週コウロギランのあらすじ・概要を振り返る

田邊(要潤)が発表の準備をしていたトガクシソウを、留学中の伊藤孝光(落合モトキ)が、突如イギリスの雑誌に発表。田邊の名を冠した学名は幻となる。新種の発表は一刻を争うもので、一手負ければそれで終わり。それが学者の世界なのだと徳永(田中哲司)は言うが、藤丸(前原瑞樹)は、そこまでして新種発表や名付けを競うことに耐えられないと、教室を出て行ってしまう。万太郎(神木隆之介)は藤丸の言葉が心に深く刺さり…

Yahoo!テレビ番組表より引用
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万太郎と大窪は、ヤマトグサを植物学雑誌に新種発表しました。これは日本人が初めて日本の雑誌に学名を発表したという史上初の快挙となりました。

万太郎は日本植物志譜第1集を刊行、植物学者として認められるようになりました。

田邊教授の戸隠草はケンブリッジ大学に留学した伊藤孝光がトガクシソウをRANZANIA T.Itoとして新種発表により、田邊の名を冠した学名は発表できなくなりました。

植物学教室で藤丸が日本人の論文が載っているみたいとJOURANL OF BOTANYの雑誌をもってくる。

中をひらいてみると、戸隠草の絵が。。

波多野がトガクシソウが載っているのををみてガッカリする。

徳永助教授と大窪がやってきて、大窪はやられたという。

藤丸は戸隠草を発表したくてわざわざケンブリッジ大学留学したのかというと、波多野は日本での発表だと何かと障るかじゃないからという。

波多野は、万太郎が伊藤に声をかけたことをきかれると、戸隠草をこだわっているようだと伝える。

波多野は新属名の「RANZANIA T.Ito」はというと、大窪が旧幕府時代の本草学者 小野蘭山だという。

徳永助教授は、本草学の大家 蘭山の名を冠して伊藤が発表する。戸隠草は渡さない、伊藤家の執念だという。

万太郎は田邊教授はどうなるかというと、徳永助教授は、もう遅いと言う。

徳永助教授は、これが学者の世界だと言い、新種の発表は一刻を争うもので、どれだけ進めていようがどれだけ努力しようが、一手負ければそれで終わだといい、万太郎たちが先にヤマトグサを発表してくれたから良かったといい面目が保てるという。

万太郎は新種発見は運が良かったというが、波多野は運も大事だと思うよ、教授には運がなかったという。

藤丸は嫌だなといい、こういうのって、「仕方なかった」で済ませるのか、津軽まで採取旅行いって花咲くのをまって一生懸命やって、それが全部無駄に終わり、こんなに執念深い人たちが世界中にひしめいていて「運が悪かった」で済まされて、研究はそれに立ち向かう事と思うとやりきれないという。

花は花というが、世界の最前線だといい、争いはしたくないという。植物学の研究が無駄になるかもしれないという。心がもたないという。

徳永助教授は、一人一人が自分と戦う戦場なんだといい、他人がどれだけ成果をだそうが心を揺らさず自分の研究するしかなく、藤丸に論文を書き上げるようにいい書かなければ落第だと伝える。

教室を去る藤丸。

大窪は藤丸が精神が弱すぎるという。

波多野は、その通りで、藤丸は弱いと言い、だから変わらないとという。もう4年卒業したら学者として巣立つことになる。こんなことは、研究したらあることで慣れないといい、誰だって怖いに決まっていて、それでもやめたら、かけてきた時間まで否定することになるから、競い続ける方を選ぶ波多野。

ウサギと戯れる藤丸を遠くから見守る万太郎。

ウサギと戯れながら、万太郎が持ってきたシロツメクサや、牛鍋屋で丈之助と万太郎と波多野で植物学雑誌で盛り上がったことを思い出す藤丸。

田邊教授が家に帰る。門でまっている聡子。ここなら女中よりさきにお帰りなさいと言えるからという聡子。

疲れているかという聡子は、風邪の引きはじめといい、薬を用意しようとするいう。
田邊教授は、別のことを考えているといい、聡子はシダに似ているかもしれないという田邊教授。

聡子は「シダは花を咲かせず、種も作らない。」と子は産めるという。

田邊教授は得がたいといい、聡子の静けさを愛しているという。

お仕事で何かあったのかと聡子がきくと、田邊教授言っても分からないだろうと言われる聡子。

素直に分からないとう聡子。


万太郎が家に帰ると、寿恵子が部屋のすみ横になっている。声をかけても反応がない寿恵子。

つわりで食欲のない寿恵子(浜辺美波)。何か食べさせたいと、万太郎(神木隆之介)が困っていると、そこへ藤丸(前原瑞樹)がやってくる。藤丸のすすめで揚げ芋を作ると、寿恵子は美味しく食べることができ、ひとまず安心。その後、丈之助(山脇辰哉)、ゆう(山谷花純)、福治(池田鉄洋)らも交えて井戸端で残りの揚げ芋を食べていると、突然、藤丸が、大学を辞めたいと言い出して…

Yahoo!テレビ番組表より引用
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寿恵子は妊娠3か月目に入っていました。

寝ても眠くって吐き気もする寿恵子。

長屋の住人ゆうが万太郎の為に食事を用意したというが、何も食べていない寿恵子に万太郎が何が食べたいのか聞くと、文太のかるやきを食べたいという寿恵子。

万太郎は、りんにかるやきの作り方を教えてもらおうと思うが、砂糖と水と忍術の白い粉をつかったなど的を得た回答をもらえず、牛久亭九兵衛師匠にもきこうとするが、その最中、藤丸がやってくる。

藤丸がつわりの義理のお姉さんのために、薄切りにしたジャガイモの揚げ物を作ったことがあり、それを寿恵子のためにつくる。

丈之助もやってみて、味見をするが、牛鍋が大関なら、揚げたイモは関脇だという。

芋の揚げ物を口にした寿恵子は、食べることができ、美味しいという。

万太郎は藤丸にお礼を言い、藤丸はできることは一つくらいあって良かったという。万太郎は、藤丸は誰よりも優しいという。

ゆうらと長屋のみんなで円卓を囲む万太郎と藤丸。ゆうがつわりのとき、豆腐がばかり食べていたというと福治はゆうに子供がいたことを初めて知る。

藤丸は、決めたことがあって長屋にきたといい、大学を辞めようと思うとやってきた。

論文が進まず前から考えていて、最初から研究をしたかったわけでなく、学者だんて、藤丸自身がいちばんそんなんじゃないと分かっているという。

丈之助は落第すればよいというが、小説を書こうとしていて、待たせている女がいて、根津の遊郭の大八番楼(おおやわたろう)に3年通って、尾張の賀茂郡からきて体が弱く見請けする約束をしたという。

藤丸は大学自体いきたくなく、戦場になっているから行きたくないという藤丸。

波多野は一生研究に捧げると決めている、大窪も万太郎と研究して明らかに変わり、何もなく下級生にも示しがつかず、いないほうがみんなの為だという藤丸。

ゆうがそれを聞いた大嫌いといい、いなくなった理由を書き集めても救われなくて、辛いままで忘れられず無駄で、ゆうが離縁されたとき話をし、裕福な商家であの子は跡取り、大事に育ててもらえ、旦那には次の人がいたから新しいお母さんもいて、ゆうが引き取っても女手一つで大変だし、子供を置いてきた理由が300個位あったがいまでも痛いままだという。

ゆうは、藤丸に腹をくくってとどまっても辛い、逃げても痛い、どっちにしても引き受け、理由をかき集めているなら絶対に後悔するという。

それを聞いた藤丸はどうしたら良いんだといい、辞めたら勘当され親を失い、行き詰っている藤丸、植物学教室では息の仕方もしらず窒息し万太郎に助けを求める。

植物をめぐる競い合いに苦しんでいた藤丸(前原瑞樹)に、万太郎(神木隆之介)は、大学を辞めるのではなく、少し休んで、自分に合ったやり方を探してみてはどうかと伝える。胸のつかえが取れた藤丸は、田邊(要潤)に休学する旨を伝え、万太郎の植物採集や図譜の刊行の手伝いを始める。そして、ヤマザクラの画が載った『日本植物志図譜 第二集』が完成する。

Yahoo!テレビ番組表より引用
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万太郎は、謝り、藤丸の辛さが知らなかったと言い、草花と同じで、同じ人は一人としておらず、藤丸は人の痛みが分かる人間だという。

続けて、万太郎は、競い合いは性に合わず、息が吸えないのは特性で、競い合が発生せず、誰もいない所を探せばよく、弱さを知ったら強みになるという。

離れるの同じだけど、逃げると探すのはちがうと、ゆうはいう。

藤丸は今は離れたいといい、特性だと理解する。

万太郎は藤丸の言葉にささり、名付け親と同じになりたい。

藤丸は、万太郎を観察させてほしいとお願いをする。

後日、藤丸は植物採集旅行と行くと田邊教授に報告し休学することを伝える。

植物採集をしている万太郎を観察しようというと、くだらんと田邊教授は言う。

その後、万太郎が郵便物を届けるために田邊教授の部屋にはいる。

机には日本植物志図譜がおいてあり、呼んで見事な出来だと田邊教授はいう。

植物学会を自らこじ開けて、学者として名を挙げたという。

田邊教授は、私に頼ることが嫌なのかと、戸隠草のことが愉快かと嫌味を言われる。

そして、田邊教授は、万太郎が私の物にはならないという。そして、望み通り、一学者として万太郎をみとめるという。

寿恵子は妊娠7か月目で、日本植物志図譜の第二集を発刊を藤丸とともに、制作しており、そこにはヤマザクラが印刷されている。

寿恵子は、天井に吊るされている印刷物をみて、「絶景かな 絶景かな。春の眺めは値千金とは小せえ小せえ この五右衛門には 値万両」と歌舞伎の「桜門五三桐」の石川五右衛門のセリフを言い、小さい頃みえ叔母さんと花見にいくといつも言っていたという。

万太郎も五右衛門が桜を見渡しているかと、真似て「絶景かな」のセリフいう。

寿恵子のお腹の中の赤子も動き、3人で花見に行けると言い、万太郎が日本植物志図譜の第三集のために植物採集旅行に行っても大丈夫だという。

万太郎は、何かあったら、みえ叔母さんを頼るよう伝える。

寿恵子はみえ叔母さんに幸せですと言いに行かなきゃというと、万太郎が寿恵子の頬にくちづけをする。

日本植物志図譜の第二集ができ、植物学教室のみんなで、日本植物志図譜をみる。

徳永助教授は、仮名な漢数字しかないので、外国の人が見る時、不便だから、気を付けるようにと注意する。

万太郎が教室を去ろうとすろと、波多野が話しかけ、大窪が助教授に卒業し助手になることを伝え、藤丸の事をよろしくという。

万太郎は、波多野に卒業をお祝いし、植物採集旅行から帰ってきたら、波多野と藤丸と万太郎で牛鍋屋へ行くことを約束する。

浜辺美波氏
浜辺美波氏

「絶景かな 絶景かな」とここで歌舞伎かとおもいました。

長田育江氏
長田育江氏

くちづけをするシーン、台本には「・・・(口づける)」と書いただけで、神木さんと浜辺さんがアドリブのように今生まれた衝動に任せて演技したと聞きました。

松坂慶子氏
松坂慶子氏

口づけシーンは幸せそうでしたね。なによりです。

寿恵子(浜辺美波)に見送られ、万太郎(神木隆之介)と藤丸(前原瑞樹)は、植物採集の旅へと出かける。その頃、ヤマザクラの画が載った『日本植物志図譜 第二集』が、野田(田辺誠一)や里中(いとうせいこう)、そして、田邊(要潤)の元に届く。田邊は、画工の野宮(亀田佳明)に万太郎のような植物画を描くよう命じる。途方に暮れる野宮は波多野(前原滉)に顕微鏡での観察法を教えてほしいと相談し…

Yahoo!テレビ番組表より引用
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植物採集とタキの墓参りに旅立つ朝、寿恵子に体にきをつけるようにと見送られる万太郎。

寿恵子は草花に会いに行くのが仕事で、これからも日本中いかなければならないと、お母ちゃんとの楽しいお留守番だといい、空を見上げ「絶景かな、絶景かな」という。

博物館で、里中先生と野田先生が植物学界を揺るがした「日本植物志図譜 第二集」をみる。

野田先生は、分類学上で必要となる部分を分解して、その種の全体像を十分に表しており、里中先生は芽吹いたときから満開まで生きる時間を明瞭に描いているとして素晴らしいという。

野田先生は、物でなく万太郎は植物をいう生き物を描いているといい、博物学の学者たちにも見せたいといい、里中先生はここまで描けるようになったのかと感動する。

野田先生は寝ていないと駄目だといい、桜が目に染みるという。

野宮が田邊教授の部屋に入る、論文の添付図の絵をみせると、田邊教授はよくできた絵画だと言うが、誉め言葉ではないといい、万太郎の植物画を我々は見て、少なくても植物学に携わる全員がこれを見て今後の水準となるという。

野宮が万太郎の植物図は画家の物ではく全ての部分を解剖し、精緻に観察し脳内で精密に組み上げ石版の上で再現しており学者の目で描かれたものですというと、田邊教授は万太郎の植物画のように描けと命令し今後求めるのはこの域の植物画を描ける人間だという、できなければ仕事は終わりで福井に帰れという。

野宮は父は動けず、子供もこちらの学校にというと、田邊教授は、お前の事情だろといい、私は仕事の話をしているのだという。

波多野が藤丸がいなくなり寂しそうにウサギに餌をあげる。そんな波多野に野宮が顕微鏡で植物を観察する方法教えて欲しいとやってくる。

野宮は、顕微鏡で何を見ているのかというと、波多野は見えないってことをみているといい、みえないものがあるとその先にもっとみえないものがあるはずだってことが気になってくるという。

花粉がめしべにつく受粉など、受粉してから植物の中で何がおこってるのかまだ分かっていない事だらけでこの目でみたく、命をつかさどる仕組みについて肉眼でみえない物を一生をかけて顕微鏡でみているという波多野。

野宮は、一生かけても惜しくはないといい、この世にはおとぎ話がいくつもあるが「かぐや姫」の宝や不老不死の薬より、私は命を源を見られる方が良く、その源をいつか描いてみたいという。

植物の見る目を教える代わりに、植物の奥の奥まで正確に写した植物画を描いて僕の手になってほしいと波多野は野宮にお願いする。写真でも写せないし、肉眼にもみえないものは万太郎にも描けないという。

今はできないが、いつかいっしょにだどりついてくれるなら、力を貸してほしと野宮にお願いをする波多野。手をにぎる。

波多野は良い日だといって、さっきまで、寂しかったという波多野。野宮もそうだったという。



万太郎がさって3週間、暦は8月。

十徳長屋でりんとえいと寿恵子が洗濯をする。

お盆だからしかたないけど、身重の寿恵子をおいていくなんてと言うりんに、9月にはもどるという寿恵子

お盆に向こうをでると9月頃になるだろうと言い、今回の植物採集は、沖ノ島から横倉まで回り、図譜の3冊目にはもっと珍しい植物をとりあげ、ゆうから教えてもらったヒルムシロもいろいろな地域にたくさん種類がありそれらを比べながら載せたいと万太郎が言ったことをつたえる。

寿恵子はお腹の子が9か月目というと、びっくりするえいとりん。

えいは冗談でなく早くうまれることがあり、健作が9か月で生まれたことを伝える。

りんは、万太郎に今すぐ帰ってこいと伝えるにはどうしたらよいのだろうかというと、寿恵子は「自分は草花の精だからその辺の草花につたえもらえばいい」といってたことをつたえる。

りんは、笑顔でそうなのといい、ユウガオの花「ちょいと万太郎さん?せめておもんが終わったらまっすぐかえってきなさいよ!分ったかい?このボケおたんこなす、
すっとこどっこいめ~、これ!」とはなしかけると、かのと健作にお花に悪口は良くないと止められる。

りんは、本当に何かあったら頼るようにという。

寿恵子の所に、とてつもない量の標本が自宅にとどく、標本の乾燥のさせ方としてきれいに押し直す吸い取り紙を毎日取り替える・・と思い出しながら、作業をする。

吸い取り紙のことを思い出したら、標本が崩れてしまうが、その間から、寿恵子宛の手紙がでてくる。

寿恵子(波辺美波)は、万太郎(神木隆之介)から送られてくる植物標本を乾燥させる作業や、イチ(鶴田真由)から預かった内職をしながら、万太郎の帰りをお腹の子と待っていた。季節は秋に―。ついに寿恵子は、えい(成海璃子)、りん(安藤玉恵)らの協力の元、無事に女の子を出産。帰ってきた万太郎も生まれたてのわが子と対面を果たす。この子の人生にありとあらゆる草花が咲き誇るようにと名付けた名前は…

Yahoo!テレビ番組表より引用
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手紙は万太郎から寿恵子宛で、寿恵子の体を気遣い、藤丸と草花の中にいるが、寿恵子と生まれてくる子のことを思い浮かべ、生まれてくる子供にも良い名前を付けたいと文面が記されていた。

万太郎が考えた名前は、最初は「スミレ」で日当たりのよい野道が好きで、紫色が可憐だから、この名前をつけたらひなたが大好きなみんなに愛される子になるという。

「ナズナ」も良く、秋に芽生えて寒い冬にも緑の葉をつけて越冬し、しゃらしゃらかわいい上にたくましく、春の七草として人の暮らしにも寄り添ってきた子だという。

ユキノシタの「ユキ」は、美しいはと白い花。だけど、学名はサキシフラガ・ストロニフェラという「石を割る」という意味がつけれらており、清楚で想いの強い子になりそうだという。

気合が入る寿恵子。

火鉢を質入れにやってきた寿恵子。火鉢は冬まで預け、布団もあとでいれるという。

質屋の中尾は身重の寿恵子を思い無理をするなといい、言ってくれたら取りに行くという。

もうちょっと、ちょうだいという寿恵子に、中尾はお茶とかりんとうを出してあげる。

かりんとうをあげると、お腹の中の子も喜んでいるという寿恵子。

大畑印刷所の大畑イチと佳代が十徳長屋にきて、佳代が長屋を見てびっくりする。

イチが寿恵子に印刷物を貼る所まで引き受けると割増しになる内職を紹介する。

喜ぶ寿恵子。佳代は石版印刷機が邪魔で、美しい洋装が似合う天女さまなのにという。

寿恵子は洋装は質屋に預けてしまったという。驚く佳代、許すまじ槙野万太郎といい鼻息で万太郎からの手紙がズレる。

寿恵子は、万太郎い手紙を書き、植物学者の妻になると決めて、一緒になったので寂しさも覚悟していたが、覚悟なんてちっともできていなく、心細く、手紙嬉しいです。と記す。

長屋の小春といっしょに内職をする寿恵子。小春は赤ちゃんはどんなふうといきかれると、寿恵子は、不思議で自分の体なのに自分じゃない別の命がね、今ここにいるよ~ここにいきているんだよ~って叫んでいて、この子が毎日強くなるのが分かるという。

小春は私だったら、母と切り離されて自分の人生が始まってしまうから生まれたくないなという。

寿恵子は、この子には楽しいことがこれから待っているという。

小春は捨てられたくなかった、お母さんは出て行ってしまい「子はかすがい」になれなかった、お母さんこんな風にすきでいてくれたのかなと言う。

ことばにつまる寿恵子。小春の肩を触り身を寄せて、小春の母の事情は分からないが、子供を授かって十月十日一緒に生きていき、なまはんかなことではないといい、とにかく無事で生まれてってそれだけをねがっているという。

小春の母もそう願っていて、さらに小春いたからこそ、福治が生きられた寿恵子は言う。小春はそうだといいなとすすり泣く。

万太郎と寿恵子の手紙のやり取りがつづき、

寿恵子が男の子だたらどうするのですかと書くと万太郎は「イカリ」はどうだろうかと。怒るのイカリでなく、イカリソウの「イカリ」。花の形が船のいかりに似ているからこの名になったいう。その子は嵐の中でも船をつなぎ止めるように人の心もつないでいく子になる。

「シノブ」このシダは乾いた岩場や太い木に着生するが雨が降らなくてもかれることもないシダで次から次へと新しい葉を出して水きれにも耐え忍ぶ、きっと 例え辛いことがあっても負けないでどんどん次の手に打って出る力強い子になるだろう。

「スギナ」、「リンドウ」「レンゲ」、「ムラサキ」「キキョウ」「ハコベ」、寿恵ちゃん、あかちゃん早くふたりに会いたいと記す。

長屋に飾られているススキをみて、お月見かという寿恵子に陣痛がはじまる。

長屋に帰ってきた倉木が近寄って、助けを求め、長屋住人総出で、寿恵子の出産にむけて準備をする。

いたみをこらえながら、ありがたさに涙をながす寿恵子。痛みに耐えている中、万太郎が採集旅行から帰ってくる。

扉ごしに、万太郎が寿恵子に声を掛ける。万太郎が寿恵子が頑張れと祈っていると産声が聞こえてきた。

部屋に入ろうとする万太郎に、りんが制止をして、泥だらけの人はまずは洗ってと言われる。

後日、あかちゃんの手が双葉みたいだと言い、改めて寿恵子によく頑張ったとう万太郎。

寿恵子はみんながそばにいてくれたからという。

万太郎が赤ちゃんのためてとってきたと言い、小さい蘭をとりだし、珍しくてきっと新種で生きる力が詰まっているという。

寿恵子は、素敵な名前を送ってくれたけど、この子の名前はと聞くと、万太郎は全ては愛おしく、一つに決められないという。

この子の人生にありとあらゆる草花が咲き誇るようにと園子という万太郎。

寿恵子は、園ちゃん、いい名前と言う。



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まとめ

今回は、牧野富太郎が高知県横倉山で発見した「コウロギラン」を紹介しました。

らんまん第16週の週タイトル「コウロギラン」のあらすじ・概要も併せてお知らせしました。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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